サイベックスミオスの評判や口コミが気になるあなたはかなりのベビーカー通ですね。
ミオスは現在、日本で販売されているプレミアムベビーカーの中でも最もホットな一台と言っても過言ではありません。
サイベックスはドイツのベビー用品プレミアムブランド。
日本ではあまり馴染みがないものの、安全性やデザイン性、機能性を併せ持つ高いクオリティの製品を送り出すメーカーとして欧州を筆頭に世界的に有名なブランドです。
そのサイベックスから日本市場にピッタリとマッチしたコンパクトでA型ライクなモデルである「ミオス」が登場し、脚光を浴びています。
世界的に見てもベビーカーとしては数少ない使いやすさとステータス性の両面を兼ね備えた特別なモデル。
ミオスの真の魅力や巷の評判、使用感、口コミなども併せてご紹介していきます。
サイベックス ミオスの口コミ、評判、使用感をまとめてみた
サイベックスのベビーカーといえば世界的な高級モデルとして有名な「プリアム」が筆頭に挙がります。重厚感のある洗練されたフォルムに安全性と使いやすさを融合したモデルとして憧れの存在とも言われるプレミアムベビーカーですが、唯一の欠点!?ともいえるのが大きさと重さにありました。
欧米ではそれなりに重厚感があり、安定性の高い大柄なモデルがもてはやされますが、日本ではタイトな空間が多く、コンパクトでなるべく軽量なモデルに需要が集中しています。
そんな中、サイベックスから日本の環境にマッチした最新モデル「ミオス」が登場します。新生児期から利用できるA型ライクなスペック、日本ブランドのベビーカーと遜色ないサイズと多彩な機能を付加したまさに日本で利用するにはピッタリのモデルです。
お値段は少々お高いものの、ステータス性を兼ね備えた世界的に見ても数少ない特別なモデルとして注目を集めています。
ハリウッドセレブも利用している高級モデル「ミオス」について細部を掘り下げいていきます。
ミオスの概要を見てみよう
デザイン
シンプルに見えてしっかりとした剛性感があり、ありそうでなかった個性あふれる外観はミオスの魅力ともいえます。
スポーク状のフレームが折り重なった形状を中心としたまとまりのあるデザインは一目でミオスと分かる特別なオーラを輝き放っています。
サイズと重量について
展開サイズ
前途画像をご覧いただいただけではサイズ感は掴めないかもしれませんので、売れ筋の日本ブランドベビーカーの主要モデルを一緒に列記してみます。
サイベックス ミオス
W500×D850~1110×H980~1080mm
1.コンビ スゴカル4キャス(中軽量モデル)
W487×D770~950×H870~1070mm
2.アップリカ ラクーナクッション(中軽量モデル)
W490×D858~1012×H1017~1025mm
3.アップリカ オプティアAC(上位モデル)
W515×D905~1035×H1018~1035mm
4.コンビ アンブレッタ4キャス(上位モデル)
W492×D801~913×H920~1105mm
1と2の コンビ スゴカル4キャス と アップリカ ラクーナクッション は日本市場で最も人気のある超軽量で取り回しの良いコンパクトサイズのベビーカー。
3と4の アップリカ オプティアAC と コンビ アンブレッタ4キャス は各メーカーの最上位モデルで「軽さ」よりも赤ちゃんの快適な乗り心地と安定した走行性を重視したモデル。
展開時の数値を見比べてみるとミオスは両カテゴリーのちょうど中間に位置するサイズといえます。
日本ブランドの製品は大小のサイズの違いはあれど日本のタイトな空間を意識して作られているため、それほど大きいモデルとはいえません。
ちなみに改札も無理なく通れるサイズであることも付け加えておきます。
ミオスは日本で利用するには最適なサイズであることはご理解いただけるかと思います。
重さについて
ミオスの重量はベースモデルで8.7kg。(フレーム+シート+ショッピングバスケット)これにキャノピー(幌)とヘッドクッション、コンフォートインレイ(背面シートクッション)をつけると9kgを超えます。
これも前途の人気日本ブランドモデルと比較してみましょう。
1.コンビ スゴカル4キャス(中軽量モデル)
5.0kg
2.アップリカ ラクーナクッション(中軽量モデル)
5.6kg
↑画像:アップリカ ラクーナクッション
3.アップリカ オプティアAC(上位モデル)
6.8kg
↑画像:アップリカ オプティアAC
4.コンビ アンブレッタ4キャス(上位モデル)
6.7kg
↑画像:コンビ アンブレッタ4キャス
ミオスのほうが2kg以上重いことが分かります。
しかしながらこの重量差をマイナス要素として考える必要はありません。欧米と日本との間ではベビーカーの重さに対する考え方が異なります。
日本では利便性を優先させた考え方が支配的で少しでも軽いものをと欲する購入者の要望が多く、メーカー側もなるべく軽量に作る工夫を常に模索しているようです。
対して欧米の場合、ベビーカーとは安全・快適を優先させた移動ツールと考えているため、トータル的に考えた場合、無理に軽量にする必要はないと考えています。
軽さの長所として利便性が挙げられますが、適度な重さのあるモデルの長所としては剛性の向上、安定感などが挙げられるのです。
どちらが正解とはいえませんが、考え方としてはどちらも長所であり短所であるといえます。
ミオスの9kgは日本ブランドのモデルと比べれば重さはありますが、インポートモデル全体で比較してみると実は軽い部類に入るのです。
後にご覧いただくミオスの口コミの中にもこのあたりに言及している方が非常に多いことに気が付きます。
ミオスをはじめ、インポートモデルを利用されているユーザーさん、これからお求めになる方はそのあたりをしっかりと理解しているため、重さに対する不満はほぼ皆無に等しい状況です。
折り畳みについて
折り畳みはとても簡単に行えます。
1.シート背面上部にあるレバーを持ち上げ軽く押すとシート部分が全面に倒れます。(左画像参照)
2.ハンドル中央にあるボタンを握るとスルスルと半分に折りたたまれます。
↓折り畳みシーンから始まります。
⇒ ミオスの折り畳み工程(youtube)
ご覧の通り折り畳みサイズはかなり小さくなります。
小型車のトランク部にも無理なく収納できるでしょう。
両対面に対応
インポートモデルでは珍しい両対面に対応。ボタンのプッシュでシートが外れ、片手で軽々とシートの方向を切り替えられます。
日本ブランドによくある両対面式のようにハンドル位置を変えることで切り替えを行うのではなく、シート部をそっくり外して向きを変える作業が必要となります。
ベビーカーは通常、背面式で利用するのが一般的ですが月齢の浅いお子様の利用には対面式は多くの利点があります。
ママはお子様の様子を常に確認できること、赤ちゃんは優しいママの顔を見ながらリラックスしてお散歩ができるなど、スキンシップをとりながらのお出かけはとても有意義なひと時となるでしょう。
足回りにも注目
タイヤサイズは前輪直径15cm、後輪直径16cmとまずまずの大きさ。
現在、人気ナンバーワンと言われているコンビスゴカルは前後ともに14cm、アップリカ オプティアは15cm。比較するとミオスのほうが若干大きいことが分かります。
ミオスのサイズはベビーカー全体で比較してみると大きくなく小さくなくというちょうどよいサイズ。
このタイヤの性能をフルに発揮するのが弾力性のあるサスペンションの存在が大きいのです。荒れた路面や歩道の段差にも柔軟に対応するサスは押しやすさと同時に赤ちゃんの乗り心地をしっかりとサポートしてくれます。
ミオスは4輪ともにシングルタイヤを採用しているのも大きな特徴です。
シングルタイヤは路面との接地面積が少なく、クイックなハンドリングが可能なうえ、ロードノイズを拾いにくいというメリットがあります。スルスルと進むため気持ちの良い押し心地と振動が少ないため、赤ちゃんも快適に過ごすことができます。
トラベルシステムに対応
トラベルシステム対応ベビーカーは最近のトレンド。
ベビーシート(チャイルドシート)とベビーカーを組み合わせることでマルチな活躍が可能になる現在では一番ホットな利用法。
ベビーシートは月齢の浅い新生児をしっかりと守ってくれる優れもの。大事な時期を安全・快適に過ごすには間違いのない使い方です。
お子様が乗った状態でベビーカーから取り外し、そのまま移動が可能なので「クーファン」としても活躍します。
自動車に設置すればベビーシート(チャイルドシート)として機能するので赤ちゃんを乗せ換える必要がなく、利便性の高いツールとして重宝されています。
欧米ではスタンダードな利用法として認知されており利便性・安全性もさることながら、日本では新しい使い方から流行に敏感なママさんからは絶大な支持を集めているお洒落な利用法としても認知されています。
ミオスのポテンシャルをフルに発揮するには是非とも利用していただきたいオプション品です。
ミオスに利用可能なベビーシートは2機種
ミオスに搭載可能なベビーシート2種類。
サイベックスのエイトンQとクラウドQというモデル。
赤ちゃんをすっぽりと包み込むフォルムは予期せぬ側面衝突にも対応。ベビーカーでの利用時はもちろん、チャイルドシートとしても高い安全性を確保。卵型のかわいいフォルムで子育ても楽しくなることでしょう。
↑画像:サイベックス エイトンQ
↑画像:サイベックス クラウドQ
両モデルともにカラーは数色ありますが、あえて同じ色のモデルを並べてみました。
見た目の違いはほとんどありませんね。ベースが一緒の両者ですがエイトンQは標準モデル、クラウドQは上位モデルという位置づけです。
上位モデルのクラウドQはエイトンQにプラスして2つの機能が付加されています。
1.シートがフラットなポジションに変化
チャイルドシートとして利用する際は安全の観点から角度のついた着座位置となるのはどのベビーシートも一緒ですが、車外で使うトラベルシステムとしての利用時はシートをフラットなポジションに変化させることができます。
のびのびとした姿勢で寝ることができるフラットポジションは快適で安心して移動できるようなつくりになっています。
2.11段階調節可能なヘッドレスト
両品ともにお子様の成長に合わせてヘッドレストの調整が可能。同時にショルダーハーネスの長さと高さが調整されるため、煩わしい作業は発生しません。
エイトンQは8段階調整、クラウドQは11段階の調整が可能となります。
取付方法
ミオスにサイベックスのベビーシートを取り付ける作業はいたって簡単です。
1.ベビーカー本体から座面部を取り外す
2.ミオスに同梱されているベビーシート用アダプタを取り付ける
3.ベビーシートをアダプタに固定する
3つの工程で作業完了です。わずか数十秒で終了します。
⇒ ベビーシートの取付作業(youtube)
ベースメントを利用すれば自動車に簡単・安全取付が可能
エイトンQ、クラウドQともに、より安全に確実に利用するためにはベースメントの利用は効果的です。
ベビーシートを自動車に設置する際、通常は車載のシートベルトを利用しますが取付が面倒なうえ、安全性にも不安があります。あらかじめベースメントを車に設置しておけばベビーシートをはめるだけ(乗せるだけ)で設置が完了します。
ベースメント自体はisofix規格となっており、ほとんどの自動車に取付が可能。後部にある鳥のクチバシのような突起を後部座席下部にある金具にカチッとつなげるだけでほぼ完了です。
どちらがお勧め!?
スタンダードモデルのエイトンQと上位モデルのクラウドQは機能の違いは若干あるものの、基本的な部分は一緒。
約八千円の価格差をどのようにとらえるかは個人差があるかと思います。
クラウドQはフラットになるのが最大の利点。トラベルシステムをフルに活用するのであれば是非欲しい機能です。
人気があるのはやはりクラウドQ。どうせ利用するのならば利便性の高いモデルを!とお考えの方が圧倒的に多いようです。私自身も利用するのだったらクラウドQを選択します。
ベビーシートは使うべきなのか?
そもそもベビーシートは使うべきなのか?という素朴な疑問を抱く方もいらっしゃるかと思います。
ミオスは生後1か月から利用可能なA型スペックのため、わざわざベビーシートを買い足して利用するのは意味が無いように感じるからです。
それはベビーカーを単体で利用するときのお話。
チャイルドシート、クーファンなどベビーカーだけの利用にとどまらず、利便性と安全性を併せ持つ多機能性を求めるのであれば使う意味は十分にあります。
ベビーシートが取り付け可能ないわゆるトラベルシステムに対応したベビーカーは世界的にもそれほど多くはありません。
実際にトラベルシステムに対応したベビーカーを探してその中から選択される方も多いのです。
サイベックス ミオスの魅力をベビーカー単体で捉えている方には必要ないとも言えますが、予算に余裕があるのであれば是非とも利用いただいて損のないシステムであると強くお勧めいたします。
トラベルシステムの利用例をインスタからピックアップ
View this post on Instagram
View this post on Instagram
View this post on Instagram
View this post on Instagram
利用者の口コミ、感想を見てみよう
今回は膨大なネット上の情報を調べつくし?ました。
平べったい意見ではなく、なるべく臨場感のあるコメントが欲しくてSNSも回ってみました。
これから購入しようとしている人、実際に利用しているユーザーさんの素直な気持ちが出ているコメントを取り上げて項目ごとにまとめてみましたのでご覧ください。
サイベックス ミオスを選んだ理由は?
シンプルでシュタイリッシュ
・デザインだけはバツグン!
・結局はオシャレな見た目で決定
・お出かけしたくなるような見た目
・すっきりしていてオシャレ
・なにより見た目も惚れてしまった!
・確かに何回見てもカッコいいデザイン
・デザインが圧倒的に好み
ミオスについて真っ先に挙がるのはやはり卓越したデザイン性のようです。
一見シンプルに見える外観ですが個性があり、高級感に満ち溢れている部分をみなさん同じように評価されています。
安定のドイツブランド
・海外メーカーの高い走行性能に惚れて
・ドイツ製だけあってタイヤが丈夫だし小回りきくしガタガタしなくて安定安心して乗せられる
・ドイツ車に一回も乗ったことがないが、息子は生まれてすぐにドイツ車
ドイツブランドという部分に反応する人がかなり見受けられました。ドイツというと自動車をはじめ、優秀な工業製品を多数輩出することで有名な国なのは言うまでもありません。
質実剛健のイメージが強いドイツ製品ですが、サイベックスのベビーカーはそれに加えてファッション性やステータス性も兼ね備えた特別な存在となっているのも選定の理由となっているのでしょう。
優れたトータルバランス
・そこそこ走行性よくて、そこそこ重くてそこそこ軽い。
・ちょっと重いが走行性、安定感、バツグン!
・押しやすさ、程よい重さです。
「ちょっと重い」「そこそこ思い」「そこそこ走行性ヨシ」
これらの表現をされる方が非常に多いのです。
言い回しにより印象は変化しますが、前途のような表現をされているオーナーさんが言いたかったことは「トータルバランス」ではないかと思います。
大きすぎず、小さすぎず、ちょうどよいサイズ
・ミオスは幅も改札通れるのでオススメです。
・重さはありますが、その分押すのが楽ちんで安定感もある
・海外製にしては軽くて操作しやすいこと
・バスも持ち上げずに乗れるし
前途の内容と若干被ります。
プレミアムインポートブランドのベビーカーといえばどちらかというと大柄で走行性・安定性重視のモデルが多い中、ミオスは日本に適したサイズの数少ない海外モデルであるといえます。
そのあたりを重視している言及も目立ちます。
走行性能とシングルタイヤ仕様
・タイヤにサスペンションが効いてて走行
・とにかくスイスイ動くし、小回りがすごい利いて狭い道でもOK!片手で楽に押せるのもグッド!
・動きがとにかくスムーズ
・見てきた結果、シングルタイヤが押しやすいのでは、と夫との共通意見。
シングルタイヤは路面との接地面が少ない分、ロードノイズを拾いにくく、静かな走行性が魅力。それに加えてクイックなハンドリングが可能で押しやすく小回りが利きます。
ミオスはコンパクトなパッケージングが魅力の一つですが、シングルタイヤを採用することで狭い場所も難なくこなし、気軽に使えるのは大きな長所といえます。
シングルタイヤを支えるサスペンションも見逃せません。見かけだけではなく、しっかりと機能してくれるサスペンションは路面の凹凸などにも気を遣わず柔軟に対応してくれます。赤ちゃんの乗り心地とママの押し心地を実現しているのはこの足回りが大きく貢献しているのです。
片手で開閉が可能
・コンパクトで折りたたみも簡単
・決め手は不器用な私でもサクッと簡単に片手で折りたためるところ
上段でご紹介しました折り畳み動画を再度添付しておきます。
私もいろいろなベビーカーを見てきましたがインポートモデルではトップクラスの折り畳み性能だと感じております。
⇒ ミオスの折り畳み工程 (youtube)
対面式が可能
・三輪と悩んだけど、やっぱり対面できる方がいいよねって
日本ブランドA型ベビーカーのほとんどのモデルに両対面機能は搭載されています。しかしながら海外製品に目を向けてみると意外にも少ないのは不思議に感じるかもしれません。これは使用環境やお国柄の違いからくるものだと思いますが、日本国内で使うならばやはり欲しい機能です。
ミオスをはじめ、インポートブランドで両対面が可能なモデルといえば他にバガブービーなどが挙げられます。両対面ありきでベビーカーの選定をされているわけではなさそうですが、結果的に比較機種として挙げているのは両対面が可能なモデルが多くなっています。
フロントガードの装備
・赤ちゃんが落ちないようガードがついている
フロントガードはベビーカーの必須アイテムと思われているかもしれませんが、海外製品の場合、すべてのモデルに搭載されているわけではありません。
自立する
自立機能は日本ブランドのベビーカーでは当たり前ですが、インポートモデルではとても少ないのです。
欧米では車に乗せる以外ではベビーカーを折り畳むことはあまりないため、自立させる必要がないのが実情です。
そんな中、ミオスは日本国内で利用するにはありがたい比較モデルの中でも珍しい自立機能を有しています。
シートがメッシュ仕様
・背もたれ部分のメッシュ!!今年の夏が暑すぎて、すごーく魅力を感じてしまいました
・座面クッションが取り外せて、メッシュにできるから、夏は涼しげ
・この暑さなのでメッシュになるサイベックスミオスに
風通しのよいメッシュシートはとても評判ですね。赤ちゃんは熱がこもりやすいので熱放出がしやすいメッシュ地は冬場でも活躍してくれるでしょう。
ハンドル調整が可能
・ハンドル部分の向きの調節が可
・いちばんハンドル位置が高くできるこちらがいいなぁ
・持ち手が高い
・何より持ち手が高いので腰が楽チン
ハンドルアジャスター(ハンドル調整機能)は高さ位置を簡単に変えることができるので、背丈が異なるパパさんママさんの利用でもベストポジションを取ることができる優れものです。
ハイシート仕様
ハイシート仕様なので・・・という言及も非常に目立ちます。ハイシートとは一般的に地面からシート面までの高さが50cmを超えるタイプを言います。
日本ブランドのベビーカーでは当たり前となっている「ハイシート」ですが、ミオスと同じようなインポートベビーカーは意外にも少ないのです。
利用者が少ない
・子連れが多い場所に行っても、ベビーカー被ることはほとんどない
ミオスを愛用されている方はやはり個性を求めるオシャレなユーザーさんが多いのが特徴。
他人と同じものはあまり使いたくない気持ちはよくわかります。トータル的に見てミオスに最も近いコンセプトのモデルといえばバガブービーですが、beeよりは見かける頻度が圧倒的に少ないのは確かです。
カラーの変更が可能
・キャノピーの変更が可能なので私好みの配色にしました
キャノピー&ヘッドクッション、インレイのカラーが豊富でオプション品としても個々に販売されています。その日の気分で着せ替えてみても楽しいと思います。
店員さんの勧めで・・・
・STOKKEとbugabooで迷っていたが、店員さんに「こちらはSTOKKEとbugabooのいいとこどりなんです!!!」と熱く語られた結果、cybexに決定。
ミオスをはじめ、プレミアムインポートブランドをお求めになられる方はとても熱心に情報を求められるようです。ブログや比較サイト、SNSなど、オーナーさんの生の情報は参考になることはもちろんですが、これぞ!という決定打に欠けることも。
専門ショップの店員さんの意見はやはり説得力があるようですね。結構うまいこと表現するなぁ、と、この一文を見て感心してしまいました。
比較機種
サイベックスミオスとガッチリ競合するモデルといえばバガブービー5が真っ先に挙がるでしょう。ミオスを検討された方のほとんどが比較機種として挙げています。
↑画像:bugaboo bee5
コンパクトなボディに両対面もこなす日本ブランドに近いモデル形態で、4輪ともにシングルタイヤなのも同じ。トラベルシステムにも対応、これも同じ。価格も非常に似通っています。
バガブー製品はベビーカーの中でもトップクラスのステータス性を持っており、その中でもbeeはインポートモデルの一番人気といってもよい特別なモデル。
ライバルが皆無であった同カテゴリに突如出現したサイベックス ミオスの登場により人気に陰りが出てきた!?なんて話もちらほらと聞かれますが相変わらずの根強い人気は健在です。
フランス生まれのお洒落なブランド
続いて比較機種として挙げられるモデルはベビーゼンyoyo。
・サイズの比較で考えるとyoyoは候補になってきます。
・極小コンパクトになるので使いやすいかと・・・
これもミオスとコンセプトは似ています。
フランスの生まれのベビーゼンは洗練されたデザイン、コンパクトに折りたたみできるパッケージングが好評のプレミアムベビーカー。
ベビーシートが搭載可能なトラベルシステムにも対応。マキシコシシートとの組み合わせがスタンダードですが、サイベックスのエイトンQやクラウドQの装着もできます。
おしゃれでかわいい小物類(オプション品)が多いことも特徴です。
インポートプレミアブランドとの比較
前途2モデルに続いて比較機種として最も多く挙げていたのが以下のモデル。
複数の口コミを見てみるとかなりの頻度で登場します。
ストッケ エクスプローリー
↑画像:Stokke Xplory V6
・ストッケの高さのあるシートも魅力的だったけど、電車に乗る生活になりそうなので遠慮しました。
・ハイシートと個性的なデザインは特別なものがあると思う。
キングオブベビーカーともいわれるプレミアムモデル。知名度と高級感は特別なものがあり、多くのママの憧れの存在でもあります。
唯一無二のデザイン、高いシート位置などエクスプローリーは他モデルにはない魅力がいくつもあります。
単体での仕様は生後6か月からと表向きには物足らなさを感じるスペックかもしれませんが、こちらもトラベルシステムに対応しており、別売のベビーシートを利用される方が非常に多いモデルです。大型のキャリーコットの装着も可能で新生児期でも十分機能するフレキシブルさを兼ね備えています。
ハリウッドセレブをはじめ、日本の芸能人やモデルさんが最も愛用しているベビーカーとしても有名です。
難点をあえて挙げれば高額なことでしょうか。
ベビーカーでは数少ない超プレミアムなブランド品のため、高額なのはデメリットではなさそうです。
サイベックスミオスとはタイプの違うモデルではありますが、プレミアム性の高いモデルというくくりでは一緒といえます。
ストッケ スクート2
↑画像:ストッケ スクート2
スクート2はエクスプローリーの弟分的存在。
しっかりとしたフレーム構造、大型のゴムタイヤを装備し、安定した走行性と軽快な押し心地が魅力です。
単体で新生児期から利用でき、両対面もこなす実用性の高いモデル。こちらもトラベルシステムに対応しており、ストッケのベビーシートが装着可能。
エクスプローリーの欠点を補うスペックを有していますが、お値段は意外とお求めやすい設定となっています。
サイベックスミオスより一回り大きいサイズですが、ブランド価値をはじめ、基本機能や価格なども拮抗しており、そのあたりを見て比較機種として挙げる方が多いものと思われます。
知名度の高いあのモデルも比較対象
エアバギーココ
・エアバギーの魅力はやはり走行性ですね!気持ち重たいのと片手で折りたためないのはひっかかるけど走行性重視してる私にはcocoがベストかな!?
・エアバギーは可愛くて一番気になっていたけど・・・たたむのが面倒なのがネック。見た目のボリューム感はちょっと気になる。
・エアバギーの走行性の良さには本当に心惹かれました。まだ少し未練がある
・最近エアバギーのHPを見たら新しく新生児期から使えるベビーカーが発売されるとか!
誰もがご存知のエアバギーココも比較検討機種として挙げている方が非常に多いようです。
ここで挙げている比較機種の中で唯一の日本ブランドモデルですが、第一に洗練された雰囲気を重視されての比較ではないかと推察します。エアバギーさんはホント、見せ方がキレイです。
エアバギーはブランド価値もさることながら、最上級の走破性と乗り心地を兼ね備えたベビーカー。このあたりをしっかりと理解されている方が多い結果ではないかと思います。
上画像は最新モデルのフロムバースシリーズ。
単体でも新生児期から利用できるスペックを有したことでさらに人気が加速している模様。
フロムバースはエアバギーココのアイコンともいえる丸形の幌が特徴のブレーキEXベースのモデルと角型の幌、プラスαの装備が魅力の最上級モデルプレミアベースのモデルの2本立て。
エアバギーココといえばマキシコシシートとの組み合わせを利用される方が多いことも特徴です。
人気カラー
フレームカラーについて
2019年バージョンのミオスは3つのフレームカラーから選べます。クローム、マットブラック、そして新色のローズゴールドの3種類。
フレームカラーだけを見ると新色のローズゴールドが一番人気。2017年モデルからラインアップにあるブラック、クロームも好評です。
ローズゴールド派の意見
・高級感たっぷりに見える斬新なカラーで即決め
・ベビーカーに見えないところが良い
・最近、こういうカラーってハヤっているよね
・宝石のよう
ブラック派の意見
・引き締まって見える
・高級感がある
クローム派の意見
・キラキラとしたクロームフレームはミオスの一番の魅力
・黒だとぶつけたときに塗装が剥げると思ったから
三者三様の魅力がありますね。斬新な新色、ローズゴールドは鉄板の人気カラーとなっており、在庫切れの店舗もちらほらとあるようです。
私だったらやっぱり新色の「ローズゴールド」かな!?高級感たっぷりで実に「ミオス」っぽいので!
キャノピー、ヘッドクッション、インレイカラー
2019年型ミオスのカラーバリエーションは以下のとおり。
どの色が一番人気だと思いますか?
答え ⇒ マンハッタングレープラス
デニム調の生地を使用したマンハッタングレーファブリックは高級感があり、とても上品に見えます。
本カラーはあまりにも人気のため、「街中でバッティングすることもしばしば」といったオーナーさんのお話もありました。
ミオスのデメリット
デメリットも探しましたが、あまりにも少ない・・・
ベビーカーのレビューをいろいろ見てきましたが、これほど否定的な意見が少ないモデルも珍しいです。
一応、デメリットらしきものも列記しておきます。
・デザインをはじめ、何から何まで可愛いけど、お値段だけはかわいくなかった・・・
↑この表現、とても面白いです。
・対面切替が手動
・ハンドブレーキがない
・日本製に比べると重い
ミオス購入者の多くは「決め買い」している方がほとんどのようです。そのためか肯定的な意見に終始するレビューが多く、マイナスを多く語る文面はあまり見かけません。
前途に挙げたデメリットは確かにマイナスには聞こえますが、捉え方によってはプラスとして見ることもできます。
万人が満足するベビーカーなど存在しないのです。
MIOSの選び方とラインアップについて
ミオスを購入する際、さまざまなモデルがあるようで戸惑う方もいらっしゃるかとお思います。
ミオスの販売で有名なブリリアントベビーさんのページを見ると分かりますが同じミオスが並んでいるものの価格が異なる製品があることに戸惑われることと思います。
そこで、ミオスを購入する際に迷わないよう整理しておきます。
ベースモデルを決定する
ミオスはどのモデルもベースは一緒ですが、フレームカラーが異なる3種類があります。
これを決定したうえで次に進みます。
インレイとキャノピーカラーを選択
2017年モデルは選択方法が複雑でしたが、新型2019年モデルよりすっきりとしました。
フレームカラー+シートの色
これで決定です。
ファッションエディション
レギュラー商品とは別にファションエディションと呼ばれる個性豊かなキャノピー&シート柄が特徴のプレミアムモデルもあります。
ファッションエディションは、シート&フレームセット・キャノピー(幌)、ヘッドクッション、コンフォートインレイ(背面クッション)がセットになったフル装備仕様です。
↑画像:ミオス butterfly
↑画像:ミオス KOI
さいごに
ドイツブランドらしい剛性の高い安心感のある筐体に複数の利便性の高い機能を兼ね備え、しかも軽量・コンパクトにまとまったパッケージングはサイベックスミオスの最大の魅力。
しかも、ベビーカーでは数少ないステータス性を兼ね備えた至高の逸品と言えるでしょう。
「ベビーカーは赤ちゃんを乗せて移動する道具」にとどまらず、短い期間しかない赤ちゃんとのスキンシップを有意義にエンジョイするアクティブで素敵なママさんから絶大な支持を得ている部分はミオスのブランド価値をさらに高めていると感じます。
長らくこのカテゴリーの一強だったバガブービーの対抗モデルとして今後は目を離せない注目のモデルになっていくことは間違いありません。