アマゾンで販売されているfugebabyはどんなベビーカーなのか?製品の特長レビューと私なりの評価をしていきます。
fugebaby ベビーカーは隠れた名品。
A型モデルとしての高い機能性と価格のバランスが素晴らしいコスパの高いモデルです。
ベビーカーを真剣に探している方であればアマゾンの両対面ベビーカー売れ筋ランキングで常に上位にランクされていることはご存じのはず。
知る人ぞ知る素晴らしいA型ベビーカー、フュージベビーを深掘りしていきましょう。
fugebaby ベビーカーの特長
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新生児期から使えるA型タイプ
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軽量、コンパクト
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両対面機能装備
- オート4輪を装備
日本で最も売れているベビーカーにはある一定の条件が揃っています。
1.軽量・コンパクトであること
2.充実した装備(両対面、乗り心地の良さ)
3.高い機動性(オート4輪搭載)
これら条件を満たすベビーカーはそれほど多くありません。
コンビ スゴカル α 4キャス、アップリカ ラクーナ クッション、ピジョン ランフィなど、一流ブランドの最新機種が該当します。
それゆえにこれらのモデルは必然的に高額となります。
フュージベビーはすべての条件を満たしながら安価なのが魅力
フュージベビーは人気のスペックを有しながら、かなり低額に抑えられているのが最大の魅力。
前途でご紹介したモデルに比べて2万円ほどお安く購入ができます。
高いパフォーマンスを持ったコスパの高いモデルといえます。
fugebaby って聞いたことないけど・・・
「コンビ fugebaby ベビーカー メチャカル オート4キャス エッグショック」はamazon発売の店舗限定モデル。
amazon以外の店舗では一切販売されておりません。
フュージベビーは名前こそ違うものの、100%コンビが作ったモデルなのです。
コンビ社がアマゾン向けに作ったモデルでアマゾンが自社で独自に作っているベビーカーではありませんのでお間違いなく。大口の販売店向けにメーカーが特別仕様のベビーカーを作ることはしばしばあります。
ベースとなっているモデルは?
フュージベビーのベースとなっているのはコンビ メチャカル ハンディ オート4キャス HFというモデル。
2015年6月に発売された同モデルはコンビの大ヒット商品となります。
軽量・コンパクトな車体にオート4輪を搭載した画期的モデル。現在流行のカテゴリーにある先駆け的なベビーカーです。
2020年5月現在、コンビの正式なラインアップからは外れており、実質旧型モデルということになります。
しかしながら、コンビの公式ページにはアマゾン向け商品としてしっかりと掲載されております。
そのためお手頃なお値段が実現しているといってよいでしょう。
旧型というと聞こえが悪い・・・は間違い
コンビでは現在販売しておらず、実質旧型と申し上げましたが、実は最新機種のコンビ スゴカルシリーズと内容はほぼ一緒なのである意味旧型モデルではありません。
スゴカルはメチャカルハンディ オート4キャスの後継機種ではありますがフレーム構造をはじめ、基本的な部分に変更はなく、名前が変わったマイナーチェンジモデルといえます。
以下で解説しておりますのでご参照ください。
最新機種のスゴカルと何が違うのか?
アマゾンのオリジナル商品であるフュージベビー(メチャカル ハンディ オート4キャス HF)と後継最新モデルであるスゴカルα 4キャスcompact エッグショック HTの違いを見ていきましょう。
価格
ここが一番のポイント。
同じベースで基本機能がほぼ共通の2つのモデルですが、その価格差は2万円以上もあります。
隠れたお買い得商品と言っている理由はココにあります。
アマゾン内で比較しても明らかです。ご覧ください。
⇒ スゴカル α 4キャス compact HT(amazon)
幌の形状
左:フュージベビー
右:スゴカルα compact HT
メチャカル、スゴカル初期モデルともにドーム型の幌を採用しておりましたが、最新のスゴカルには「マルチビッグサンシェードα」と呼ばれる角形の幌に変更となりました。
空間容積が1.5倍となったため、大きなバージョンアップといえます。
しかしながら、ここはデザインの好みによって分かられるところ。
柔らかい雰囲気が特徴の丸ドーム型はベビーカーらしさがあり、好んで選ばれる方はかなりいらっしゃいます。
ハンドルアジャスターの有無
ハンドルアジャスターとはハンドルの角度調整機能のこと。
スゴカル コンパクトシリーズには搭載されていますが、フュージベビーにはありません。
ハンドルアジャスターのメリットは二つ。
・折り畳み時には全高を抑えることができ、収納時はコンパクトになること。
・ハンドルの高さ調整により適切なポジションを取ることができる。
メリットばかりのように感じますがあえてデメリットも2つ指摘しておきます。
・ハンドルアジャスター搭載モデルは駆動箇所が多くなるため、走行時にハンドルがガクガクと無駄な動きを感じる
・ハンドルアジャスター機能搭載で100~200gの重量がプラスされる
個人的にはあると便利だけど、なくてもOKという感じはあります。
エッグショックサスペンションの有無
最新型のスゴカルα compact HTにはエッグショックサスペンション(薄青部分)がついていますが、フュージベビーにはありません。
エッグショックサスは足回りに搭載されているサスペンション機能を補う形のもの。コンビのサスペンションはよくできているため従来のものだけでも十分ですが、最新型ではさらなる向上が見られます。
カラー
アマゾンオリジナルの fugebabyのカラーバリエーションは2020年5月現在、ネイビーとブルーの2種類。
対してスゴカルの場合、複数のカラバリがあります。
これは発売時期の異なる複数のモデルがあるため。現在ネットで販売されているスゴカルには末尾のアルファベットが異なる機種がいくつかあります。
最新機種の HTモデル をはじめ、HSモデル、 HKモデル などがありますが、個別モデルをご覧いただければ分かるようにリニューアルの際には若干の仕様変更と同時に異なるカラーのモデルを投入してきます。
初夏には明るい色を、秋口には発売されるモデルは落ち着いたカラーが中心となります。
カラーはベビーカー選びにおいて最も重要な選定基準の一つとなることは間違いありません。
さいごに
フュージベビー、コンビ スゴカルともに仕様はほとんど一緒。元々のベースが同じなので後付の機能があるかどうかの違いのみといってよいでしょう。
総合的なベビーカーの機能は妥協できないが、なるべく費用は抑えたいという方にはフュージベビーは特におすすめです。