ベビーカーの選び方

住環境で選ぶ

投稿日:2017年12月25日 更新日:

住環境によってベビーカーの選定は異なります。

ベビーカーを選定するとき、デザイン性やお気に入りのブランド、価格などに重点を置いて購入する方がほとんどだと思います。ここで大切なことが抜けています。必ず住宅事情を考慮に入れるべきです。

実は、この点がベビーカー選びの一番の盲点なんです。

いざ家に持ち帰ったら全く予期しなかった問題点が次々と出てきて、使えないことが明らかになった・・・なんていうことをよく聞きます。

これはベビーカー自体の性能の問題ではありません。

実際にあった失敗例をご紹介します。

photo credit: StevenM_61 via photopin cc

失敗例

そのベビーカー、ご自宅の玄関先などに置いておくスペースはありますか?

ご自宅の玄関先にベビーカーを置いてみたとき、予想以上に場所をとってしまうケースがあります。 現代のベビーカーは簡単に折りたたみができ、コンパクトになるのが当たり前と考えている方が多いと思いますが、実はそうでもないのです。

国内ブランドのベビーカーであれば、ほとんどがワンタッチで折りたため、しかもコンパクトになり、自立するのでそれほど置場を要することもありません。

画像:ピジョン ランフィRA7

上の写真は新生児期から利用可能なA型両対面モデルで最も人気の1台であるピジョンのランフィ。日本ブランドのベビーカーはほとんどが折り畳むとこんな感じにスラリとコンパクトになり自立します。

海外製のベビーカーとなると折りたたみや自立機能などはあまり期待しないほうがよさそうです。折りたたみ機能はついているが手順が面倒で時間がかかったり、折りたたんだところでそれほど小さくならなかったり、ましてやベビーカーを自立させるなんて初めから考えていないメーカーや機種も結構多いのです。

欧米と日本とでは明らかに生活空間が違いすぎます。日本では住居や交通機関、公共の場においてタイトな空間が多く、コンパクト&自立機能がなければ使用が困難な土壌があるのです。
対して欧米では置場に困ることもなく、車での移動も日本より多いため、折りたたみ機能は最小限でよいのです。と、いうより全く必要な環境がないといっても言いすぎではないかもしれません。

折りたたみが得意でないベビーカー(海外製)がよくないと言っているわけではありません。自宅前に潤沢なスペースがあれば折りたたむ必要もありません。折りたたむ必要のない場所に行くのであれば問題もないのです。

エレベーターがない2階建て以上の集合住宅では軽量タイプが◎

国内で一番売れているスタンダードなタイプのベビーカー重量はだいたい4Kg~7Kg。この2~3Kgの違いをどう考えるかは人によってはまちまちです。
店頭で実際に手にとってみただけではわからないかもしれません。

軽さで選ぶ、軽量ベビーカーとは

2~3Kgの違いを痛感するのがベビーカーを持っての階段の上り下りです。力のない女性ならなおさらです。この瞬間にあまりの重さから買い替えを考える人は意外と多いのです。

まだお気づきではないかもしれませんが、階段を上り下りする際に運ぶのはこの7Kgのベビーカーだけではありません。

そうです!お子様もだっこしなければならないのです。

右手に我が子、左手にベビーカーとなると、あなたが持ち上げる総重量は10Kgを超えてしまいます。 買い物帰りとなれば食材はお子様を自宅に運んだ後となりますよね。階段の上り下りはよくて2回戦、最悪3、4回戦となります。これでは買い物に出かけるのが苦痛になります。

ベビーカーのたった数Kgの違いに感謝することでしょう。

持ち運びの利便性は「軽さ」だけでは判断できない

現在のトレンドとしてはどちらかというと「軽い」タイプのベビーカーが好まれる傾向にあります。

軽さで選ぶ、軽量ベビーカーとは

では「軽い」と言われているベビーカーの重量とはどれぐらいだと思いますか?

新生児期から利用可能なA型両対面タイプではだいたい4~5.5kgぐらいなのです。

ベビーカーをはじめて利用する方にとってこれが軽いのか否かの区別はつきずらいと思いますが、こんなものだとご理解ください。

少しでも軽ければ持ち運びは楽になり、外出時や階段の上り下りにも影響が出ないとお考えかもしれませんが、実は「軽さ」だけが持ち運びの利便性を左右する要素ではありません。

では、軽さ以外の要素とは ・・・・ 持ちやすさ なのです。

持ちやすいベビーカーの工夫

ベビーカーを移動する際、どのような動作をすると思いますか?

 

1.ハンドルを握って軽く持ち上げる。

 

2.肘にかける

これら動作が基本となりますが、階段の上り下りや少々長い距離の移動には限界が生じます。そこでひとつ運びやすいベビーカーをご紹介いたします。

画像 : コンビ スゴカル4キャス

コンビ スゴカル4キャスはA型両対面+オート4輪搭載の現在のベビーカーでは1.2を争う超人気モデル。軽さと高機能の両立が人気の理由です。

そのスゴカル4キャスに採用されている「持ちカルグリップ」が優れもの!

座面下部にあるグリップがポイントなのですが、このグリップがあることで画像のように無理のない腰の位置で抱え込むように持つことができます。片手でお子様を、そしてもう片方の手でベビーカーを持つことが可能。ほんの些細な原始的な構造ですがこれがあることで階段の上り下りでも「持ちやすさ」=「軽さ」を実感することでしょう。

 コンビ 新搭載「持ちカルグリップ」を体験 【エスカレーター編】(youtube)

 

「持ちカルグリップ」が採用されているのは現在ではコンビ製品のみ。画像のスゴカル4キャスをはじめ、最上位モデルの アンブレッタ4キャス 、 メチャカルハンディ オート4キャス など主力モデルのほとんどに搭載されています。

折りたたんでの持ち歩きが多い場合、あの人気モデルは要注意

電車・バス等、公共機関の移動が多い場合、ベビーカーは軽量でなるべくコンパクトになり、しかも持ち運びがラクな形状になるのがベストです。

ただ単に、コンパクトになることを最優先に考えると思わぬ落とし穴が待っています。

最近流行のバギータイプに「アンブレラストローラー」といわれる形状のモデルがあります。折りたたみ時に、細く、長くなるモデルを指します。小さくなることは持ち運びに際し大変ありがたいことなのですが、折りたたんだときにタイヤが上にきてしまうため、ストラップを使って肩に担いだ時、タイヤについた雨や泥汚れなどが衣服につきやすいというデメリットがあります。

本サイトでは散々申し上げていますとおり、ベビーカーにはメリットとデメリットが常に表裏一体となっており、上記で述べたようなモデルが決して悪いと言っているわけではありませんので念のため。

坂道、荒れた路面は要注意

ベビーカーの走行性能は機種により大きな違いがあります。

舗装されたフラットな路面で使うにはあまり問題はありませんが、少しでも荒れた路面だったり、坂道が多かったりした場合、通常のベビーカーに比べ、走行性能を全面にアピールしている機種は大きく性能が違います。

では、走行性の良いベビーカーとはどんな機種なのでしょうか。

一つめはタイヤの大きさです。タイヤが大きくなれば安定性が出ます。A型両対面の最新人気モデルでは超大型の18cm径タイヤを採用するモデルも登場してきました。

↑画像:ピジョン フィーノ

⇒ 超大型18cm径のシングルタイヤを採用したフィーノはA型両対面の中では突出した走破性とクイックなハンドリングが持ち味。シングルタイヤは接地面が少ないためロードノイズも拾いにくく軽快な押し心地を実感できます。

 

↑画像:コンビ アンブレッタ4キャス

⇒ フィーノと同じく18cm径タイヤを採用したコンビの最上級かつ最新モデル。ダブルタイヤで安定感がありながら、大口径タイヤは路面の少々の段差を気にすることなく走行が可能。唯一無二の美しいデザインも好評です。

 

最近流行なのはエアタイヤ(ゴムタイヤ)仕様。赤ちゃんの乗り心地が向上するのはもちろんですが、ベビーカーを押している感覚があまりなく軽快そのものです。街中のあらゆるところで遭遇する小さな段差も全く気にすることなく安定した走行が可能となります。
逆を言えば、コンパクトなベビーカーを街中で押していると、普段は全く気にならなかったちょっとした段差や路面の荒れが驚くほど多いことに気が付きます。

エアタイヤが装着されている機種のほとんどは大型のタイプが多く、剛性が高いのも特徴です。また、直進性も高く(小型のベビーカーは意外と直進性がない)トータルで安定した仕様となっております。そして、通常のストッパーに加え、ブレーキが装備(自転車ブレーキのようなタイプ)されている機種もあります。(余談ですが、プラスティック製の小型タイヤが装着されているコンパクトベビーカーはアスファルトで押すと振動が大きくエアタイヤ仕様のベビーカーに比べ、押し手も赤ちゃんも疲れます。)

現代の日本では荒れた路面はほとんどありませんが、例えば地面が砂地の公園に出向く機会が多いとか、ご自宅が山の上で坂道が多い方などは大型エアタイヤタイプのベビーカーも候補に入れてはいかがでしょうか。

 

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