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2017年下半期から2018年にかけての人気ベビーカーをランキング形式にてお届けいたします。いつものように複数の販売店さんからお聞きしたデータをもとに人気の順位を出してみました。
ベビーカーはモデルサイクルが早く、順位の変動は当たり前のように目まぐるしく変わります。2017年は中盤から新機種が複数登場したことで前回の順位から少し内容が異なってきました。前回のランクも併せてご覧いただければ幸いです。
ここでお届けする最新の内容は2018年中盤まではあまり変わらないかと思います。
やはり強いのは・・・あのモデル。
それでは発表します。
photo credit: Eric.Parker DSC04688_epgs via photopin (license)
目次
1位 コンビ スゴカル4キャス
この記事を書いている12月末時点で一番売れているのはこのスゴカルでほぼ間違いありません。複数のベビー用品ネット販売店や有力実店舗など、どこで聞いても同じ答えが返ってきます。
なぜ一番人気なのか?順番のお話します・・と。
1.オート4輪搭載の軽量モデルであること
⇒ 現在のベビーカーのトレンドはまさにコレ。軽量なのに上級モデルにしか搭載されていなかったオート4輪が装備されているモデルはスゴカルに限らずダントツの人気があります。
2.最新モデルであること
⇒ ベビーカーは最新モデルが確実に売れます。12月末時点で軽量A型両対面+オート4輪搭載モデルではスゴカルが一番新しいモデル。
3.コンビ製品であること
⇒ コンビブランドは絶大です。コンビというだけで購入していく方は結構いらっしゃいます。安全面を考慮に入れると、お子様が利用する製品だけに長年培ってきた実績はやはり大きな信頼へとつながっています。
4.メディアの露出度が高いこと
⇒ 新製品はメーカー側のアピールが盛んです。育児雑誌はじめ各種媒体で見かけることが非常に多いので製品特性を理解する機会が多いのはやはり強いです。
5.最前列に!
⇒ 前途の内容に近いのですが、有力メーカーの新製品はベビー用品量販店の一番目立つ位置にディスプレイされています。新製品だからという理由もありますが、店舗側も確実に売れる製品を最前列に置きたいのは当たり前のことです。
と、ここまでいろいろと申し上げてきましたが、スゴカルの特徴を全く説明してきませんでした。ちょっと軽くだけお話ししますと・・・
軽量でオート4輪搭載はとにかく売れる傾向にありますが、その中でも完成度が高く、現時点でベビーカーに求められている機能・装備はほぼすべて網羅されているという点はやはり強いです。
このカテゴリーで私が選ぶとすれば・・・やはり「スゴカル」かな!?
⇒ スゴカル4キャス compact(yahooショッピング)
2位 アップリカ ラクーナAD
ラクーナは1位にしたスゴカルと同じ新生児期から利用可能なA型両対面の軽量モデル。このカテゴリーでは累計で一番売れているモデルであると推察できます。理由はこのカテゴリーで一番初めに発売されたモデルであるため。2013年末に発売され、幾多の改良を重ねて現在に至っております。ライバルであるピジョンランフィは2015年1月末の発売、メチャカルハンディオート4キャス(現行モデル:スゴカル)は2015年6月の発売で、それらより1年以上前から売られているラクーナはこのカテゴリーのパイオニア的存在。
ほどよい大きさにオート4輪が搭載されたA型両対面ベビーカーのお手本のようなモデル。
ラクーナシリーズにはいくつかのモデルが存在しますが(以下記載あり)ラクーナAD(2016年9月発売)は一番スタンダードなモデルとなります。現在ではそれなりにお手頃価格になってきたこともあり、シリーズの中では一番売れているモデルです。
3位 ピジョン ランフィRA7
*2018年11月現在、本製品には新型モデルが発売になっております。
新型モデル ⇒ ランフィ RA8
ピジョンランフィRA7はコンビ スゴカル、アップリカ ラクーナと並ぶオート4輪が搭載された軽量+A型両対面モデルの代表格。
わずか5.4kgの車重にして現在A型ベビーカーに求められている機能がしっかりと詰まった実用性の高いモデルです。
ランフィは他メーカーのライバル機種とは一線を画すとある特徴が最大のセールスポイント。
それは16.5cm径のシングルタイヤの採用。クイックなハンドリングが可能でかつ、ロードノイズを拾いにくいシングルタイヤと路面の凹凸に柔軟に対応するクラス最大の大径タイヤの組み合わせは驚くほど高次元の走行性能を発揮します。
走行性能が高く、押しやすいベビーカーは乗り心地も当然よくなります。
4位 アップリカ ラクーナエアー
ラクーナエアーはオート4輪が搭載されたA型両対面タイプではダントツの軽量化に成功したモデル。わずか4.6kgの車重でありながら必要な装備はほぼ整った現代のニーズにマッチした売れ筋モデル。
幌は丸みを帯びたかわいいデザインで、そして明るいカラーを採用することでアクティブかつ若々しい雰囲気を醸し出しています。
5位 コンビ メチャカルハンディオート4キャス コンパクト
1位でご紹介しましたコンビ スゴカルの兄弟モデル。スゴカルが発売になったことにより実質型落ちとなりましたが、内容を見ると骨組みをはじめ、シート形状までほぼ一緒。
それでいて価格は安価なため、依然として人気はありコンビの主力モデルとして今も君臨し続けております。
やはりコンビのベビーカーはよくできている!と実感できる作りこみは安心感があります。
⇒ コンビ メチャカルハンディ オート4キャス compactの詳細と価格
⇒ メチャカル ハンディ オート4キャス compact (amazon)
6位 コンビ アンブレッタ4キャス
アンブレッタは2017年12月に発売されたばかりのコンビの最上級モデル。
アンブレッタの最大の特徴はやはり超大型幌「アンブレラシェード」の採用でしょう。あらゆる気候変化からデリケートな赤ちゃんを守る超大型幌は今まであったようで実はなかった斬新なアイデア。
実用性だけではなく、デザイン性にも優れたアンブレラシェードはアンブレッタの個性的で美しいデザインの中心的な役割を果たしています。
こんな綺麗なベビーカー、今まであったでしょうか?うっとりと見とれてしまうほど優雅で可憐ないでたちはもはやベビーカーの枠を超えているといっても言い過ぎではありません。
コンビは長年の実績がある超老舗ブランドだけに作り込みも一級品。そのコンビの最上級モデルとなれば・・・もうおわかりですよね。
7位 アップリカ カルーンエアー
アップリカ カルーンエアーは新生児期から利用可能なA型で、しかも両対面機能を有したモデルの中では現時点で最軽量。
とにかく軽いです。持ち運びに違和感はありません。スペック的にはB型に匹敵するパッケージングは本当に魅力です。
8位 グレコ シティライトRアップ
シティライトRアップは世界のブランド、グレコの一番人気モデル。
A型両対面で小ぶりなパッケージングは日本の風土にピッタリとマッチした優良モデル。
価格もお手頃なことから、気軽に使えるのはうれしいところ。コスパの高い一台として長らく人気を維持しております。
9位 ピジョン パタン
パタンはA型にもB型にも利用できる中間的なベビーカー。
パタンの魅力は折り畳みにあります。
首都圏では公共交通機関の利用や街中での移動にはどうしてもベビーカーは折りたたまなければなりません。現代のベビーカーの多くはそれなりにコンパクトになるものの完ぺきに満足できるようなコンパクトさにならないのは仕方のないところだとあきらめていました。
そこで登場したのがピジョン パタン。
片手でスピーディーに折りたため、驚くほどコンパクトに。移動時は旅行カバンのように引いたり、肩からかけたりと、従来のA型ベビーカーでは考えられなかった持ち運びに長けたモデルとして瞬く間に人気モデルへと駆け上がりました。
アクティブなママさんには最適な一台です。
10位 コンビ メチャライト
メチャライトはコンビのスタンダードモデル。A型両対面と人気のスペックではありますが、オート4輪の搭載はありません。そのかわりコンパクトにできており、名前の通りメチャライトな車重は魅力。
お手頃な価格、B型として無理なく使えるパッケージングなど魅力は満載です。
取り回しもよく気軽に使えるベビーカーをお探しならばご一考を!
次点 ピジョン フィーノ
フィーノはピジョンのトップモデルにして6位にしたコンビ アンブレッタと同じA型両対面の最上級カテゴリーモデル。このカテゴリーではコンビ アンブレッタ4キャス、 アップリカ オプティア、 ピジョン フィーノ の3モデルがライバル関係にあります。
トップモデルといえばA型両対面はもちろんオート4輪も搭載されており、しかも走行性能や乗り心地など、ベビーカーに求められるどの箇所もエクセレントな高級モデルとして認知されています。
差別化の難しいベビーカーにおいてこのフィーノは他機種にはない特化した機能を有しております。それは、別格の走行性能を生み出す足回り。
18cm径の超大型タイヤを装備し、しかもこのタイプでは珍しいシングルタイヤを採用。路面との接地面が少ないシングルタイヤはロードノイズが少なくスイスイと進むのが特徴。また、クイックなハンドリングが可能なため、方向変換をはじめ取り回しが楽なのも他機種との差別化が明確になっています。
しかも大型の18cmタイヤは少々の段差をものともせず走り抜けますので路面を極度に気にすることなく利用できるのはありがたいことです。
そのタイヤを支えるサスペンションは驚くほど振動を軽減し、マイルドな乗り心地を実現します。それにプラスして床下にもサスペンションを搭載。足回りで取りこぼした振動をさらに吸収。走行時、とにかく振動がありません。
走行性能を向上させるとこれほど上質な製品に仕上がるものなのかと感心してしまうほどよくできています。
次点 アップリカ ラクーナコンフォート
ラクーナコンフォートはラクーナシリーズ(ラクーナAD、ラクーナエアー)のトップモデル。他ラクーナと比べてホイールベースが長く、幅広のシートが特徴。
ラクーナと名前はついていますが、実際に見ると標準タイプのラクーナADとは別物の高級感ある様相が印象的です。
アップリカの最上級モデル オプティア と ラクーナAD の中間モデルといった感じでしょうか。
ランキングの傾向とまとめ
A型ベビーカーに求められている最優先事項は長らく「軽さ」だったのですが、もはやそれは過去のトレンドになりそうです。もちろんこのランキングにも軽いモデルはいくつかあるものの、それよりも「総合的なバランス」を求めている傾向になりつつあるように感じます。
オート4輪搭載の中軽量タイプが一番需要のあるモデル群であることは2017年上半期から変わりはありませんが、優秀な最上級タイプのモデルチェンジも相次いだことも影響してか、あまり出荷本数の多くない同タイプのモデルにも消費者の目が集まっており、一概に軽さだけではないのはなんとなく想像できます。
このランキング内容はそれなりに自信のあるものです。あとはあなたがどのように判断するかだけです。
どれをチョイスしても後悔はないかと思います。
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