スポーツカーのバケットシートでおなじみの「レカロ」にベビーカーが存在することはあまり知られていません。
世界のブランド、レカロの超人気ベビーカー「イージライフ」はどのようなモデルなのか?評価・使用感・口コミなどをまとめてみました。
レカロ社とは!?
レカロ社はドイツのシュトゥットガルトに本拠を置く、世界的に有名な自動車・航空機関連製品製造企業。
クルマ好きにはおなじみのブランドでありますが、一般的に認知されている製品はやはりバケットシートではないでしょうか。
レース仕様のフルバケットシートをはじめ、世界に名だたるスポーツカー(フェラーリ等)に搭載されている特殊な高級シートメーカーとして世に浸透しています。
photo credit: Hugo-photography Real Madrid Santiago Bernabéu Stadium dugout chairs via photopin (license)
車好きを魅了する「レカロ」ですが、最近ではチャイルドシートやベビーカーも手掛けていることでイケてるパパさんから注目を浴びているのは言うまでもありません。
どうせ利用するならばレカロ製品を!と考えるパパさんからはベビーカーも「レカロで!」とお考えの方も多いようです。
レカロベビーカー イージーライフはどのようなモデルなのか?
2019年5月現在、レカロ製ベビーカーは「イージーライフ」のみ。
レカロ「イージーライフ」とはどんな特徴を持ったベビーカーなのかを順番に見ていきましょう。
B型スペックながらトラベルシステムにも対応
イージーライフの利用月齢は約6か月から。スペック的にはB型となります。
使いやすい機能性と走行時の安定性、そしてステータス性のすべてを兼ね備えた数少ないB型ベビーカーといえます。
単体ではB型スペックとなりますが、トラベルシステムに対応しているため、新生児期からの利用も可能。
さらなる安全性と機能性を求める方はトラベルシステムセットをお勧めいたします。
B型ながらフレキシブルなリクライニングが可能
一般的なB型ベビーカーは背もたれの調整は可能なものの、ワイドな角度調整はほぼ不可能なモデルが多いのはあまり知られていません。
B型の主要人気モデルのリクライニング角度はだいたい118~130度。対してイージーライフは100~142度と広角の調整が可能です。
フルリクライニング時は142度もあればゆったりとした寝姿勢をとることもできるでしょう。
イスを最大限に起こした100度もあれば腰が据わってきて活発気動き出す約7か月以降のお子様は周りを見渡すのにちょうどよい座角となるでしょう。
折り畳み時は超コンパクトに!
折り畳み時はB型ベビーカーの中でもトップクラスのコンパクトなサイズへと変身します。持ち運びやすさが向上するだけではなく、収納時は省スペースで済みます。玄関先に置いても邪魔になることはないでしょう。
コンパクトさが最も発揮する場面は自動車のトランクへの収納時。
小型車のトランクでも無理なく収納できるため、お買い物や旅行へお出かけの際も困ることはないでしょう。
グラツキが少ない
B型ベビーカーは軽さを追求しているモデルが多く、その裏側にある剛性や安定性は犠牲にせざるを得ませんでした。
軽量であるがゆえに華奢な感じを払拭できないモデルが多い中、しっかりとしたフレーム剛性を備えたイージーライフは実際に利用してみるとグラツキやギクシャクした感じはあまりなく、安定した走行が可能となっております。
レカロらしい洗練されたデザイン
レカロ社のバケットシートは高い機能性だけではなく、美しいデザイン性も見逃せません。
これは主力商品のシートに限ったことではなく、ベビーカーにもいえます。複数のベビーカーを見ていくとわかりますがレカロベビーカーには子育て臭漂う野暮ったさは一切なく、子育てをエンジョイするパパ、ママにぴったりの洗練された雰囲気を感じます。
キリリと光るRECAROロゴはブランド力の大きさを感じます。
個性豊かな7つのカラーから選択可能
イージーライフは7色から選べます。スタンダードな落ち着いたものから、遊び心溢れるポップなカラーまで選択可能。
ベビーカーでこれほどのカラーラインナップを揃えているのは大変珍しいことです。
貴方のお気に入りカラーが必ず見つかるはずです。
主要スペック表
対象年齢・月齢 | 6ヶ月(ひとり座りが出来る頃)~36ヶ月まで(B型) |
---|---|
適応体重 | 15kg以下 |
本体重量 | 6.1kg |
サイズ | 開:1050(H)×480(W)×800(D)mm 閉:590(H)×480(W)×260(D)mm |
リクライニング角度 | 100°~142° |
カラーバリエーション | ルビー・サファイア・ライム・ピンク・サンシャイン・グラファイト・ブラック |
安全基準 | 欧州安全基準:EN1888 適合 |
こんな方にお勧めです!
-
B型ベビーカーに安定性と剛性感を求める方
-
折り畳み時、コンパクトになるモデルをお探しの方
-
クルマ好きやレカロの魅力をご理解いただいている方
- トラベルシステムをご検討の方
レカロ イージーライフの口コミと評価
イージーライフの概要が分かったところで、今度は実際の利用者さんの生の声を見ていきましょう。
↓口コミ情報は以下ページを参考にしました↓
その1 レカロ イージーライフ(楽天みんなのレビュー) 11件
その2 レカロ イージーライフ(楽天みんなのレビュー) 22件
その3 レカロ イージーライフ(アマゾンカスタマーレビュー) 18件
その3 レカロ イージーライフ(アマゾンカスタマーレビュー) 13件
*レビュー件数は2019年5月3日現在
これら有力レビューサイトを中心にsns全般と個人のブログなどを参考にまとめてみました。
高評価と否定的な意見に分けて最も多い意見を抽出してみました。
評価の高い意見
剛性感がgood!走行時のグラツキが少なく押し心地が良い
走行性の高さは多くの人が最も言及している箇所。
タイヤ径はさほど大きくなくコンパクトな外観なため、スタンダードなB型と変わらないと思いきや意外と評価が高いようです。
その理由はフレームの剛性感にあるかと思います。ハンドルを持って前後左右に振ってみてもブレはほとんどなく、ガッチリとした印象を受けます。
折り畳み時のコンパクトさ
一般的な人気B型ベビーカーとは折りたたみ方法が異なり異なります。
折りたたみ時は高さが約半分になるため、タイトな空間での保管に最適。
軽自動車のトランクに積んでも邪魔にならないのは非常にありがたいです。
リクライニング機能を搭載
・競合他機種と比べるとB型ながらしっかりリクライニングすること。
・フルリクライニング時は快適な寝姿勢がとれること。
この2点は強力に評価されている方が多いです。B型とはいえ、リクライニングだけを見れば限りなくA型に匹敵。
他機種と並べてみるとよくわかります。
レカロブランドでありながらお求めやすい価格
レカロと聞くと高額なイメージがありますが、本ベビーカーは一般的なB型と比べてみると僅かながら高い程度。
機能性とブランド価値を考え合わせればむしろ安いぐらいです。
・拍子抜けするぐらい安かった
・レカロだけに高額を予想していたが意外と安かったので衝動買い
などの意見が印象的でした。
否定的な意見
B型ベビーカーの中では重いほう
レカロ イージーライフの重量は6.1kg。一般的な売れ筋B型モデルは約3.5~4kgほどなので数字を見ると重いのは確か。
しかしながら、走行性と安定性を重視したモデルのため、実際に使ってみると少々重たいのは納得できたという方が多数。
折り畳み時はとにかくコンパクトになるため重量があっても持ち運びは楽だという意見もありました。
開閉には慣れが必要
イージーライフは独特の折りたたみ方が特徴。はじめは操作に戸惑う方が多いようです。使っていけば自然と慣れるもの。その点はどのベビーカーも一緒です。
床下収納がもっと広ければ・・・
荷物カゴのサイズがもっと大きければという意見がありました。たしかに小さいですが、他機種と比べても一般的なサイズといえます。
フロントガードがオプション扱い
どのベビーカーにもついているフロントバーが標準では搭載されていません。しかしながら、オプション品で用意されているのでほとんどの方がお求めになるようです。
管理人のひとこと
B型ながらしっかりとした剛性感と折り畳み時のコンパクトさは日本ブランドベビーカーと比べると一枚上手。この二点を満たしたB型モデルは他には見当たらず、購入の決め手になったという方は多いようです。
チャイルドシートを組み合わせた「トラベルシステム」はよくできており、レカロ製のチャイルドシートのステータス性と安全性を兼ね備えた逸品。車好きのパパさんは黙っていないでしょう。
あえてマイナス要素を挙げれば少々重たいことか。
国内ユーザーがB型ベビーカーに求める最重要事項の一つが軽さだと言われていますが、実際にイージーライフを使ってみると軽さが全てではないことが分かります。
B型ベビーカーの使いやすさとは何なのか?の答えがこのモデルには詰まっています。
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