ベビーカーの機種選定において重要視するひとつに各メーカーが出すモデル別のパンフレットやネット上にあるセールスページの内容が挙げられます。
消費者がよりインパクトのある内容の製品を選びたくなるのはベビーカーに限ったことではありません。
セールスページはその製品に対するメーカーが一番訴えかけたいことが上から順番に記載されており、魅力的かつキャッチーなコピーを駆使して購買意欲を掻き立てようとする大切なプレゼンテーションの場。
そこで、各メーカーが出す2018年7月現在の最新モデルの中から一番人気カテゴリーである「軽量A型両対面式+オート4輪搭載モデル」に絞ってインパクトのあるフレーズが光る魅力的なベビーカーを厳選してお届けいたします。
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キャッチーなコピーが光る人気ベビーカー4選
コンビ ホワイトレーベル スゴカル4キャス compact エッグショック HH
基本スペック:A型両対面+オート4輪
重量:5.0kg
対象月齢:生後1ヶ月~36ケ月頃まで
シート高:55cm
サイズ:開)W487×D770~950×H870~1070mm(閉)W487×D450~480×H860~1010mm
注目装備:持ちカルグリップ、ハンドルアジャスター、超・衝撃吸収素材エッグショック
オート4キャス最軽量
軽さが変わると、世界が変わる
オート4キャス(オート4輪)は現在のA型両対面ベビーカーにおいてはほぼ必須ともいえる機能。オート4輪を搭載すると重量が増すのは今までの常識でしたが、スゴカル4キャスはわずか5.0kgという超軽量にまとめています。
上の画像をご覧のとおり、とにかく「軽さ」を全面に押し出した内容がトップを踊ります。
スゴカル4キャスと同時に発売された姉妹モデル、スゴカル4キャス Light はクラス最軽量のわずか4.6kg。画像にあるモデルはハンドル角度調整機能が装備されているにもかかわらずこの軽さというのがちょっとわかりずらいですが・・・いずれにしてもとっても軽いベビーカーだということをご認識ください。
A型ベビーカーでオート4輪が搭載されている軽量に部類するモデルはスゴカルを除き、基本的にハンドル調整機能は装備されていません。
「オート4キャス搭載でこの軽さ」がウリのスゴカルですが、実は軽さだけを追求すれば前出の スゴカル4キャス Light や アップリカ ラクーナエアーAB などがあり、若干、魅力に欠けるような気がするのは否めません。
しかしながら、スゴカルの魅力は単なる「軽さ」だけではないのです。
ベビーカーは軽さのみを追求していくと華奢になったり陳腐化していくのが今まで流れでしたがスゴカルの場合、軽量化最優先のための「削った」感じが全く感じないのです。
豪華で充実した機能をしっかり有しながら軽量化に成功したモデルといっても過言ではないでしょう。
コンビらしい使い手にやさしいきめ細やかな装備やトータルのパッケージングはセールスページの中ほどから登場しますが、ここが重要となってきます。
ハンドル角度調整機能をはじめ、他メーカーにはないコンビ独自の機能、持ちカルグリップを装備するなど、オリジナリティあふれる装備と装備には妥協がありません。
軽さ追及にために「削る」というよりも必要な機能をしっかりとつけたうえで軽量化しているのが特徴です。
発売以来、数あるベビーカーの中でも常にトップの人気を維持しているのは「軽さ」だけではなく、全てが揃った完成度の高さ+軽さと言えるでしょう。
ピジョン ランフィ RA8
基本スペック:A型両対面+オート4輪
重量:5.3kg
対象月齢:1ヶ月~36ケ月頃まで
シート高:54.5cm
サイズ:展開時(最大寸法):W516×D830×H1015mm(背面位)、W525×D945×H1015mm(対面位)折畳時(最大寸法):W516×D380×H1028mm
注目装備:大径シングルタイヤ+スイング式サスペンション、ギュットグリップ、3レイヤーシート、足元広々デザイン
押しやすさは、まだまだ進化する。
現在、一番人気のカテゴリーである軽量A型両対面+オート4輪搭載の中では唯一、押しやすさを前面に出しているモデル。
この押しやすさはライバル機種を引き離す極上の走行性能を発揮します。
前輪16.5cm、後輪18.0cm径の超大型タイヤを採用することにより、街中で頻繁に遭遇する歩道の段差や悪路にも対応。これはワンランク上のクラスをも凌ぐタイヤサイズになっています。
さらに4輪ともにシングルタイヤを採用することでクイックなハンドリングと路面抵抗を受けにくいスムーズな走行性を実現。
大型化したタイヤを受け止める強固で柔軟なサスペンションも見逃せません。
ベビーカーは軽量化の方向へと突き進むとあらゆる箇所を簡素化しなければならず、とくに足回りを犠牲にしなければならないのが常識。しかしながらこのランフィは高度な足廻りを有しながらたった5.3kgに抑えてあるのが特徴。
ぜひ店頭で実機に触れてみてください。どなたでも他機種との違いが体感できるはずです。
発売以来、押しやすさがセールスポイントのランフィはこのモデルで四代目。さらに進化したランフィRA8はお出かけが楽しくなるハイパフォーマンスベビーカーです。
アップリカ ラクーナエアーAB
基本スペック:A型両対面+オート4輪
重量:4.6kg
対象月齢:1ヶ月~36ケ月頃まで
シート高:53cm
サイズ:開,W455×D845~985×H1000~1035 閉,W455×D390×H990
注目装備:オート4輪ベビーカーで国内最軽量4.6kg、ゆれぐらガード、Wサーモメディカルシステム
最軽量4.6kg
軽いのに、充実の安心機能10プラス
とにかく軽いベビーカーをお探しであればこのモデルがお勧め!
オート4キャスが搭載されながら、わずか4.6kgの車重は驚異的の一言。
現在、一番人気カテゴリーである軽量A型+オート4輪搭載モデルはどれも5kg超が当たり前。
力のないママさんにとって少しでも軽いことはツールとしての効果を最大限に発揮できます。
軽くなれば機能が疎かになるのでは?と心配されるかもしれませんが「軽いのに安心機能10+」のフレーズどおり従来型のモデルと同等もしくはそれ以上の機能はしっかりと完備されています。
アップリカ ラクーナ ソファークッション
基本スペック:A型両対面+オート4輪
重量:5.5kg
対象月齢:1ヶ月~36ケ月頃まで
シート高:55cm
サイズ:(開)W490×D910~1045×H1000~990mm/(閉)W490×D400×H1065mm
注目装備:ソファークッション機能、ゆれぐらガード車体、幅広コンフォートシート、メディカル成長マモール
ソファークッションで
赤ちゃんをその振動から守ってあげたい。
ソファークッションで!のフレーズから分かるように、赤ちゃんの乗り心地を最優先に考えた軽量A型両対面+オート4輪搭載カテゴリーベビーカーでは異色のモデル。
わずか5.5kgの車重でありながら、ワンランク上の最上位モデルに匹敵する乗り心地を実現。
座面下に配置されたソファークッション構造により走行時の振動を吸収。
さらにコンフォートシートと呼ばれるシート形状により、赤ちゃんの自然な姿勢を妨げない広大なシートスペースを確保しております。
新生児期から使えるA型両対面+オート4輪モデルに赤ちゃんのさらなる快適性を求める方にはオススメです。
*この製品には新しいモデルが発売されています
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さいごに
ここでは4つのモデルを私の独断で選んでみました。タイプの似た同じカテゴリーのモデルばかりをピックアップしましたがメーカーによってアピールしたい一押しポイントはまちまち。
あなたにとって気になるモデルがいくつか見つかりましたら、メーカーのセールスページは必ず熟読してみてください。時間のない方は冒頭部分だけでも結構です。
そのモデルの大まかな特性はわずか数行で読み解けます。
ページ冒頭にある数行の内容からあなたが求めるベビーカーの概要と合致するかを見極め、次に詳細を確認するという手順でいくと意外とすんなり希望のモデルを見つけることができると思います。
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