画像:ピジョン ランフィ
2020年現在、オート4輪はベビーカーにとって必須の機能となりつつあります。それにプラスして軽量・コンパクトであることが人気ベビーカーの条件となっています。
ベビーカーメーカー主要各社より同コンセプトのモデルが販売されており、良きライバル関係となっていますが、細かく見ていくと機種ごとに微妙な違いと個性的な特長あります。
あなたはベビーカーに何を求めますか?
このような視点から人気のオート4輪搭載モデルをご紹介していきます。
↓オート4輪が不要な方は、以下ページをご覧下さい↓
軽量コンパクトなA型両対面ベビーカーのおすすめモデルはこれだ!2020年度最新版
目次
軽量・コンパクト+オート4輪搭載おすすめモデル5選
ベビーカー選びは何を重視するかによって選定機種が変わってきます。
軽量・コンパクト+オート4輪搭載というカテゴリーの中からユーザーが求める視点に立ってベビーカーを紹介していきます。
押し心地・操縦性で選ぶなら・・・
ピジョン ランフィ
異色の足回りで軽快な走行性はクラスNo1!
- 前輪16.5cm、後輪18cmの大径タイヤを装備
- 4輪シングルタイヤを採用
このクラスで大径のシングルタイヤを採用しているのはピジョン ランフィのみ。
ベビーカーをシングルタイヤにするのは技術的に難しいといわれていますが、ピジョンはしっかりとした高品質のシングルタイヤベビーカー(ランフィRB0、フィーノ、ビングル)を数々投入してきており、どれも高い評価を得ています。
大径タイヤは段差の乗り越えに適しており、走行時に気を使う必要は少なくなります。
シングルタイヤは路面との接地が少ないため、クイックなハンドリングと同時にロードノイズを拾いにくく、快適な走行性を実現しています。
高い走行性をお望みであればランフィ一択で決まりです。
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ピジョン ランフィRB0のレビュー・評価 良い点と気になる点をピックアップ解説
ピジョン ランフィRA9と新型モデル、ランフィRB0の違いは!?どちらを買うべきかズバリ解説
- ランフィには3月に発売になったばかりのランフィRB0と2019年モデルのランフィRA9があり、2020年5月現在では併売されている。
- 新型は魅力的だが、旧型はとても安価な価格が魅力。
- 仕様に大きな違いがないため、旧型のRA9はコスパの良さで特におすすめ。
赤ちゃんの乗り心地で選ぶなら・・・
アップリカ ラクーナクッション
ワンランク上の快適性で赤ちゃん納得の乗り心地
- 優れた振動吸収構造
- 高剛性フレームを採用
- ゆったりとしたシート構造
ラクーナクッションは「クッション」の名称から分かるように乗り心地の良さを追求したモデル。
「振動を吸収する」「振動を和らげる」ことに特に注力しており、赤ちゃんの快適性においてはトップクラスといってよいでしょう。
競合機種よりも広い座面、座面下に配置された振動軽減システムの採用、がっちりとしたフレーム構造など快適性を追求する要素は多岐にわたります。
赤ちゃんの乗り心地が良いモデルは押すやすく使いやすいのが一般的でラクーナクッションも例外ではありません。
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アップリカ ラクーナクッションとピジョン ランフィRA9を徹底比較!
- ラクーナクッションには発売時期の異なる3つのモデルがある
- 「ラクーナクッション」「ラクーナクッションAB」「ラクーナクッションAC」が発売順
- 仕様はどれもほぼ一緒。少しでも安く!を求めるならば「ラクーナクッション」「ラクーナクッションAB」がおすすめ
トータルバランスで選ぶなら・・・
コンビ スゴカルα compact
総合的な使いやすさはピカイチ!
- 5.0kgは最軽量に部類
- 3層の振動吸収構造
- 持ちカルグリップ装備
- ハンドル角度調整機能装備
ベビーカーは赤ちゃんのためのもの。
どのモデルも赤ちゃんの気持ちに立って作られているのは言うまでもありません。そこにママの使いやすさが加われば・・・それが理想のベビーカー像です。
コンビのベビーカーはどの機種も使いやすさという点では常に大きな評価を得ています。
スゴカルシリーズは多機能性と使いやすさが融合したコンビ製品の中でも特別なモデル。
クラストップの軽量ボディに必要な機能をすべて盛り込んでいるだけではなく、ママに優しい便利な機能も兼ね備えています。
持ちカルグリップやハンドルアジャスターはこのクラスではスゴカルのみ。
ちょっとした工夫でベビーカーはこれほど使いやすくなるのか!と実感することでしょう。
コンビ スゴカルは赤ちゃんにもママにも優しいベビーカー。
トータルバランスの面ではライバル機種の一歩先を行くベビーカーです。
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コンビ スゴカルコンパクトの評価は?ユーザの口コミ情報をまとめてみた
コンビ スゴカルの最新モデルが登場!スゴカルα 2018年11月下旬発売「概要と感想」
- スゴカルα compactシリーズには2020年5月現在、発売時期の異なる3つのモデルがある
- 「スゴカルαHT」「スゴカルαHS」「スゴカルαHK」が発売順
- 仕様はどれもほぼ一緒。お気に入りのカラーや価格の違いで選ぶのが一般的
- Lightと名の付くモデルはコンセプトが若干異なるため、別機種と考えてよい
軽さで選ぶなら・・・
コンビ スゴカル4キャスエアー
クラス最軽量!軽さを第一に考えるなら
- オート4輪を搭載しながらわずか4.5kg!
- 持ちカルグリップ装備
コンビ スゴカル4キャスエアーの最大の特長は「軽さ」。
オート4輪搭載機種の中では圧倒的な軽さを誇っており、ライバル機種よりも500gから1kgも軽いのです。ベビーカーでのこの重量差は使いやすさにも直結してきます。
ベースは前途でご紹介しましたコンビ スゴカルα compact。
実績のあるスゴカルα compactの必要な機能のみを盛り込んで軽量化に成功しています。
「軽い」だけではなく、持ちカルグリップの装備により、持ち運びのラクさもピカイチ!
オート4輪はどうしても欲しい!だけど軽くないとダメ!という欲張りな方には特におすすめです。
- コンビ スゴカルα 4キャLight とは同型機種
- アップリカ ラクーナエアーは唯一の競合モデル
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アップリカ ラクーナエアーの評価は?ユーザの口コミ情報をまとめてみた
価格で選ぶなら・・・
ジョイー スマバギ4WD
コスパの高いオート4輪モデル
- オート4輪搭載モデルで最安値
- 大型の新生児対応クッションを装備
オート4輪は上位モデルにしか採用されていない特別な機能。それゆえに搭載モデルはどれも高額になるのは仕方のないところ。
前途4モデルは安くても3万円後半なのでそれぐらいの出費は覚悟しなければなりません。
が、しかし・・・スマバギ4WDは2万円程度と超破格値!
何か怪しいゾ!なんて勘繰る方がいてもおかしくないですね。
スマバギ4WDはイギリス発の世界的に有名なブランド、ジョイーの主力商品。日本での認知度もかなり上がってきました。
品質は何も問題はないのはもちろん高いブランド価値もあるので、知る人ぞ知るベビーカーといってもよいでしょう。
ここ数か月うちに価格が大幅に下落してきました。もしかしたら新機種が登場する前兆かもしれませんね。
オート4輪は絶対欲しい!だけど、安く買いたい!という欲張りな方には強くおすすめいたします。
- カラーの違いで価格が異なることがある
- 販売ショップによってかなりの価格差あり
さいごに
オート4輪は特別な機能。
利便性は高いですが大型化し、重くなるというデメリットがあります。
ここでご紹介してきたモデルは「便利で軽いベビーカーが欲しい!」という相反する無理難題を見事にクリアした最先端ベビーカーばかりです。
現在販売されているベビーカー機種は世界的に見ると100とも200ともいわれていますが、日本国内では軽量+オート4輪モデルがかなりのシェアを占めています。
上の5機種は最も注目度が高く、最も売れているベビーカー。あなたが何を最優先するかによって決めてください。
どれもはずれはありませんのでご安心を。
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