「ベビーシートという特殊なカテゴリーのチャイルドシートの利用価値についてはしっかりと理解した。」
「ベビーシートはマキシコシ製にしようと決断した。」
とここまでは順調に進む方がほとんどだと思います。
最後の難関 ⇒ カブリオフィックスにするか?、ペブルにするか?
マキシコシのベビーシートにはそのほかに最上位モデルのペブルプラスがあります。
ここではリーズナブルな2モデル、カブリオフィックスとベブルを比較していきます。
photo credit: Tom & Katrien via photopin cc
大きさ・サイズの違い
↑画像:マキシコシ カブリオフィックス
↑画像:マキシコシ ペブル
カブリオフィックスとペブルを並べてみると分かるのですが、ペブルのほうが若干大柄です。
座面部分の横幅が後発のペブルのほうが若干広くできており、マキシコシのオフィシャルページではカブリオフィックスに比べ、ペブルの座面は約25パーセント拡大したと記載されております。些細な差ながらこの違いはかなり大きいようです。
口コミサイトを見てもこのあたりが機種選定の決定要因となったという方も多く、その理由もいくつか共通した部分がありました。
夏場と冬場の服の違い
夏は赤ちゃんも軽装になります。対して冬場は厚着になるのが一般的。夏の軽装時にはピッタリとフィットしていたマキシコシシートも冬場の厚着になるとちょっと窮屈になることはある程度想定できます。大は小を兼ねると言いますが、あながち間違いではありません。少々大きめにできているペブルであれば冬場のモコモコベビー服を着ていても安心かも!?
12ヶ月までは使えない!?
マキシコシのベビーシートを実際にご利用になられている方に複数お聞きすると使用月齢はだいたい7~8ヶ月ぐらいまでという方が圧倒的に多かったです。
B型カテゴリーのベビーカーは約7ヶ月から利用可能ということと、ほぼ首がすわって、そこそこ大柄になってきた赤ちゃんがゆったりと過ごせる空間が必要と判断したという話をよく聞きます。そのため、チャイルドシートもちょっと大きめのタイプにこの次点で変更する方も多いようです。
もちろんメーカーが公表しているとおり12ヶ月までは使用可能なのは間違いありませんが、お子様の成長度合いによってはもっと早くなってもおかしくはありません。
実際にマキシコシペブルを利用し、月齢ごとにお子様の写真をupされている素敵な子育てのブログがありましたので、ご紹介いたします。
一番下のお写真(6ヶ月半時)を拝見すると足がシートからかなり出ていることが分かります。
⇒ 私の育児グッズ
サイズ的に少し大柄のペブルのほうが、長く使えるという意味では有効かもしれませんね。
ウイングハネース機能の搭載
後発のペブルにはウイングハーネスという画期的な機能がついています。
写真のように、バックルを外した状態では、両側の肩ベルトと中央も股ベルトがウイング状に開いた状態になる優れもの。
チャイルドシートにお子様を乗せる際、面倒なのがこれらのベルトの調整。
片手に不安定な3Kg以上の我が子。もう片手でチャイルドシートのベルト類を調整するのは至難の業。
これを解決したのがウイングハーネス機能。バックルを外せばあとはお子様を乗せるだけ。
最新モデルのペブルプラスにも搭載されています。
ワンタッチハーネスの有無
ペブルにはベルト調整が簡単にできるワンタッチハーネス機能を搭載。
本体裏のレバーを動かすだけで、簡単に肩ベルト&ヘッドレストの高さが調整できます。
その他の違いとまとめ
ネット上でよく見かけるのが、ペブルは側面衝突に強くなったということ。
少し大柄になり、サイド部分が肉厚のあるゴムで覆われているのを見ると確かにそうかもしれません。このような話は関係者の方からもお聞きいたしましたが、しっかりとしたソースがなかったため、上記には記載いたしませんでした。
ペブルはカブリオフィックスの進化系といった位置づけで、後発であるためにカブリオフィックスよりは優れている点が多いのは事実です。しかしながら、ペブルが登場後、カブリオフィックスが廃盤になるわけでもなく、両機種が並んで販売されていることからメーカーとしては住み分けがあるものだと思います。
個人的な好みですが、私的にはカブリオフィックスのほうが格好良く見えてしまいます。
価格は数千円の違いがあり、パット類など、些細な違いがありますがおおむね仕様は同等。
大きさと2つの機能そして価格差を天秤にかけたとき、どちらにするかは個人の考えるところでしょう。
市場ではペブルのほうが売れていると推察できますが・・・いかがでしょうか。
ペブルとペブルプラスの違いも併せてご覧ください。
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