アップリカ ソラリアの口コミと評判をまとめてみました。
ソラリアはベビーカーのトップブランド、アップリカの最上級モデル。剛性感のあるどっしりとしたフレーム構造、安定した走行性、そして至れり尽くせりの豪華装備が特徴のアーバンクルーザー。
長年人気を維持し続けるソラリアの魅力とは！？そして現ユーザーさんはどのような評価をされているのでしょうか。
それでは見ていきましょう。
アップリカ ソラリアの口コミと評判
アップリカソラリアとはどのような特徴のあるベビーカーなのかをまずはおさらいを兼ねてざっと見ていきましょう。
日本を代表する最上級プレミアムＡ型モデル
日本ではA型ベビーカーと呼ばれる新生児期から長く使えるモデルに人気が集中しています。それにプラスして対面機能とオート4輪が搭載されていることがもはや必須となってきています。
ソラリアはそれらのニーズすべてに応えるスペックを有しており、赤ちゃんとママに優しいベビーカーとして長年にわたり高い人気を維持してきました。
ソラリアが属するA型＋オート4輪搭載モデルには大きく分けて2種類あります。
一つ目は「中軽量モデル」。
二つ目は、ソラリアが属する最上級モデル帯。このカテゴリーはとにかく豪華なこと、安定した走行性能と最上級の乗り心地を実現するなどベビーカーとしては申し分ありません。ただし、一般的に高額なことががネック。
しかしながら通常7万円前後する高級カテゴリーモデルの中にあってソラリアはなんと！3万円を割り込んだ驚き価格。その理由はのちほど・・・
露出度が少なくあまり注目されているモデルではありませんが、ベビーカーを調べつくしたうえで購入する方が多く、知る人ぞ知る隠れた名品となっています。
豪華な装備の数々
ソラリアは誰もがご存知の日本のトップブランド、アップリカの最上級モデル。
そのため、なにもかもが高級感がタップリ。現在のベビーカーに求められている機能はほぼ網羅しており、何も不満はありません。
ソラリア自慢の装備の中から私が特に熱く語りたい機能をピックアップしてみました。
両対面機能
切り替えレバーを操作すれば簡単に対面仕様へと早変わり。
対面モードは赤ちゃんとママのコミュニケーションをとりながらのお散歩に最適。赤ちゃんはやさしいママの顔を見ながら、ママは赤ちゃんの様子を見ながらと双方にメリットいっぱいの安心機能です。
オート4輪搭載
背面走行・対面走行のどちらでも違和感なく押すことができるオート4輪機能は現代のＡ型ベビーカーでは一番人気の機能。
オート4輪搭載モデルといえば高額なのは当たり前。通常であれば５～７万円はするトップモデルにのみ搭載されている特別な装備。ソラリアはオート4輪搭載モデルでは最安値なのです。3万円以下でこの装備が堪能できるのは現時点でソラリアぐらいです。
特殊素材を使った4層構造のリバーシブルシート
通気性・吸水性・保温性に長けた4層構造のリバーシブルシートはソラリアの大きな特徴の一つ。高級寝具素材で有名なブレスエアーをはじめ４つの異なる高級素材を使ったシートは赤ちゃんに最上級の心地よさを提供します。
ハイシート高はトップクラスの５６ｃｍ
ハイシートは現代のベビーカーでは必須の機能。地上高が高くなることのメリットはいくつもあります。赤ちゃんの快適性はハイシートの恩恵が大きいことは確かです。
一般的に地上高５０ｃｍ以上あればハイシート仕様と呼ばれておりますが、ソラリアの５６ｃｍハイシートは現行販売ベビーカーの中でもトップクラス。
赤ちゃんとママの距離が近いこともメリットとして多くの方から語られています。
折り畳んでも出し入れ自在なスマートバスケット
どのベビーカーにも床下に簡易カゴが搭載されているのはご存知のことと思います。しかしながら、ほとんどのモデルが「ただついているだけ」であまり使い物にはならないのが実際のところです。
その大きな理由は下かごに荷物が入っているときには折りたたみができないこと。その欠点を補ったのがソラリアのスマートバスケット。
荷物を入れた状態でも片手で折りたたみが可能で、しかも折りたたみ時にでも荷物の出し入れが可能な優れもの。
このような利便性の高い下かごが搭載されたベビーカーはソラリア意外には見当たりません。
上級モデルの証 マルチハンドルを搭載
ソラリアにはマルチハンドルと呼ばれるハンドル角度調整機能が搭載されています。
ハンドルの角度調整ができることのメリットは大きく２つ。折りたたみ時にコンパクトになること、走行時には背の高さに合わせて最適なポジション取りが可能のため、身長が大きく異なるパパ、ママの利用でも柔軟に対応してくれることが挙げられます。
ハンドル角度調整は最上位モデルにしか搭載されていない特別な機能なのです。
ソラリアはなぜ安い！？
ソラリアの発売当初の価格は６万円中盤だったと記憶しております。現在では半額以下と超バーゲンプライスに！
安さの理由は・・・最新後継モデルが発売になったため。ソラリアは2015年モデルを最後に後継モデルの「オプティア」へとトップモデルの座を譲りました。
ソラリアが現在でも販売されている理由は定かではありませんが、それなりに需要があるためではないかと推察できます。
最新モデル、オプティアとはルックスが完全に異なるものの、機能的にはそれほど大きな違いはありません。
新旧の違いを気にする方には好まれないかもしれませんが、実用性とコストを最優先に考えるのであれば賢い買いものになることは間違いありません。
コスパの高さは日本で発売されているベビーカーではトップクラス
Ａ型両対面＋オート4輪搭載、そして数々の豪華装備。
これだけの条件が整っていて3万円以下というのは驚異的な安さです。
現在ではトップモデルの地位をオプティアに譲ったものの、数年に渡ってアップリカの顔として君臨してきたポテンシャルは今でも色あせることなく大いに評価できるモデルです。
現時点で最もコスパの高いＡ型ベビーカーは？と問われたら真っ先に「ソラリア」と私は答えます。
ソラリアの口コミと評判をまとめてみた
ご覧頂いてきた基本情報をもとに実際のユーザーさん方々はソラリアをどのように評価しているのかを見ていきましょう。
ネット上にある口コミ・使用感情報をまとめてみました。
肯定的な意見、否定的な意見ごとにとりまとめてあります。
肯定的な意見
・作りがしっかりしている
⇒ 非常に抽象的な表現ですが、この「作りがしっかり・・・」のワードはいろいろな方の口コミ・レビューに頻繁に登場します。以下に続く言及でその詳細は分かってきます。
・スムーズで軽快、押しやすい
⇒ 押すときにあまり力を必要としないという発言が何か所かで見られました。
７ｋｇちょっとと現行の軽量モデルと比べると２ｋｇほど重いのですがその分安定感があり滑るように転がってくれるという利点があります。大型の幅広タイヤを採用している影響もありますが、フレームの剛性、サスペンションの関係もあるかと思います。
これに関連して走行音が静かなこともいろいろな方が指摘されていました。
・振動吸収力が高い
⇒ ソラリアは足回りに搭載されたサスペンションの評価が高いことでも有名です。走行時の揺れが少なく、アスファルト走行時のガラガラ音も少ないのはサスとタイヤのバランスにあるのではないかと思います。
・多少の段差は気にならない走破性の高さ
⇒ 大型タイヤと高度な足回りを装備しているためか、軽量モデルに比べて走破性はかなり高いことも数人の方が語っていました。
・軽量タイプと比べると雲泥の差
⇒ 軽量タイプとの差を言及している方が何人かいました。
初めてベビーカーに触れる方には分からないかもしれませんが、２～３人目のお子様用にとソラリアをお求めになられた方で以前利用していた軽量モデルとの比較をされた興味深い発言がありました。
走行性は軽量モデルと比較にならないぐらい「滑らか」で「安定感がある」とのこと。比べるとハッキリと分かりますよ。
・意外と軽く感じた（重量）
総重量７ｋｇは現代の日本ブランドベビーカーでは少々重たい数値ではありますが、想像していたよりも軽く感じたというコメントがありました。
折り畳むと意外とコンパクトに。マルチハンドルが搭載されているため、折り畳み自立時はそれほど高さがなく持ち運びやすいためと思われます。
・高級感たっぷり
重厚感がありどっしりとした筐体、洗練されたデザイン、良質なシート素材や大型の幌などどこを見ても豪華に見えます。
旧型とはいえ長年アップリカの最上級モデルだっただけの風格があります。
・この値段で高品質
数年前までは6万円中盤で売られていたのが2019年1月現在ではその半値以下で販売されているのです。
今でも通用する高い次元のアップリカクオリティが備わっていながらこの価格はとてもお買い得であることは間違いありません。
肯定的な意見のまとめ
子育て道具としてのベビーカーに求められる本来のあるべき姿を十分に兼ね備えた最上級モデルという認識がユーザーさんの中にはしっかりとあるようです。
ベビーカーは軽ければよいといったトレンドに流されない正統派の方には特におすすめです。
それ以外にも特に言及はなかったものの高級モデルらしく新生児にやさしいクッション類も充実しているのも見逃せません。
否定的な意見
・重い
⇒ 当然出ますよね。
現在、Ａ型ベビーカーで一番人気の軽量＋オート4輪搭載モデル群はフル装備で５ｋｇ前後。それに比べれば7.5ｋｇのソラリアは確かに重いです。
後継モデルのオプティアと比べても７００ｇほど重たくなります。
しかしながらそれなりの重量があることでの安定性や安全性などプラス面が多いことも確かです。
このあたりをどう捉えるかはあなた次第です。
軽さありきであればソラリアはお勧めできません。
アップリカ ソラリアの競合モデルは？
超プレミアムモデルなのに驚くほど安価というアンバランスなモデルなためか、2019年現在のソラリアには実質、競合モデルと言える比較機種は見当たりません。
2018-19年でソラリアを購入される方はほぼ決め買いではないかと思われます。高級なのに安価なことをよく理解されている方がお求めになっているようです。
そのため、比較機種のピックアップは非常に難しいのですが、私なりに２つのモデルをチョイスしてみました。
参考になれば幸いです。
同クラス競合モデルなら・・
アップリカ オプティアAC
オプティアはソラリアの後継モデル。
名前も内容もすべて変更となって実質ソラリアのフルモデルチェンジ版として登場しました。
ソラリアはエレガントな印象がありますが、オプティアはスポーティーといったほうがしっくりとくるかもしれません。
ニューモデルだけにデザインの目新しさだけではなく一部機能の追加などがありますが、主な機能はソラリアとほぼ変わりません。
アップリカの現行トップモデルだけに価格は６～７万円とそれなりのプライスをつけております。
後継モデルですので競合モデルとなりうる存在ではありますが、両モデルを比較・検討される方はほとんどいないでしょう。
大型のＡ型オート4輪搭載モデルというくくりは一緒ですが全く別物かな！？
新しいものが好きな方にはおすすめです。
同価格帯なら・・・
アップリカ ラクーナ ソファークッション
同じくアップリカの製品をご紹介いたします。
ラクーナソファークッションはアップリカのミッドレンジモデル。ソラリアやオプティアのワンランク下のモデルとなります。
Ａ型両対面＋オート4輪搭載というコンセプトは一緒ながら、軽量に仕上げているのが特徴。上位モデルと比べて１～２ｋｇほど軽くなっているので取り回しを重視される方には重宝されています。
本モデルは後継機種のラクーナクッションが発売になったことでこちらも実質旧モデルとなりました。そのため価格も大幅に値下げされ、発売当初は6万円ほどしたものの2019年1月現在では3万円中盤というお値打ち価格に！
ソラリアと比べると・・・
値段が拮抗していること、同じアップリカ製品であること、Ａ型両対面＋オート4輪搭載モデルという基本コンセプトが一緒だということから十分に競合モデルとして成立するものと思われます。
値下げ後、かなり売れているようなので色によっては売り切れになっている模様。気になる方は急いでください。
さいごに
ベビーカーは発売間もないモデルが圧倒的に売れる傾向にあり、発売から年数が経過したモデルは徐々に需要が低下していく現象が必ず起こる製品なのです。
ソラリアは旧モデル故かネットやその他媒体での露出度は低く、そのためか注目されることがないため現在では隠れた名品というイメージが私にはあります。
2015年を最後にモデルチェンジがなく、すでに3年が経過したソラリアでありますが現行モデルと比較しても機能性・デザインともに遜色はなく、しかもこれだけ安いので当サイトでも都度お勧めしているのです。
最高の品質、最高の装備、アップリカの最高級品など魅力を語りだせばキリがありません。確かに近年の人気モデルと比べると少々重量過多なのは引っかかりますが、ベビーカーとしてのトータルバランスを考えれば決して重たいとはいえない数値ではあります。
昨今、軽量モデルに人気が集中していますが、「軽さ」よりも安定性、高級感、剛性、耐久性を重視し、しかも「安価」なモデルをお探しの方には特におすすめです。
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