アップリカ 評価・レビュー

アップリカ ラクーナシリーズの評価・レビュー・口コミをまとめてみました。

日本国内で無数に販売されているベビーカー界において1.2の人気を誇るのがアップリカのラクーナシリーズ。その人気の理由をスペック・口コミから分析し詳細をレポートしたいと思います。

ラクーナシリーズは2013年末に「エアリア ラクーナ」という名称で発売され、「軽量」+「オート4輪搭載」という今までにないコンセプトから好評を博し、細かなモデルチェンジを繰り返しながら最新モデル、ラクーナソファークッションへと至っています。(2018年6月現在)

現在販売されているラクーナシリーズは4種類。各製品の特長と口コミ・評価をまとめてみました。

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ラクーナのポジション

アップリカで発売されている人気のA型両対面モデルは大きく分けて3種類あります。

トップモデルは安定性と豪華な装備が満載の「オプティアシリーズ」。末っ子は、オート4輪の搭載はないものの超軽量・コンパクトで取り回しを重視しながらA型に必要な装備を網羅した「カルーンシリーズ」。

アップリカの最上級モデル ⇒ オプティアAC

 

小型・超軽量モデル ⇒ カルーンエアー

 

ここでご紹介している「ラクーナ」は2タイプの中間に位置するモデル群となります。

ラクーナシリーズの最新モデル ⇒ ラクーナ ソファークッション

 

そう聞くと、ちょっと中途半端なイメージを受けるかもしれません。しかしながら「ラクーナシリーズ」は前途2タイプの長所をうまく織り交ぜた実によくできた次男坊なのです。

上位モデルにしか設定のなかったオート4輪機能は大変便利な機能ですが重量増がネック。

カルーンエアーをはじめとするコンパクトで超軽量が特徴のモデルはオート4輪が搭載されておらず機動性に難があり、対面利用時はストレスが溜まってしまう。

この2つのモデル群の長所を織り交ぜ、トータル的に使い勝手のよい軽量+コンパクトを形にしたのが「ラクーナシリーズ」なのです。

4つのラクーナモデルの違いを見てみよう

前途でラクーナシリーズと申し上げてきましたが「ラクーナ」の名前がついたモデルは複数あるため、そのような呼称とさせていただきました。

2018年6月現在、ネット上で販売されている現行のラクーナモデルは4機種。

発売順から、 ラクーナ ソファークッション 、ラクーナ コンフォート 、ラクーナエアー 、ラクーナAD の4モデル。

「軽量+オート4輪搭載」という基本コンセプトは同じながらモデルにより性格は少々は異なります。

各モデルの違いをチェックしておきましょう。

ラクーナ ソファークッション

2018年3月発売、軽量+オート4輪搭載で好評のラクーナシリーズの最新機種。

軽量化に伴い、犠牲にせざるを得なかった中型ベビーカーの難点である乗り心地を格段に向上させたモデル。ママの「使い勝手」と赤ちゃんの「快適性」を両立させたクラス唯一もモデルといってよいでしょう。

床下に内臓された「ソファークッション構造」がしなやかに上下することで振動を吸収。上位の高級モデルに匹敵する赤ちゃんの乗り心地を実現しました。

また、自然な寝姿勢を妨げないコンフォートシートはこのクラスでは最も広いシート面となっており、他製品を圧倒します。

軽量+オート4輪搭載というコンセプトはキープしながら、ワンランク上の高級ベビーカーに近いモデルに仕上がったラクーナ ソファークッションは一味違う中型モデルといってよいでしょう。

ラクーナ ソファークッションの特徴:

⇒ 振動軽減させる機能を備えた「ソファークッション」の採用でワンランク上の乗り心地

重量:

⇒ 5.5kg

カラーバリエーション

左から ノーティカルストライプ NV/ハーフサイクルレッド RD/レモンシルバームーン GR/モダントライアングル BK 4種類

⇒ ラクーナ ソファークッション の詳細と価格

⇒ ラクーナ ソファークッション(amazon)

ラクーナエアー

ラクーナエアーは2017年9月に発売されたラクーナシリーズでは2番目に新しいモデル。ラクーナの基本コンセプトを踏襲しながら車重はわずか4.6kgと他社競合モデルを合わせても最軽量。

これほどまでに軽量・コンパクトであればB型ベビーカーを改めて買い足す必要もなく、コスパの高い一台といえます。

丸みを帯びたかわいい幌とポップなカラーリングは個性を発揮することでしょう。

ラクーナ エアーの特徴:

⇒ とにかく軽い! オート4輪ベビーカーで国内最軽量4.6kg!

重量:

⇒ 4.6kg

カラーバリエーション

左から ダンデライオン/スイート クローバー/カプリ ブリーズ 3種類

 

⇒ ラクーナエアー の詳細と価格

⇒ ラクーナエアー(amazon)

ラクーナコンフォート

2017年4月発売

座面シート面積は従来型に比べて20パーセント広く、赤ちゃんの快適空間が高級モデル並みにアップ。ベーシックモデルのラクーナADや軽量のラクーナエアーに比べてフレームは一回り大きく、それでいて車重はほぼ変わらないラクーナシリーズの上位モデル。

振動吸収システムは搭載されていないものの、最新機種のラクーナ ソファークッションとはコンセプトがほぼ一緒。割安な価格も魅力となっております。

ラクーナ コンフォートの特徴:

⇒ 高い通気性とゆったりシートを備えた快適仕様の上位モデル

重量:

⇒ 5.3kg

Carry Travel System対応

カラーバリエーション

左:パステルブルー 右:コントラストレッド 2種類

ラクーナ コンフォート の詳細と価格

⇒ ラクーナ コンフォート(amazon)

ラクーナAD

ラクーナシリーズのスタンダードモデル。すべての機能を網羅し、どんなシーンにも対応する落ち着きのあるエレガントな外観に仕上がっています。

アップリカの人気抱っこ紐、コランCTSをベビーカーと同時に利用できる「キャリートラベルシステム」に対応。乗せ換えがスムースに行え、ママの手間が大幅に改善された画期的モデルです。

 

2018年6月現在、ラクーナエアーに次ぐ安価なのも魅力。どれにするか迷ったらベーシックなラクーナADで決まりです。

ラクーナADの特徴:

⇒ オート4輪+5.2kgと軽量で使いやすいラクーナシリーズのベーシックモデル

重量:

⇒ 5.2kg

Carry Travel System対応

カラーバリエーション

左から ラスネイビー/ヒューゴブラック/エマブラウン の3種類

 

⇒ ラクーナAD の詳細と価格

⇒ ラクーナAD(amazon)

 

ラクーナはなぜ人気なのか?

発売以来、数あるベビーカーの中でも常にトップの人気を維持しているアップリカのラクーナシリーズ。その人気の理由を列挙していきます。

新生児から対応・A型両対面で長く使える

ベビーカーは新生児期から利用できるタイプが圧倒的に需要があります。最近では便利な機能が当たり前のように付加されており、ひと昔前までは考えられなかった両対面機能をはじめ、自然な寝姿勢が確保できるリクライニング機能などが標準装備されています。

それでいて「軽量」でしかも「簡単に折りたため」コンパクトになるため、お出かけ時でも邪魔にならない実用性がラクーナをはじめとする中軽量モデルの最大の長所といえます。

これ1台でB型までもこなせるほどのポテンシャル(軽量・コンパクト)さがあり、お子様の成長に伴って乗り換える軽量モデル(B型)を買い足す必要がないため、長く利用できることからコストパフォーマンスの高いモデルとしても評価されています。

時代のニーズをくみ取った軽量モデル

画像:ラクーナAD

ここ10年ぐらいのベビーカーのトレンドを見ていくと一番は「軽さ」を重視していることに大きな変化はありません。

8kg~10kgが当たり前だったベビーカーですが、現在では技術が進歩し、オート4輪未搭載モデルならば4kgを下回るモデルまで出現しております。

「軽さ」の次に求められているのが「オート4輪機能」。数年前までは最上位モデルにしか設定のなかった革新的機能であるオート4輪機能は付加すると価格が上がるだけではなく重量が大幅に増すデメリットがありました。現在ではそのオート4輪を搭載しても実用性に問題のないわずか5kg前後に収まっております。

ラクーナをはじめとする中軽量ベビーカー群の人気は機能性(オート4輪搭載)と利便性(軽さ)のバランスからきているといえます。

⇒ オート4輪とは

ラクーナシリーズの重量を列記しておきます。

ラクーナ ソファークッション ⇒ 5.5kg

ラクーナ エアー ⇒ 4.6kg

ラクーナ コンフォート ⇒ 5.3kg

ラクーナ AD ⇒ 5.2kg

サッとたためてコンパクトに

 

片手でサッと畳め、しかもコンパクトに自立するため、お出かけ先では邪魔になることはなく持ち運びに便利。ご自宅での収納も玄関先に置けるほどに小さくなります。

オート4輪機能は現代では必須

オート4輪機能はわずか数年前までは各社ともに最上位機種しか採用されていなかった特別な装備。
2018年現在ではここでご紹介している「ラクーナシリーズ」と合わせてもわずか数機種のみ。オート4輪はまだまだ高級な機能に変わりはありません。

ベビーカーは後輪が進行方向に固定され、前輪が自由に動くモデルが一般的です。どのベビーカーも押してみると分かるのですが、前輪がフリーに動くことで常に押しやすく、機動性を発揮いたします。

⇒ オート4輪とは

しかしながら、最近では当たり前になりつつある両対面機能を使って背面走行から対面走行へとなったとき、進行方向が逆になることで後輪タイヤが前輪へと変化するわけですが、前になった後輪タイヤがフリーに動かないことで走行に違和感が生じます。

ほとんどのベビーカーがこのような状態なので、「慣れればOK!」的なポジティブな考え方で解決している方が多いようですが、実は、この部分は両対面ベビーカーにとって結構なネックでした。

そこで、コンビ、アップリカと続いて前後になってもスムーズに動くようにとオート4輪機能を搭載したモデルを発表しました。しかしながら、この機能は最上位モデルにしか搭載されず、ほとんどのベビーカーにはついていない特別な機能でありました。

それなりに重量が嵩むこと、構造が複雑になること、高額になる等がすべてのベビーカーに採用されない原因ではないかと個人的には考えています。

「ラクーナ」は軽量でかつ、オート4輪により、取り回しが良くなった新しいコンセプトのベビーカーです。

現在、このタイプは2015年頭よりコンビとピジョンより同コンセプト製品が発売され、激戦の様相を呈しております。

ラクーナはこのコンセプトのベビーカーのパイオニアであり、長年の実績があることからとても信頼できる優れたベビーカーとして評価されています。

キャリートラベルシステム対応

ラクーナコンフォートラクーナADはアップリカの人気抱っこ紐コランCTSを組み合わせることにより利便性の高い「キャリートラベルシステム」として機能します。

お出かけ時はベビーカーと抱っこ紐は必需品となっていますが、乗せ換えが面倒なのがネックでした。相互の相性を整えることでベビーカー、抱っこ紐の長所をフルに発揮できる人気のシステムです。

⇒ ラクーナ コンフォート+コランCTS セット の詳細と価格

⇒ ラクーナAD+コランCTS セット の詳細と価格

アップリカ ラクーナのライバルモデル(競合モデル)

ベビーカーを探してみるとネット上には星の数ほどのモデルが存在することに驚かれるかと思います。

しかしながら、軽量+オート4輪搭載モデルというラクーナと同コンセプトのライバルモデルとなると2機種群しかありません。ラクーナとどのような違いがあるのかをチェックしておきましょう。

ピジョン ランフィRA8

ランフィはピジョンの主力モデル。

A型両対面式で軽量+オート4輪の基本スペックはアップリカ ラクーナと一緒。

最大の特徴は抜群の走行性能。4輪ともにシングルタイヤを採用しており、クイックなハンドリングが可能に。しかも前輪16.5cm、後輪18cmと超大型タイヤを装備しており、街中で遭遇する少々の段差も気にすることなく乗り越えられる走破性は魅力。

大型シングルタイヤを支えるスイング式サスペンションは上下だけでなく前方からの力も吸収し、赤ちゃんの乗り心地とママの押し心地の両方を高いレベルで実現しています。

これら優秀な足回り装備しながら重量は5.3kgに抑えてあるのは立派です。

⇒ ピジョン ランフィ RA8 の詳細と価格

⇒ Runfee RA8 (amazon)

コンビ スゴカル4キャス

アップリカ ラクーナ、ピジョン ランフィの登場後、最後発となりましたが満を持して登場したコンビの軽量+オート4輪搭載モデル。

先代の大ヒットモデル メチャカルハンディオート4キャス の発展形として2018年に登場以来、ベビーカー界では常にトップクラスの人気を維持してきたモデル。

ほぼフル装備なのにわずか5.0kgの軽量に仕上がっていること、ハンドル角度が変えられるアジャスター、持ち運びに便利な持ちカルグリップが装備されていることなど競合製品にはない機能は魅力です。

ベビーカーの老舗、コンビの製品らしくトータルのパッケージングはよくできており、実用性に長けたモデルであると個人的には思います。

 

⇒ コンビ スゴカル4キャス の詳細と価格

⇒ スゴカル 4キャス (amazon)

ラクーナの口コミをピックアップ

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ラクーナの口コミ・評価・使用感を膨大な情報より抜粋しました。

2018年6月現在、ラクーナシリーズには超軽量に特化したラクーナエアー、乗り心地を重視したラクーナ コンフォート、ラクーナ ソファークッション、トータルバランスの取れたラクーナADとモデルによって特徴は異なりますが、軽量+オート4輪搭載というコンセプトは一致しており、おおむねどのモデルも同じような見解が見られます。

大きく分けて8種類の内容に分類できました。

以下のソースを参考にさせていただいております。

NetBabyWorld(ネットベビー)さん ← 最下段に406件(2018年5月29日現在)

ラクーナAD(ネットベビーさん)楽天みんなのレビュー 112件(2018年5月29日現在)

ラクーナAD+コランCTSセット(ネットベビーさん)楽天みんなのレビュー 28件(2018年5月29日現在)

ラクーナエアー(ネットベビーさん)楽天みんなのレビュー 37件(2018年5月29日現在)

ラクーナAD アマゾンカスタマーレビュー amazon.co.jpさん

ラクーナリミテッド アマゾンカスタマーレビュー amazon.co.jpさん

アマゾンカスタマーレビュー(2014モデル) amazon.co.jpさん

アマゾンカスタマーレビュー(2015モデル) amazon.co.jpさん

 

 

実際に利用した方の意見はどうだったのでしょうか。

それではご覧ください

*上記レビューは2013年末に発売された「エアリアラクーナ」から2018年現行モデルまでを含んでいます。

総合評価

総合的な評価はおおむね良好のようです。

「失望した」といった決定的なマイナス意見は全く見当たらず、製品としての満足度はかなり高いようです。

A型両対面ベビーカーの模範的なタイプであり、しかもそこそこ軽量で4輪操舵付きの取り回しの良さを理解して購入されている方がほとんどだという印象を受けました。

A型両対面+軽さ+オート4輪 の条件を満たしたベビーカーはラクーナを含めて現在3機種あります。ライバル2機種にはなく、ラクーナに対してだけ多い言及が「すべての面でベストバランス」であると評している方の意見が目立つこと。

やはり人気のベビーカーだけあり、トータルでの満足度は高いようです。

比較検討機種

ラクーナとの比較検討機種は 軽量+オート4輪搭載の同カテゴリーモデルで2018年6月現在の現行モデル コンビ スゴカル4キャス と ピジョン ランフィRA8 を挙げる方が最も多いようです。

そのほかには割安感のある コンビ メチャカルハンディ オート4キャス compact(コンビ スゴカルの前モデル)、ピジョンランフィ RA7(ランフィRA8の前モデル)なども見られます。

バランスについて

ラクーナのクチコミ・評価で印象的なのはバランスについての言及。

「バランスのとれたベビーカーです」という発言が随所で見られます。

「バランスのとれた?」

とても抽象的で分かりにくい内容だと思いませんか?

読み進めていくとこのバランスについては2タイプの言及がありました。

一つ目は、ベビーカーの機能性のバランス。

ラクーナの一番の売りである「軽さ」と4輪操舵の「取り回し」、そして大きさについて一番触れられていました。
いいとこどりがうまく機能しているラクーナの特製をよく理解して購入されている方が多いことに改めて気が付きました。

二つ目は、走行時の安定性についてのバランス。

ラクーナも現在主流であるハイシートを装備したモデルですが、コンパクトだけにハイシートだと縦長の印象があります。スマートでデザイン的には良いと思うのですが、購入前にそのあたりを気にされている方も多いようです。しかしながら、実際利用してみると、そんな心配も全く無く、走行性能はもちろん、コントロールもしやすいといった印象をお持ちの方が多いようです。

走行性能・オート4輪・足回りについて

このベビーカーの最大の売りであるオート4輪を中心とした足回り性能についての言及が圧倒的に多かったのが印象的です。

機種選定の際、オート4輪ありきで次に重量で選択した結果がコレだったという人が多いのが特徴です。

印象的なコメントを抜粋してみます。

  • ベビーカーの進化を感じた
  • 今はこんなに軽く、しかもこんなに軽やかな取り回しになったのですね。
  • 対面式にしてもタイヤのもたつきがなくスイスイ!
  • 転がり抵抗が少なく押している感覚があまり感じずストレスがない。
  • 軽量のB型ベビーカーを購入する必要がないと思うぐらい軽くて操作性もよく大満足!

などなど。

それ以外では、タイヤの直径が大きく、しかもそれなりに太いことでの走行性に対する満足度も高いようです。

「押し手の私がストレスなく押せるのだから、乗っている赤ちゃんも快適なハズ。」

というコメントが代表的な意見のように思いました。

軽量+オート4輪+足回りの充実

これががラクーナの最大の魅力でしょうか。

オート4輪についてのわかりやすい動画がありましたので併せてご覧ください。

ハンドルを切り替えての背面時の走行にご注目ください

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by ApricaChannel

大きさ・サイズ・重量について

大きさとサイズについてはおおむね良好のようですが、重量については賛否が分かれました。

オート4輪が搭載されているのもかかわらず、4.6kgの超軽量がセールスポイントの ラクーナエアーは軽さに対する満足度は非常に高いものの、それ以外もモデルでは「軽い」と断言する方と「こんなもんなのかなぁ」という意見が半々でした。

メーカーが前面に出している「軽さ」とは「オート4輪がついているのにこの軽さ」という意味です。オート4輪未搭載のモデルであればこれよりもさらに軽いモデルはいくつも存在します。

確かにこの仕様では圧倒的な軽さを実現しておりますが、軽さのみが前面に出ている機種ではないことをご認識ください。

ハイシートについて

アップリカの主要製品にはほぼ標準装備のハイシート機能。
ラクーナシリーズはすべてのモデルで50cm超地上高のハイシートが備わっています。

ハイシートの機能性について触れている方もかなり見かけました。

  • 赤ちゃんとの距離が近くて安心
  • 乗せおろしが楽で腰にも負担がかからない

などなど。

近年のA型ベビーカーにはハイシートは必須のようです。

デザイン・ファッション性について

ラクーナの個人的な印象としては縦長でスマートな感じ。
よくまとまったデザインでマイナス要素は全く見たらない印象です。

A型だと「もったり」としたイメージのベビーカーが多い中で、ラクーナはとてもシャープに映ります。

このフレーム、シートデザインはかなり好評?と思いきや、デザインに関する言及はほとんどありませんでした。

全く無いわけではありませんが、口コミサイトの流れ上、「とりあえず書きました」的な

「デザインがかわいいかったです♪」

「シンプルだけどかっこいいです!」

といった内容のみ。

「デザインが気に入って」「おしゃれだから・・」購入しましたという内容は皆無。

逆にデザインが全くダメという意見は他機種に比べてほとんどないのも特徴的です。

日本市場で一番人気のA型両対面ベビーカーは構造上、デザインに大きな差別化を図るのが難しという欠点はあります。

ベビーカーをかなり吟味して購入する方であれば同形状のA型ベビーカーでも細かな違いからデザインに言及するのかもしれませんが、一般的にはどれも同じように映るようです。

好みの色についての満足度はそこそこ見られました。

実用性はピカイチの機種だけに、純粋に道具としての価値を求めている印象に映りました。

キャリートラベルシステムへの言及

 

ラクーナにはライバルモデルにはない利便性の高い優れた機能が付加されています。

それは、ベビーカー初の「キャリートラベルシステム」の採用。(ラクーナAD、ラクーナコンフォート)

 

赤ちゃんとのお出かけの際はベビーカーとだっこ紐を赤ちゃんの状況によって使い分けるのが一般的。しかしながら、だっこ紐からベビーカーへ、ベビーカーからだっこ紐への移行は非常に困難なのはもちろん、寝ている赤ちゃんを起こしてしまうという点で使い分けに躊躇していたママさんが多かったのが今までの状況でした。

その手間を一気に解決したのがキャリートラベルシステム。ベビーカーにだっこ紐をそのまま簡単にセットでき、赤ちゃんがぐずったらサッとだっこしてあげられる優れもの。

コメントを抜粋してみます。

  • 抱っこひもが装着できる機種は他になく、迷わず購入しました。かなり便利です。
  • ラクーナはキャリートラベルシステムを駆使してこそ意味があります。だっこ紐とセットで購入すべきです。

などなど。

ラクーナを利用するならばぜひ使いたい機能であるという言及が目立ちました。

⇒ ラクーナ コンフォート+コランCTS セット の詳細と価格

⇒ ラクーナAD+コランCTS セット の詳細と価格

マイナス点についての言及

ここまでご覧いただいて、特にマイナス点など見当たらないように思いますが、細かい部分でご指摘いただいている方もいくらかありました。

重い・・・

4.6kgのラクーナエアー以外のモデルはすべて5kg超。

オート4輪機能が搭載されていてもこの重量は軽いほうなのですが、重いという意見もちらほらと見かけました。
最上位機種の アンブレッタ4キャス は6.7kg。軽さを重視した下位モデルの カルーンエアー は3.9kg

アンブレッタよりは圧倒的に軽いが、カルーンエアーよりは重め。カルーンエアーを一回り大きくしてオート4輪をつけたイメージのラクーナシリーズですが、それでも5kgちょっとに抑えているのは立派だと思います。

ここで重量について述べられている方は上記のような比較での言及ではなく、体感的な部分でおっしゃっているのだと思います。

個々の感性や体系により重い軽いは違いが出てくるもの。

もっと軽いベビーカーはいくつか存在しますし、「圧倒的な軽さ」を第一に追求される方には最優先でお勧めするベビーカーではないと思います。

荷物入れが小さい 荷物が入れづらい

これも多くご指摘がありました。

最近では荷物入れに注力したベビーカーもちらほらと出てくるようになりましたが、ラクーナの荷物入れは一般的なサイズ。特に小さいというわけではありませんが、お買い物の量によってはもっとスペースがほしいというお気持ちも理解できます。

ワンタッチで操作が簡単とあるが・・・

現代のベビーカは片手でワンタッチ開閉が可能なことが常識となっています。

人気のコンビ、アップリカ製はもちろん主要なA型ベビーカーもほぼすべてが同じような仕様となっています。

ここでご指摘が多かったのがワンタッチ操作に慣れが必要では?ということ。

メーカーページでも前面に出して宣伝している割には操作が思ったより難しかったというご指摘。

実は、どのベビーカーも同じ条件なので特別心配することではないと思います。

確かに慣れは必要かもしれません。

横幅が狭いのでは・・・

ラクーナに限らず、お子様の成長度合いによって横幅サイズがきつくなった、という意見を特定のベビーカーユーザーから聞かれます。

ラクーナでも少しばかりきついのではないかという意見がいくつかありましたが、スペック的に見てもそれほどタイトなベビーカーではないと個人的には思っております。

ラクーナシリーズには2017年4月発売の ラクーナコンフォート 、2018年3月登場の最新モデル ラクーナソファークッション と従来型とは異なる広大なシートスペースが特徴のモデルも登場しております。

お子様が明らかに大きい場合はすべてのモデルに試乗してからの購入をお勧めいたします。

タイヤ径が少し小さい 段差につまづく

軽量・コンパクト化が進み、しかも一番需要のあるカテゴリーのベビーカーで、走行性と実用性のバランスを実現しようとすると、どうしても足回りを改良する必要があります。走行性能を格段に向上させようとすると重くなり、本来求められている方向性のベビーカーではなくなってしまいます。

たしかに大型のベビーカーやエアタイヤのベビーカーと比べれば、タイヤは小さいですし、段差につまづく場面も出てくるのは仕方のないこと。

ここは妥協するしかありません。

値段が少し高いのが・・・

「予算オーバーでした」というコメントがいくつかありました。

「もう少し安ければ・・・」

上位モデルの アンブレッタ4キャス と軽量モデルの カルーンエアー の中間の価格ではあるのですが、確かに5万円を超える買い物は躊躇するところでしょう。

ラクーナ ソファークッション は最新モデルだけに値段はそれなりにしますが、それ以外は発売当時に比べて大幅に値下げしているモデルも多く、価格との相談となればそれなりにお買い得なモデルもチョイスできます。

口コミ・評価情報ソース一覧

以下ソースより抜粋しまとめたうえでお届けいたしました。
併せてご覧ください。

アップリカ ラクーナ

ラクーナAD アマゾンカスタマーレビュー amazon.co.jpさん

ラクーナリミテッド アマゾンカスタマーレビュー amazon.co.jpさん

*上記レビューは2013年末に発売された「エアリアラクーナ」から2018年現行モデルまでを含んでいます。

 

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「ベビーカーの選び方講座」管理人のtsuyoshiと申します。
ベビー用品関連のビジネスに2008年より携わり、今日に至っております。

専門分野は「ベビーカー」
ベビーカーマニアを自称する私がベビーカー初心者にも分かりやすく解説していきたいと心がけております。