ベビーカーの比較

アップリカ ラクーナクッションとピジョン ランフィRA9を徹底比較!大きな違いはあの箇所

アップリカ ラクーナクッションピジョン ランフィRA9は数あるベビーカーの中でも1.2を争う人気機種。

A型を代表するこの2機種を比較・検討されている方も多いかと思います。

スペック・価格ともにが拮抗した2つのモデルをいろいろな角度から比較してみます。

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アップリカ ラクーナクッションとピジョン ランフィRA9を徹底比較

ラクーナクッションとランフィRA9のポジション

ベビーカーに初めて触れる方はあまりの機種の多さに唖然とされるかと思います。何を基準に選べばよいのかがわからないのは当然のこと。

しかしながら、日本国内で利用するには一定のスペックを持ち合わせたモデルに人気が偏っているのです。

日本で販売されているベビーカーは100種類はあるといわれていますが、ほとんどの方が求める機能を網羅したモデルに絞ってみるとわずか数機種になってしまうのです。

その真っ只中にあるのがこの2機種なのです。

では日本のユーザーが求めるスペックとはどのようなものなのかを列記してみます。

主な装備
  • 新生児期から使えるA型タイプ

  • 両対面機能搭載

  • オート4輪装備

  • 軽量・コンパクト

 

この4つがユーザーが最も求めている項目です。一つでもかければ人気は後退します。

基本スペック

前途の4項目をすべて満たしている2機種ですが、どのような内容なのかをおさらいしておきます。

A型モデル

A型ベビーカーとは新生児期から使えるタイプのこと。

B型ベビーカー(約7か月から利用)も兼ねるため、一台だけで事足りてしまう利便性が評価されています。

関連記事:

A型ベビーカーおすすめ人気モデル2019年度最新版

ポイント!
新生児期から使うとなると原則A型一択となります。他に約7か月から利用できるB型というモデルもあります。

 

両対面

画像:ラクーナクッション デニムスターBL (限定モデル)

ベビーカーは後ろから押す背面利用が一般的ですが、赤ちゃんとママのフェーストゥフェースでお出かけ可能な対面走行が可能なモデルがA型タイプの主流となっています。

赤ちゃんは大好きなママの顔が常に見え、ママは赤ちゃんの様子を常に見ていられるので双方にとって大きなメリットをもたらす機能です。

ポイント!
A型ベビーカーにはほぼ必須の機能。日本ブランドモデルはワンタッチで完了するハンドル可変型が主流です。

オート4輪搭載

画像:アップリカ ラクーナエアーAB

背面・対面の切り替えをしても進行方向に向かって常に後輪が固定され前輪がフリーになる機能。

関連記事:

オート4輪(オート4キャス)機能とは

特殊な機能がゆえにそれなりの高額なモデルにしか搭載されておりません。

ポイント!
未搭載でも問題ありませんが、搭載モデルを体感すると欲しくなります。

軽量・コンパクト

A型ベビーカーの軽量といえる数値には諸説ありますが、だいたい5kg~6kgが軽いとされています。

本体を小さくし、機能を簡素化していけばそれ以下の重量とすることも可能ですが、それではオールラウンドにこなす満足のいくモデルに仕上がりずらくなります。

ラクーナクッション、ランフィRA9ともに5.5kg前後。A型としての人気の機能をほぼフルに盛り込みながらこの車重は相当軽いといえます。

関連記事:

国内販売主要A型ベビーカーを軽い順から並べてみた

ポイント!
5kgの米袋は相当重いですが、フル装備のベビーカーで5kgは驚異的な軽さです。

スペックは拮抗しているものの特徴の異なる2機種(大きな違いはココ!)

軽量A型両対面+オート4輪搭載モデルは現在のベビーカー界でのトレンドとなっていますが、その筆頭にあるのがラクーナクッションとランフィ。

同じカテゴリーに属す2モデルではありますがそれぞれに特徴があり、購入者が何を優先してするが最終的な選択基準となってきます。

アップリカ ラクーナクッション

ラクーナクッションは「赤ちゃんの乗り心地」を最優先に考えたさまざまな機能が盛り込まれています。

座面下の装備された「振動吸収シート」は荒れた路面でもしなやかに上下し、不快な振動を軽減してくれる優れもの。最上位モデルには装備されている機能ですが、このカテゴリーではラクーナクッションのみの装備となっています。

肉厚のあるシートクッションの存在も見逃せません。いろいろなベビーカーのシートを触ってみるとわかりますが、柔らかすぎず固すぎず、ちょうどよいクッション具合は上質なソファーのようです。実機に接する機会がありましたら是非触ってみてください。

シート面はワンランク上のモデルと同等、もしくはそれ以上の広大な面積を有しており、お子様がのびのびと過ごせる空間を確保しています。

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アップリカ、ラクーナクッション2018年10月上旬発売「概要と感想」

ピジョン ランフィRA9

ランフィは走行性能に注力したモデル。

前輪16.5cm、後輪18cmの大きなタイヤを採用。これはワンランク上のモデルと同等、もしくはそれ以上のサイズとなっており、段差やデコボコ道にも柔軟に対応してくれる優れものです。

超大型タイヤはシングル方式を採用。クイックなハンドリングが可能となり行きたい方法へとスイスイと気持ちよく進んでくれます。

大きなシングルタイヤを支えている強固でしなやかなスイング式サスペンションがしっかりと機能してくれることによって高度な走行性能が実現しています。

関連記事:

ピジョン ランフィのレビューと口コミ、評価、使用感をまとめてみました。

【ピジョン新型ベビーカー】ランフィRA9をレビュー!RA8との違いも解説します

詳細を比較してみた

それ以外にはどのような違いがあるのか、購入者の多くが気になっている部分を比較してみました。

重量

アップリカ ラクーナクッション

5.6kg

ピジョン ランフィRA9

5.4kg

200g軽いランフィが重量比較では勝ち。

しかしながら持ち上げたときの体感重量に大きな差は感じず、あまり気にする重量差ではないかと思います。取り回しのよいとされるベビーカー重量は5.5kg前後までといわれているので両者ともに合格点といえるでしょう。

本体サイズ

カタログから本体サイズを抜き取ってみました。

ラクーナクッション

開:W490×D858~1012×H1017~1025(mm)
閉:W490×D370×H1010(mm)

ランフィRA9

[折りたたみ時]W516×D380×H1028mm
[展開時]W516×D830×H1015mm(背面位)
[展開時]W525×D945×H1015mm(対面位)

確かに数値は異なるものの、並べてみても見た目のサイズの違いははっきりとは分かりません。

奥行

ベビーカーは展開時の奥行(Depth)を気にする必要があります。

先端までの距離があればゆったりとした居住性と走行性を味わえますが、ハンドリングに支障が出てきます。

ラクーナクッションのほうがシート面が広いため大型の印象があったのですが、並べてみるとほぼ一緒。

サイズ比からの取り回しは互角といえます。

タイヤサイズ

タイヤサイズはラクーナクッションが全輪14cmランフィRA9は前輪16.5cm、後輪18cmと大きな違いがあります。

大きな車輪のほうが路面状況に柔軟に対応できるメリットがあり、ランフィに軍配が挙がります。タイヤサイズを上げると重量が増してしまうのが一般的ですが、ランフィRA9のほうが200gも軽く仕上がっています。

タイヤ形状

ランフィはシングルタイヤを、ラクーナはダブルタイヤを装備しています。

シングルタイヤは路面の接地面が少ない分、クイックなハンドリングとロードノイズを拾いにくいメリットがあります。

対してダブルタイヤは安定性を重視。

メリットはどちらにもあります。

リクライニング角度

画像:背もたれを最も立てた状態(奥:ラクーナ、手前:ランフィ)

リクライニング角度を見てみましょう。

ラクーナクッション

112°~155°

ランフィRA9

100度~175度

カタログスペックを見る限りランフィの圧勝。

ここで私が最も気になったのがリクライニングを最も立てた状態。ラクーナとランフィの差はスペック的にはたった12度の違いではありますが、画像を一目見てわかるようにかなりの差があります。

1歳前後の腰が座ってきたお子様は好奇心もあって前のめりになろうとします。あらかじめ背面が立っていればお子様の負担も少なく、快適な座位置が確保できるかと思います。

下かご構造

サイズはほぼ互角。容量に大きな差はなさそうでう。着脱方法も似ており、強度の差もないでしょう。

ランフィのほうが間口が広く扱いやすい印象があります。

折り畳み構造と自立

折り畳み方法はどちらも一緒。

カタログスペックで見る折り畳み時の奥行はランフィのほうが1センチ大きいのですが、利用時の大きな差は感じません。

自立時はランフィのほうが約2センチ高くなります。地上高を抑えたほうが持ち上げはスムーズに行えるのでその点ではラクーナのほうが有利といえます。

幌の形状

大きさ・サイズともに拮抗しています。

幌形状はベビーカーの個性を発揮する重要なアイテム。デザインや大きさの差はベビーカーによってまちまちですが、この2モデルはサイズ・形ともに非常に似ています。

ハイシート高

アップリカ ラクーナクッション

55cm

ピジョン ランフィRA9

54.5cm

地熱や地表を漂うほこりや花粉から守るシートは少しでも座面が高いほうが有効といわれています。

カタログスペックで見るシート高はわずかの差でラクーナクッションの勝ち。

ただし、画像をご覧いただいてわかるように全く差は感じません。むしろランフィのほうが高く見えるぐらいです。

フレームの強度

ベビーカーを選定する際にはフレームのがたつきにも目を向けてください。

現代のA型ベビーカーは多彩な機能を備えている分、駆動箇所も多く、グニャグニャとした動きをするモデルも中にはあります。

ラクーナクッション、ランフィRA9ともに大きなぐらつきはなく、合格点といえます。フレーム剛性には力を入れている両ブランドのため、心配はないでしょう。

押しやすさの工夫

ハンドル位置

画像のとおりハンドルの長さと高さに違いがあります。

押し出し感という点では私的にはラクーナクッションのほうがスムーズな印象を受けますが、個人差がありますので実機に触れて確認されることをお勧めいたします。

重心

同じタイプのA型ベビーカーといえども大きな違いが出るのが重心です。

ハンドルを押し下げてみるとわかりますが、前輪が上がりやすいのはラクーナ。段差の乗り越え時や方向変換時に前輪を持ち上げることがありますが、ラクーナのほうが容易にできます。

対してランフィの重心は中央に近い位置にあります。

重心が中央寄りにあることで安定している印象があります。ランフィはタイヤが大きい分、前輪を持ち上げなければならないシーンが少ないのも理由かもしれません。

足元

足元のフレーム構造に注目。

ランフィは広々としているのがわかります。

大きなストライドで押していても踏み出す足がフレームに当たらない工夫を感じます。小柄の女性や男性でも大股歩きでなければどちらのモデルも問題ありません。

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カラーバリエーション

ベビーカー選びで欠かせないのがお好み色の選定。

ご自身のお気に入りのカラーから機種選定をする方もいるほどです。

人気の2モデルだけにカラーバリエーションも豊富。定番カラーから個性的なカラーまで取り揃えています。

あなたのお気に入りカラーは?

ラクーナクッション

標準4色と限定カラー1色の計5色の構成。

インディゴボーダー(紺)、ゴールデンジオメトリックス(灰色)、レッドトライアングル(赤)、キャメルストライプ(濃茶)とデニムスター(下段)となります。

人気は定番カラーの紺、黒系と限定カラー(デニムスター)と思われます。

各カラーを確認 ⇒ アップリカ ラクーナクッション

ランフィRA9

シェリグレー(灰色)、カリヌネイビー(濃紺)、アイリーレッド(赤)の3色構成。

イメージカラーと思われる上品なグレーが狙い目。ストライプの入った紺色、鮮やかなレッドなど定番カラーでありながら個性的な配色がそろっています。

各カラーを確認 ⇒ ピジョン ランフィ RA9

発売時期

発売時期を見てみましょう。

ラクーナクッション ⇒ 2018年10月

ランフィRA9 ⇒ 2019年4月

ベビーカーは新しいモデルに人気が集中する傾向にあります。その点ではランフィが有利か!?

どちらも日本を代表するブランドの軽量コンパクトなA型オート4輪搭載の現行モデルなので大きく気にすることではありませんが・・・

価格

アップリカ ラクーナクッション

¥59,940-(税込)

ピジョン ランフィRA9

¥58,320-(税込)

2019年5月現在の価格です。

価格はほぼ一緒。ちなみに現行モデルであるこの2機種はどのショップで購入しても価格は一緒です。

還元ポイントの違いやオマケ品の有無などが購入のポイントになるかと思います。

まとめ

同じカテゴリーに属する2つのモデルでどちらもトータル的にみると優れたA型両対面ベビーカーですが、あえて色分けをすれば赤ちゃんの乗り心地を重視したラクーナクッション、ママの押し心地を重視したランフィという選別ができます。

両方ともに方向性の入り口は異なるものの結果的には同じ方向を向いているモデルともいえます。

押し心地が良いベビーカーは乗り心地もよし!乗り心地の良いベビーカーは押し心地もよし

2019年5月現在、どこの販売店で聞いてみてもどちらも同じぐらいの売れ行きのようなので、あとはインスピレーションと好みの問題かもしれません。



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Profile

プロフィール

「ベビーカーの選び方講座」管理人のtsuyoshiと申します。
ベビー用品関連のビジネスに2008年より携わり、今日に至っております。

専門分野は「ベビーカー」
ベビーカーマニアを自称する私がベビーカー初心者にも分かりやすく解説していきたいと心がけております。