日本国内で流通する海外ブランドベビーカーを軽い順から並べてみました。
海外ベビーカーに軽さを追求する方はあまり多くはないと思いますが、何かのお役に立てればと思います。
A型相当、B型相当モデルが混在しております。
製品名の下に利用月齢を明記いたしますのでお間違えの無いようご覧ください。
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海外ブランドベビーカー軽さ(軽量順)ランキング
お待たせいたしました。ここからは海外ブランドベビーカーを「軽い順」から列記いたしましたので一気にご覧いただきます。
日本国内で流通している容易に入手可能な人気モデルを中心にご紹介しております。
ここでいう「軽さ」とは、純粋に本体重量のことを指します。ベビーカーの軽さを実感するのは「本体重量」だけではなく、折りたたみ時の持ちやすさや折り畳み工程も考慮に入れる必要があります。
機種ごとにあるリンクから詳細はご確認ください。
グレコ シティゴー
3.9kg
両対面式
生後1ヶ月から
世界のブランド、グレコのA型最軽量モデル。このスペックにして3.9kgは驚異的です!
必要な装備が整っていながらA型両対面では最安値に部類するコスパの高さも魅力です。
グレコ シティスター
4.2kg
両対面式
生後1ヶ月から
2018年10月に発売になったグレコの最新モデル。
グレコはコンパクトでリーズナブルなA型両対面タイプを多数輩出している人気ブランド。シティスターは長らく高い人気を維持してきた同社のスタンダード型シティライトRアップの後継モデルとして投入されたと思われます。
外観はシティライトRアップと酷似していますが、タイヤが大型化し走行性がアップしたこと、シート高が55cmまで上がったこと(シティライトRは52cm)マルチハンドルと呼ばれるハンドル角度調整機能がついたことによる性能UPが図られたにもかかわらず車重はわずか4.2kg(シティライトRアップは4.7kg)と超軽量に抑えられていることが特徴です。
オート4輪は搭載されていないものの、たった4.2kgの車重とお求めやすい価格帯であることなどからベビーカーを気軽に利用したい方にはオススメです。
ベルニコ トレプントノーベ
4.2kg
背面式
生後1ヶ月から
デザインとカラーが特徴のイタリア生まれのポップでお洒落なベビーカー。
ヨーロッパのモデルらしいワイドなシート幅と無段階リクライニング方式で体の大きめなお子さまでも安心です。
本体サイドについたキャリー用ハンドルは持ち運びに大変便利です。
欧州モデルはこのようなタイプのベビーカーは基本的に少なく、軽量を全面に出しているモデルは皆無なため、4.2kgの車重はインポート物としてはトップクラスの軽さといえます。
マクラーレン ヴォロ
4.3kg
背面式
生後6ヶ月から
インポートベビーカーの中で最も売れたB型スペックモデルといえばマクラーレン ヴォロで間違いありません。
数年前、大ブームを起こしたマクラーレンベビーカーの中心的モデル。
アンブレラストローラータイプのシンプルな構造に大きな幌と全面メッシュシートを採用した実用的なモデルです。車重はわずか4.3kgなので普段使いに最適でしょう。
さぞかしお高いと思いきや、現在、1万円を割ってます。安すぎますが偽物ではありません。
ジョイー エアスキップ メッシュ
4.3kg
背面式
生後1ヶ月から
エアスキップメッシュはシンプルな構造の背面A型ベビーカー。
両対面にならない分、駆動箇所が少なくしっかりとしたつくりが特徴です。
垢ぬけたデザインと斬新なカラーが印象的です。
ジョイー エアスキップ
4.4kg
背面式
生後1ヶ月から
ジョイーはイギリス発のお洒落なベビー用品ブランド。
エアスキップはシンプルな構造の背面式タイプながら、A型としての機能はしっかりと網羅しています。
種別はA型ながらフルリクライニングが可能なセカンドベビーカー(B型)といったほうがしっくりとくるかもしれません。
4.4kgは同カテゴリーの日本ブランドモデルと比べてもかなり軽い部類に入ります。
グレコ シティライトRアップ
4.8kg
両対面式
生後1ヶ月から
シティライトRアップは実績抜群のロングセラーモデル。
コンパクトでしかも個性的な外観が特徴です。
2万円を割るリーズナブルな価格も魅力です。
フィルアンドテッズ ゴー
5.4kg
背面式
新生児〜
二人乗りベビーカーで有名なフィルアンドテッズからコンパクトなA型相当のモデルが発売されました。
使いやすさはもちろん、折りたたむと驚くほど小さくなるのでタイトな空間の多い日本で使うには最適。
フィルアンドテッズのブランド力がありながらそれほど高額ではないので個人的には使ってみたくなりました。
ジョイー スマバギ
5.4kg
両対面式
生後1ヶ月から
両対面も可能なコンパクトモデル。
2万円以下で買えるお手頃な価格が魅力。
クイニー ジャズ
5.6kg
背面式
6ヶ月~
独特なデザインが特徴のコンパクトモデル。
折り畳み構造が独特でとても小さくなるため、遠出のお出かけ時には活躍することでしょう。
5.6kgという重量はB型スペックとしては決して軽いほうではありませんが、持ち運びやすい構造になっているため、負担にはなりません。
サイベックス イージーS
5.9kg
背面式
6ヶ月~(単体)
新生児~(ベビーシート利用時)
サイベックスは最近最も注目されているベビーカープレミアムブランド。
イージーSはサイベックスのエントリーモデル的位置づけです。
5.9kgの重量はB型スペックとしては少々重く感じますが、コンパクトに折りたためること、ベビーシートを同時に使えるトラベルシステムに対応していることを考えれば決して重すぎるとはいえません。
本体は意外とリーズナブル。3万円ちょっとで買えるので、別売のベビーシートと合わせてトラベルシステムとしての利用者が多いことでも有名です。
マウンテンバギー ナノ
5.9kg
背面式
・新生児〜20kg(カーシートやコクーン使用時)
・6ヶ月~(単体)
マウンテンバギーはニュージーランド発のお洒落なベビーカーブランド。
3輪エアタイヤを装着した「スイフト」が有名なため荒々しいイメージがありましたが、最近では小ぶりな4輪モデルも登場し、注目を集めいています。
「ナノ」はコンパクトなうえ、折り畳み時はバッグのように肩から掛けて持ち運べる利便性も注目されています。
こちらもトラベルシステムに対応しています。
マクラーレン クエスト
6.0kg
背面式
生後1ヶ月から
新生児期から使えるA型ライクなモデル。一世を風靡したマクラーレンの中でも一番人気モデル。
アンブレラストローラー特有の縦長になる折りたたみ方法ですが、フレームサイドにはキャリーハンドルがついており、持ち運びにくさは感じません。
爆発的人気となった5~6年前に比べて約半額と超割安になっている今こそチャンスかもしれません。
コサット ウッシュBB
6.0kg
背面式
0カ月~
コサットはイギリス発のお洒落なベビーカーブランド。
ポップで斬新なカラーリングが特徴の楽しいベビーカーです。
絵柄の異なる4つのデザインから選べます。
ベビーゼン ヨーヨー
6.2kg
(0+)6.6Kg/(6+)6.2Kg
背面式
(0+)新生児から
(6+)6か月から
ベビーゼン ヨーヨーはプレミアムモデルに属するお洒落なフレンチストローラー。
全体的に小ぶりで折り畳み時もコンパクトになることが特徴。
新生児期から使える「0+」と6か月から使える「6+」から選べます。
シービーエックス エトゥ
6.7kg
背面式
新生児~
cbxは安全性・機能性・ファッション性で世界的に評価の高いドイツの育児用品ブランド、サイベックス のセカンドライン。
三つ折りの折り畳みサイズは超コンパクトで収納場所に困ることはありません。
インポートモデルならではの独特のデザインが目を引きます。
イングリッシーナ ジッピーライト
6.9kg
背面式
新生児~
イングリッシーナはイタリア生まれのスタイリッシュなベビーブランド。
石畳の多いイタリアの悪路でもガッチリと走行する安定性と軽量コンパクトの両立を実現!
スタンダードなA型背面モデルですが、外観はイングリッシーナと一目でわかる美しさがあります。
サイベックス イージーS ツイスト
7.3kg
両対面式
1ヶ月~
座面下にあるレバーでシート部分が360度回転。背面・対面の切り替えが瞬時にできる画期的ベビーカー。
大柄に見える車体は独自の折りたたみ構造で驚くほどにコンパクトになります。
サイベックスのベビーシートの装着が可能でトラベルシステムとしても機能します。
クイニーザップ エクスプレス
7.6kg
背面式3輪タイプ
生後6ケ月位から(単体)
新生児~(ベビーシート利用時)
クイニーはオランダ発のお洒落なベビーカーブランド。
クイニーの数あるベビーカーの中でも日本ではこのザップが最も有名です。
単体での利用では6か月からのB型スペックですが、マキシコシシートとの組み合わせにより新生児期からの利用も可能。
トラベルシステムを日本で有名にした先駆者的存在です。
有名人やモデルさんの利用者が多いことでも有名です。
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クイニーザップ エクスプレスのレビュー・評価 良い点と気になる点をピックアップ解説
マウンテンバギー ミニ
7.6kg
背面式3輪タイプ
新生児〜
マウンテンバギーは荒々しい3輪バギータイプのベビーカーという印象がありますが、「ミニ」はシティユースの気軽に使える3輪ベビーカーという印象です。
小さいと言っても安定感は抜群でスイスイと進んでくれる気持ちの良いベビーカーです。
ペグペレーゴ Si
7.8kg
背面式
生後1ヵ月~
ペグペレーゴはイタリアを代表するストローラーブランド。
数あるモデルの中でもこの「シー」は一番人気となっています。コンパクトにまとまったボディサイズ、開閉が容易なこと、スリムに自立することなど、日本ブランドのベビーカーと比べても遜色のない性能を発揮します。
7.8kgはインポートモデルでは平均的な数値。日本ブランドの高級モデルと比較されるだけに決して重いとはいえないでしょう。
ブリタックスレーマー ビーアジャイル3
7.8kg
背面式・3輪タイプ
新生児~
ブリタックス・レーマーはチャイルドシートメーカーとして有名ですが3輪タイプのベビーカーにも注力しておりヨーロッパではメジャーな存在です。
ビーアジャイル3は素早くコンパクトに畳めるシティユースの3輪ストローラー。
レーマーのベビーシートと組み合わせてベビートラベルシステムとしても機能します。
3輪バギータイプでは最も軽い部類に入ります。
ベビージョガー シティミニ
8.3kg
背面式・3輪タイプ
生後1ヵ月~
日本国内では最もポピュラーな3輪バギー。安定感が重視される3輪タイプにしては軽量に抑えてあるのが特徴です。
グレコ シティトレック
8.5kg
背面式・3輪タイプ
生後1ヵ月~
新生児期から使える3輪バギーの中では特にお手頃な一台。
3輪ともに(厳密には4輪)エアタイヤを装備し、乗り心地と走行性は一段高い位置にありながら、あり得ない価格設定は心を揺さぶられます。
このスペックを見れば8.5kgは軽くなく、重くなくといったところでしょう。
サイベックス ミオス
8.7kg
背面式
生後1ヵ月~
最近注目のプレミアムインポートブランドモデル。
軽量+コンパクトでステータス性を兼ね備えたモデルといえばバガブービーの独壇場でありましたが比較検討の結果、ミオスを選ぶ方もかなり増えてきています。
トラベルシステムにも対応しており、サイベックスのベビーシートを同時に利用する方が多いのも特徴です。
新生児期の利用を重視しているモデルだけに8.7kgの車重は決して重いとはいえません。
アイキャンディラズベリー
8.8kg
両対面式
新生児〜
アイキャンディは最近注目のプレミアムベビーカーブランド。
ラズベリーは最も小型のエントリーモデル的位置づけにありますが、多彩な機能性と個性的なデザインで脚光を浴びています。
新生児期から利用可能で両対面に対応し、キャリーコットやマキシコシなどのベビーシートにも対応する優れもの。
バガブービー5やサイベックス ミオスに対抗できるプレミアムモデルとして今後、さらに注目されていくと思われます。
bugaboo bee5 バガブービー5
8.9kg
両対面式
生後1ヵ月~
バガブービーはプレミアムベビーカーの筆頭格。
適度な大きさと両対面に対応する日本ブランドベビーカーに近いスペックが受けています。
海外のセレブや日本国内ではモデルさんなどの利用が多く特別なモデルとして評価されています。
8.9kgは日本のベビーカーに比べると重いと感じますが、安定した走行性とトラベルシステム対応を考えあわせれば適度な重量といえるでしょう。
マウンテンバギー スイフト
9.1kg
背面式・3輪タイプ
新生児〜
3輪バギーといえば「スイフト」といわれるぐらい世界的に有名なベビーカー。
唯一のライバルともいえる「エアバギーココシリーズ」よりもワイルドな風貌でパパさんの心を揺さぶること間違いなし!
街中でバッティングすることも少ないので個性を発揮したい方にはお勧めです。
ジョイー ライトトラックス
9.3kg
背面式・3輪タイプ
生後1ヵ月~
本格派3輪バギータイプの中では破格のリーズナブルな価格が魅力。
お洒落な3輪バギーを気軽に楽しみたい方にお勧めです。
ジョイー ライトトラックス エア
9.5kg
背面式・3輪タイプ
生後1ヵ月~
後輪にエアタイヤ、前輪に小型のパンクレスタイヤを装備した足回りの特化した3輪バギータイプ。
クイックなハンドリングと悪路にも対応する走行性、乗り心地の良さが長所ですが、それにプラスしてお求めやすい価格も要注目です。
9.5kgは3輪エアタイヤタイプでは標準的な重量。
バガブー フォックス
9.9kg
両対面式
新生児〜
バガブーはベビーカー界のトップブランド。世界中のセレブにも利用されているプレミアムベビーカーを複数輩出しています。
「フォックス」はバガブーのトップモデル。
重厚感溢れるつくりで高級感たっぷり。
価格に関係なく、とにかくよいものが欲しいとお考えの方はぜひ候補に入れてみてください。
イングリッシーナ トリロジー シティ
10.5kg
両対面式
新生児~
イタリアのプレミアムブランド、イングリッシーナの最上級モデル。
シートの着脱によって背面・対面に簡単に切り替えが可能。
専用フットマフも標準装備された高級感溢れるベビーカー。
マウンテンバギー アーバンジャングル
11.2kg
背面式・3輪タイプ
新生児〜
3輪バギータイプで有名なマウンテンバギーの最上級モデル。
どっしりとした外観で走破性の高さを感じます。
3輪タイプの王者といってもよいでしょう。
フィルアンドテッズ モッド
12.0kg
両対面式
生後1ヶ月~
一人乗り用のフィルアンドテッズの最上級モデル。
大型のエアレスタイヤを装備し、走行性はバツグン!
対面走行も可能なうえ、トラベルシステムにも対応しています。
アクティブな印象を受けるイカしたベビーカーです。
ストッケ スクート2
12.8kg
両対面式
生後1ヵ月~
ストッケといえばエクスプローリーが有名ですが、実用性の高さを考えればスクート2に軍配が挙がります。
シートの着脱により背面・対面の切り替えが可能。フルリクライニングができるので新生児期から使えるのはスクート2ならでは。
ストッケという超プレミアムブランドでありながらそれほど高額ではないもの嬉しいところです。
セカンドベビーカーに乗り換えることを前提としているならばファーストベビーカーとして面白いチョイスになるかと思います。
ストッケ エクスプローリーV6
13.1kg
両対面式
生後6ヶ月ごろ〜(単体)
キャリーコット・ベビーシートの利用で新生児から
ストッケ エクスプローリーはベビーカー界の頂点に立つ超プレミアムモデル。
独特の佇まいで自動車でいうところの「フェラーリ」に相当するモデルといえるかもしれません。
芸能人や有名人・モデルさんの利用者が多いことでも有名です。
基本スタイルでは6か月から利用可能なB型スペックですが、別売のキャリーコットやベビーシートを同時に利用すれば新生児期からの利用が可能。ほとんどのユーザーさんがこの組み合わせで利用されています。
一般的なベビーカーと比べればかなり重いですが、軽い重いを論じるモデルではありません。
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さいごに
海外ブランドベビーカーは大きくて重いというイメージが定着している感はありますが、改めて探してみるとかなり軽いモデルも見つかるものです。
最軽量に属するモデルは日本向け商品という感じも否めませんが、使い勝手は良いものばかり。
外車のテイストを満喫したいのであれば少々重たくても現地仕様の世界的に名の通ったプレミアムモデルを使ってみるのも面白いかもしれません。
ベビーカーは軽さや大きさありきで選ぶべきではありません。
あなたのライフスタイルに合った最適な一台を選択してください。
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