B型ベビーカーは使いやすさこそが重要。
軽さは持ち運びやすさに直結するため、少しでも軽いモデルを選びたいという方も多いでしょう。
現在販売されているB型ベビーカーを軽い順から並べてみました。お役に立てましたら幸いです。
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B型ベビーカーを軽い順から並べてみた
B型ベビーカーは軽量で苦にならない取り回しの良さが最大のメリット。
「腰が据わってから」が利用時期となるB型はA型に比べてシンプルなつくりになっているのが特徴です。
B型ベビーカーのメリット
A型ベビーカーがあれば新生児期から使い終わるまでの長い期間をこれ一台で済ませることができるメリットがあるものの、新生児期に重きを置いたつくりになっているA型は6~7か月に突入した「おすわりができる時期」のお子様には機能過多となり、ただ大きく、取り回しの悪いベビーカーへと変わってしまいます。
B型ベビーカーの利用月例の目安は約6~7か月ぐらいから。
幼児期に突入しようかとする月齢に特化したB型モデルはその時期にマッチした機能性に優れた取り回しの良さから買い替える方が多いのです。
B型ベビーカーが「セカンドベビーカー」と呼ばれるのはそのためです。
軽さだけではないB型ベビーカー選びの基準
本ページではB型ベビーカーのみをピックアップし「軽い順番」から並べてみました。
ベビーカー選定基準の一つに「軽さ」を挙げる方が多いのは現在のトレンドといえます。しかしながら、軽さだけがベビーカーを図る基準ではないのも当然のことであり、常識となっています。
さまざまなタイプが存在する
B型モデルは約7か月から利用するモデルとして一定のカテゴリーが形成されているものの、さらに細分化するとさまざまなタイプに分類できます。そのため、軽さを語るのはあまり意味のないことと分かりつつも、機種選定の際のひとつの基準となることは間違いないため、本ページにまとめてみました。
ベビーカーは個々の利用環境などによってチョイスするモデルが変わってきます。
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本編の個別機種説明にあるリンクから詳細はご確認ください。
人気のベビーカーも同時にチェックしておくのがポイント
B型は軽いほうが良いと思われるかもしれませんが、実際に売れているベビーカーは軽さだけでは判断されておりません。
人気が集中しているB型モデルも同時にチェックしておけば機種選びはスムーズに進むかと思います。
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B型ベビーカー軽さ(軽量順)ランキング
B型ベビーカーは世界的に見ると多種多彩。
ここでは日本国内で利用するにあたり、使いやすさを重点に置いた取り回しの良いモデルのみをピックアップしました。
リッチェル カルガルー RS
2.8kg
リッチェルはB型モデルでは長年の実績がある信頼のブランド。カルガルーシリーズはリッチェルのメインモデルとなっています。
カルガルーRSは現時点でB型ベビーカーでは最軽量。
わずか2.8kgながらワンタッチ折りたたみ開閉、ハイシート、フロントバーなど必要な装備はしっかりと整っています。
リッチェル カルガループラス
3.0kg
リッチェル カルガルーの最上位モデル。
前途でご紹介した通常モデルとの大きな違いはリクライニング。110度から130度までの無段階調整ができるのでお子様はゆったりと寝ることができます。
そのほかにも通気性に優れたメッシュシートの採用、幌の天面に赤ちゃんの様子が見えるメッシュ窓を装備。大容量18リットルの下かごを搭載するなどプラスの装備が盛りだくさん。
通常モデルと比べてたった200gアップの3kgに抑えてあるのは立派です。
アップリカ マジカルエアーAE
3.2kg
アップリカ マジカルエアーシリーズは最も人気のあるB型モデルの一台。
3.2kgと超軽量でありながら、軽やかな押しやすさ、簡単折りたたみ開閉、ハイシート、フロントバーの装備などB型として必要な装備はほぼ網羅されています。
アップリカ マジカルエアー プラス AC
3.5kg
大人気、マジカルエアーシリーズの最上位モデル。
ワイドタイヤを採用し、走行性をUP。ビッグサンシェード、高通気性3Dメッシュシート、52cmハイシート(従来型は50cm)など上級モデルにふさわしい数々の装備が魅力です。
現在、B型で最も人気となっているマジカルエアーシリーズですが、通常版のマジカルエアーAE(3.2kg)よりも充実した装備の本モデル(3.5kg)のほうが売れ行きは良いようです。
わずかな重量変化よりも利便性を追求している結果だと思われます。
アップリカ マジカルエアープラスAD
3.5kg
2018年4月に販売開始されたマジカルエアープラスシリーズの最新モデル。
基本部分はACタイプそのままに簡単着脱式ベースシートの背面部分と丸洗いできる簡単脱着シートに通気性のあるメッシュ素材を採用。赤ちゃんが快適に過ごせる装備が整いました。
ピジョン ビングル
3.6kg
ピジョン ビングルはコンビ F2、アップリカ マジカルエアーと並ぶ超人気3大B型モデルの一角にあります。
B型は取り回しを重視するモデルがほとんどの中、ビングルは走行性にも注視したベビーカーとして評価されています。
4輪全てでシングルタイヤを採用しているため、クイックなハンドリングと振動の少ない軽快な走行性が特徴。折りたたみ時は前輪のタイヤの向きに関係なくスッキリと自立してくれる利便性も見逃せません。
3.6kgという超軽量もgood!です。
コンビ F2AF
3.7kg
F2はコンビB型ベビーカーのロングセラー商品。
ワンハンドストローラーのフレーズどおり、全ての操作が片手で完了する使いやすさは人気B型モデルならでは。
織り込まれるような独特の折りたたみ方法でコンパクトになるのはもちろん、自立時の地上高が比較機種と比べ低いため、持ち運びに便利です。
コンビ F2 Limited AF
3.7kg
前途でご紹介したF2AFの最上位モデル。
取り外し可能なシートライナーとおしゃれな足回りを演出するホイールキャップを標準で装備。
デザイン性に優れたF2をさらにエレガントに仕上げた逸品です。
JTC ベビーバギー
4.0kg
B型ベビーカーは気軽に使いたい。そんな方にお勧めなのがこのモデル。
アンブレラストローラー型のシンプルなモデルながらベビーカーとしての機能はフルに発揮してくれる優れもの。
驚きの超安値なので不安ですか?
街中での利用者の多さを見れば何も心配することはないでしょう。
マクラーレン ヴォロ
4.3kg
全世界で一番利用されているスタンダードB型モデルといえばマクラーレン ヴォロに間違いないでしょう。
しっかりとしたフレーム構造、大型の幌、通気性に優れたメッシュシートの採用などシンプルなつくりの中にも安全性と快適性を兼ね備えたハイパフォーマンスモデル。
マクラーレンといえばブランド品のイメージがありますが、一世を風靡した数年前に比べると驚きの安値なので気軽に使うことができますね。
サイベックス ポキットエア
4.6kg
ポキットは独特の折り畳み形状で持ち運びに優れた世界的にヒットしているB型モデル。
カクカクとロボットのように部材を折りたたんでいくとギネス級の箱型コンパクトサイズに!コレって本当にベビーカーなの?と疑いたくなるような形状に驚かれる方がほとんど。
本製品は日本限定仕様の「メッシュシート」を搭載したモデルです。
サイベックス ポキット
4.8kg
前途のポキットと基本構造が一緒のスタンダードタイプ。
ウルトラコンパクトサイズに折りたためるため、公共交通機関利用時の持ち運びには重宝すること間違いなし。
持ち運び時はハンドルを持ってカバンのように運んだり、収納バッグに入れて肩からさげることも可能。
4.8kgは数字だけを見ると決して軽量とはいえませんが、抜群の持ち運びやすさから重量感はほとんど感じません。
リッチェル リベラフルエR
4.9kg
優秀なB型ベビーカーを多数輩出するリッチェルの代表的なモデル。
簡単に折りたため、しっかりと自立すること、お買い物に便利な超大型バスケット(下かご)を装備していることなど、ママに優しい充実装備が魅力です。
ジープ スポーツ スタンダード
5.0kg
ジープスポーツスタンダードはアンブレラストローラータイプでは最も人気のある一台。街中で頻繁に遭遇することから人気の度合いを伺えます。
一般的にこのジャンルのモデルは華奢な印象がついてまわりますが、しっかりした剛性感となめらかな走行で安心感があります。
人気の理由はやはり優れたデザイン性にあるでしょう。タフな4WD車、ジープのような洗練された中にもワイルドな印象を受ける外観は一般的なアンブレラストローラーにはない独特のオーラを放っています。
5kgの車重は安定性と実用性の両方でバランス的に丁度良いと思います。
リーズナブルは価格も人気の利用といえます。
マクラーレン トライアンフ
5.0kg
トライアンフはマクラーレンを代表するB型モデル。
B型モデルは軽さだけではなく、安定した走行性能も求めたい方はお勧め。各所の作りには妥協がなく、一目でしっかりとしたベビーカーという印象を受けるでしょう。
世界中で利用されているB型のスタンダードモデルです。
JTC スマイビー
5.2kg
折りたたみ時は箱型のようなコンパクトサイズになるので持ち運びや保管時に便利なB型ベビーカー。
お求めやすい価格も魅力です。
ベルニコ アイゴ
5.2kg
イタリア発の超コンパクトB型ストローラー。
折りたたみ時は超コンパクとになり、自立も可能です。
クイニー ジャズ
5.6kg
クイニーはオランダ発の世界的に有名なベビーカーのプレミアムブランド。
数々の個性的なモデルを輩出しているクイニーですが、ジャズはどのベビーカーにも似ていない独特のデザイン性が特徴のB型モデルとして知られています。
奇抜な折りたたみ構造で瞬時にコンパクトになり、キャリーストラップを使えば肩から下げることも可能。
B型ベビーカーは機能性だけではなく、個性やファッション性も同時に求める方には特におすすめです。
サイベックス イージーS
5.9kg
サイベックスはドイツのベビー用品ブランドとして世界的に知られています。日本ではチャイルドシートが特に有名ですが、最近ではベビーカーの知名度も上昇中。プレミアム性が高く、ブランド品として見られている数少ないベビーカーブランドのひとつです。
イージSはサイベックスのエントリーモデル的位置づけ。わずか3万円台でサイベックスを堪能できるなんて、ある意味結構お得なお買い物かと思います。
コンパクトで実用性の高い使いやすいB型モデルです。
ベビーゼン YOYO+ 6+
6.2kg
ベビーゼンヨーヨーはフランス生まれのお洒落なB型ベビーカー。
3つ折りで簡単にしかもコンパクトに畳める構造で電車や飛行機の荷棚に入るサイズまでコンパクトになります。
一目でヨーヨーと分かるデザインはとても美しく個性的です。
ベビージョガー シティツアー
6.4kg
コンパクトで使いやすいB型ベビーカーといえばベビージョガー シティツアーを外すわけにはいきません。
世界的に有名なベビージョガーのB型という知名度はもちろんですが、使いやすさや品質は一級品。折りたたみ時はコンパクトになり、移動時も邪魔になりません。専用の収納カバンはリュック仕様となっているので両手がフリーになるのはとても便利です。
カトージ コンパクトバギー ドルフィン
6.8kg
ドルフィンはデザイン性に優れたコンパクトバギータイプ。
折りたたみ時はとにかく小さくなるのでコンパクトカーでの利用も全く問題ありません。
小さいながら安定感があり、小回りが利いてスイスイと走る扱いやすさで評価の高い一台です。
6.8kgは数値的には大きく感じますが、メインが車移動であれば特に問題はないでしょう。また、高く評価されている走行性はある程度の重量感からくるものだと個人的には感じてます。
クイニーザップ エクスプレス
7.6kg
クイニーはオランダ発のプレミアムブランド。
その中にあってザップは日本では最もポピュラーな存在として長年にわたり多くの利用者から愛されてきたモデル。
コンパクトで取り回しの良いパッケージングは日本のタイトな環境にピッタリ。極太の3輪タイヤはクイックな操舵性があり、程よい重量感と相まって安心感のある走行性能を発揮します。
折り畳み時は両手に乗るほどのコンパクトサイズになるため、収納に長けています。
B型モデルになりますがトラベルシステムに対応しているため、ベビーシートを装着すると新生児期から利用できます。ZAPP+マキシコシシートの組み合わせはベビーカー通なら一度は利用してみたい憧れの組み合わせ。
使いやすさとファッション性を兼ね備えたプレミアムインポートモデルの筆頭格です。
クイニーザップ フレックス
8.8kg
ザップフレックスは前途でご紹介したザップエクスプレスの上位モデル。
B型モデルでは珍しい両対面に対応しており、お子様とコミュニケーションを取りながらのお散歩も可能。
トラベルシステムに対応しており、マキシコシシートはもちろん、フラットベッド型のコクーンにも対応。
車重はそれなりにあるものの、折りたたみ時は世界最小クラスのコンパクトになることで、持ち運ぶ際の不便さはありません。
さいごに
B型ベビーカーは使いやすさが最重要事項。
軽さのみを見てもあまり意味がなく、折りたたみ方法や持ち運びやすさなども考慮に入れなければなりません。
ご覧いただいた通り、B型タイプで最も多いのが4~5kg前後。3kg台のモデルも多い中、軽量のA型モデルと変わらない4.5kgは重いと感じるかもしれません。しかしながら、実際に手に取って見てみると印象はかなり変わってきます。
店頭で実機に触れてみるとあなたが求めているモデルが明確にわかるかと思います。
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