ベビーカーの寿命と耐久性について

疑問

ベビーカーの耐久性はどれぐらいなのか?どれぐらいの期間使えるのか?なんてことを考えて購入する方は非常に少ないと思います。

例えば、第三子までの計画がある方であれば大事に利用して最後の子供まで使おうと考えているはずです。 ほとんどの方がこのように考えても不思議はありません。

事実、ベビー用品に携わる私自身も2つ歳の違う子供に1台のベビーカーを何も考えず約5年間フル活用しましたから・・・

まさかたった数年の利用で安全性に問題が発生するとは誰も考えていないハズです。

しかしながら世の中には未来永劫、メンテナンスフリーで使える工業製品など存在しません。

ベビーカーは安全性と利便性を最優先した乗り物です。

簡単に壊れることはありませんが、注意しなければならないことはあります。

寿命というキーワードからベビーカーの耐久年数と危険回避の注意点をお話いたします。



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メーカー・業界団体の意見を見てみよう

「ベビーカー安全協議会」(前ベビーカー連絡協議会)という団体があります。

http://www.ikuji-tokyo.or.jp/babycar/contents/aboutus.html

この会議は国内のメーカーが多数参加し「ベビーカーの安全を確保すること」を目的に設立されました。

http://www.combi.co.jp/safetyinfo/pdf/stroller_age.pdf

具体的に分かりやすくベビーカーの強度の低下箇所・寿命について解説してあります。
このページで読み解けるベビーカーの寿命は約3年です。

>新規購入時から使用対象月齢期間まで

とあります。

つまり、通常のベビーカーであれば

使用期間 生後1カ月→36カ月まで

対象年齢 1カ月~36カ月頃

とメーカーオフィシャルサイトに記載されていれば約3年と読み取れます。

ほとんどのベビーカーの対象月齢がこの範囲で収まっていますので
約3年の解釈で間違いないでしょう。

しかしながら

>寿命はメーカーや機種に加えて使用状況や保管状態により異なりますが・・・

とありますのであくまでも目安として参考にしてくださいという内容でしょう。

本当に寿命は3年ぐらいなのか?

メーカー側としては安全に利用していただきたいという観点からひとつの基準として3年という期間を提示されているのだと思います。

ベビーカーには自動車でいうところの車検制度はありません。そして定期点検をして安全に気を配って利用しようというユーザーさんは皆無だというところが現状です。
大切なわが子を託す重要なツールであるにもかかわらず、邪険に扱うのはちょっと危険な気がします。

しかしながら商品の性質上、安全第一をモットーにしている製品であり、しかも国内・海外のベビー用品の一流メーカーが作り上げた製品がそう簡単に壊れるわけはありません。

ただし工業製品である以上、本体が壊れるというよりも劣化する部品があるのは事実です。

一人のお子様に約3年利用したらそこでお役目は終わり・・・3年の利用であれば部品の交換はほぼ必要ない。
これが実際のベビーカーの使われ方なのです。

劣化部品を交換するという考え方はベビーカーユーザーさんにはほとんどありません。

現在販売されている優秀なベビーカーは部品を交換すればそれなりの期間、利用できると考えております。
ただし、部品の交換をメーカーに依頼すると高額な費用が発生しますので、 いっそうのこと新しいモデルを購入したほうがよいということになってしまいます。

もし、第二子・第三子と利用をお考えのかた、または、友人・知人から譲り受けるという方でしたら 以下の点に特にご注意ください。

ベビーカー寿命の具体的事例

タイヤのすり減り・劣化

まずはタイヤ回りをしっかりと確認してください。
パッと見ではわかりませんが、じっくりとご覧いただくと経年使用のベビーカーのタイヤは ほとんどが擦り減っています。

明らかに擦り減りが分かるようであればかなり危険な状態です。
長期間使いこんでいる、もしくはかなり酷使しています。

ベビーカーは特に後輪の外側タイヤがすり減る傾向にあります。
重心が後ろにあることが主な理由ですが、後輪を軸に方向変換することが多く、そのためにかかる負荷も大きな要因となっているでしょう。

また、それに加えてベビーカーハンドル部分に重たい食材などの買い物品をぶら下げる光景をよく目にしますが、余計に負荷がかかるのは容易に想像のつくところです。
当たり前ですが、メーカー側はこのような重たい荷物をベビーカーにぶら下げることなど推奨することはありません。 タイヤどころかフレームにも負荷がかかり、とても危険な状態となります。
また、重心が完全に後ろにかかるため、持ち手を放した瞬間、子供ごと後ろにひっくり返る危険もありますので念のため。

安全・安心・キレイにご利用になるためにもこのようなことは絶対お止め頂きたいと個人的には思っております。

通常のベビーカーであればタイヤは前後輪ともに大きさ(直径)は同じです。
前輪はすり減りにくいので、前輪と後輪を見比べてみればわかりやすいです。形が違う場合はもしくは、直径の大きさが明らかに異なる場合はすり減っていることになります。

見過ごされがちなタイヤですが、ベビーカーにとって一番重要な部品であることは間違いありません。
どんな優秀なベビーカーであっても消耗部品である以上、必ず擦り減ります。新品時に比べて不安定になるのはもちろん 材質の劣化からくるタイヤの外れなどよる思わぬ事故に遭遇する可能性もあります。

フレームへの負荷

ベビーカーのフレームは一般的に軽量アルミニウム合金・鉄鋼素材で作られており、通常使用の範囲内であれば フレームが曲がったり折れたりということはあり得ません。

名の通ったブランド品であれば、揺れやねじれを吸収するような構造となっており、経年使用によるフレーム自体の劣化ということはあまり考えにくいと思われます。
その点、フレーム自体に関して言えば上記で申し上げたような「ベビーカー寿命3年説」は当てはまらないと考えております。

ただし、近年のベビーカーは折りたたみ機能の充実、利便性重視の高機能化、軽量化など、剛性とは相反する方向へと進んでいるのは事実です。
この部分も現代の技術水準、管理体制から見ればフレームの寿命や強度、そしてベビーカー自体のクオリティに影響を与える部分ではありませんが、念のために確認いただきたい部分があります。
それは複雑化した接合部分です。フレームとタイヤの接合部、折りたたむ際のヒンジ部分、そして、機能切り替えによって動く箇所(対面ハンドル切り替え・4キャス機能部分など)まめに確認したほうがよいでしょう。

一例として対面ハンドルがうまく切り替わらないユーズドの個体はよく見受けられます。
このような箇所は危険に直結する部分ではありませんので あまり気になさらないユーザーさんが多いようですが、気持ちよく快適に使うためにも要チェックです。

シートのヘタリ

シート自体はベビーカーの性能を左右するものではありませんが内部のスポンジや綿などがへたってきているということはそれなりに利用してきた証拠です。一つの目安としてご覧になるのも間違いではありません。

ベビーカーは赤ちゃんの仕事場です。何かを食べたときにこぼすのも仕事、いっぱい汗をかくのも健康な赤ちゃんの グッドな仕事なのです。しかしながら、それによって生じる雑菌の繁殖などによる健康被害はベビーカー自体のクオリティや耐久性云々以前の問題です。常に清潔な環境を提供して赤ちゃんの仕事をバックアップしてください。

ベビーカーの寿命が延びるひとつの大事な要因ですから・・・

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