2018年12月現在の海外ベビーカーおすすめ人気モデル厳選15機種を一挙にご紹介いたします。
ベビー用品関連の仕事に携わる私から見た日本市場で受け入れられている人気の高い「使えるモデル」のみを集めています。
もちろん私が使うのだったら・・・という主観も入ってます。
photo credit: Joe Shlabotnik Trick-Or-Treating via photopin (license)
海外ベビーカーおすすめ人気モデル15選
インポートベビーカーは一味違った個性を発揮できるファッション的要素が強いモデル群。
しかしながら子育て道具である以上「カッコいい」だけで使いにくいのでは全く意味がありません。
ここでご紹介する15機種は日本のタイトな空間でも利用できる適度なサイズと機能性に富んだモデルばかり。
少々お値段はするものの、外車が好きな方には納得していただけるモデルばかりです。
新生児期から利用できるA型ライクなモデル(一部例外あり)のみを集めてみました。
それでは一気にご紹介していきます!
バガブービー5 Bugaboo Bee5
インポートベビーカーを語る際に真っ先に挙がるのはバガブービーでしょう。
バガブーは世界的に有名なベビーカー界の超プレミアムブランド。バガブー社の複数あるラインナップの中で一番人気なのがこのbee(ビー)なのです。
新生児期から利用可能なうえ両対面にも対応し、簡単に折りたたみができるタイプは日本ブランドのベビーカーでは当たり前ですが、輸入ベビーカーでそれに匹敵するモデルはあまりなく、バガブービー5が筆頭格といえます。
トラベルシステムを日本で浸透させた草分け的存在でマキシコシベビーシートとの組み合わせは相性がよく、ほとんどの方が利用されるアイテムとなっています。
画像:bugaboo bee & maxcosi pebble
日本で使うには申し分ないスペックのバガブービー5ですが、使いやすさに加えてもうひとつの事柄にも触れておかなければなりません。
それは・・・突出したステータス性を兼ね備えていること。
日本の芸能人や有名人、モデルさん、ハリウッドスターなどの利用者が多く、一目置かれているベビーカーなのです。
個性的なデザインのため、一目でbeeと分かるフォルムにも注目。
インポートモデルに絞っているならば第一候補に挙がって方も多いのではないでしょうか。
・世界的ブランド、バガブーの一番人気モデル
・日本ブランドのA型とほぼ同等のスペック
・芸能人・モデルさんの愛用者多数。お洒落なベビーカー
・トラベルシステム対応
サイベックスミオス cybex mios
サイベックスはドイツ発のプレミアムベビー用品ブランド。
日本ではチャイルドシートで有名なブランドでしたが、最近ではベビーカーにも力を入れてきており世界的に人気は急上昇中!
ここでご紹介するミオスはサイベックスのミッドレンジモデル。
前途のバガブービーと機能面は酷似しており、同じガテゴリーに属します。
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インポートベビーカーというと大柄なイメージがついて回りますが、ミオスは日本ブランドのベビーカーと変わらぬサイズでタイトな空間での利用に適したアーバンストローラー。
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見た目やステータス性だけではなく、実用的なA型インポートベビーカーをお探しの方にとっては理想的なモデルといえます。
優れた折りたたみ構造もミオスの魅力のひとつです。だれでも簡単に片手での折り畳みが可能でしかもコンパクトにまとまり、自立もしてくれます。
新生児期から使えて両対面も可能でありながら、トラベルシステムにも対応している優れもの。サイベックスの最新ベビーシート「クラウドZ」にも対応しています。
画像:ミオス&クラウドZ
輸入モデルの中からコンパクトで使いやすさという点を考慮に入れるとbugabbo beeとmiosが筆頭に挙がります。
今まではバガブービーの独壇場でしたがミオスの登場により、選択の幅が広がったことは消費者にはとても喜ばしいことです。
サイベックスイージーSツイスト
イージーSツイストはサイベックスA型ベビーカーのエントリーモデル。
軽量でしかもコンパクトな外観は日本国内で利用するには丁度良い大きさといえます。
両対面に対応しているという点では兄貴分の「ミオス」と一緒ですが、切り替え方法が異なります。
イージーSツイストはレバーの操作で座面を360度回転させて変化する方式をとっています。利便性が高いだけではなく、これによりフレーム剛性はそのまま保つことができるため、背面・対面時ともに安定した走行性と操作性が可能となっています。
イージーSもミオス同様、片手での簡単折りたたみが可能。しかもコンパクトになることで自動車のトランク収納や自宅での置き場にも困ることはありません。輸入ベビーカーでは珍しい自立機能も搭載しております。
イージーSツイストの最大の魅力は輸入タイプでは珍しいコンパクトさにあります。幅は45cmしかなく小型の日本ブランドベビーカーと同等。剛性の高いフレームと相まって安定性の高さとコンパクトさを両立したイージSツイストは次元の高い軽やかな走行性を実現してくれます。
・日本ブランドのA型とほぼ同等のスペック
・折りたたみ時のコンパクトさ
・B型も兼ねるパッケージング
・プレミアムブランドながらお手頃な価格
・トラベルシステムに対応
バガブーカメレオン3 Bugaboo Cameleon3
バガブーカメレオンはキングオブベビーカーともいわれるベビーカー界のトップモデル。現行バガブー製品の中では最上位モデルではありませんが、卓越した機能性や長らく愛され続けている歴史などは特に評価されています。
少々大型のモデルではありますが、ライフスタイルに合致すればこれほど利用価値の高いベビーカーもありません。
しっかりとしたフレーム構造と大型のタイヤがもたらす走行性能は一級品。国内ベビーカーでは小さすぎる、安定性や安心感が欲しいと考えている人にはおすすめですよ。
ハリウッドセレブをはじめ、有名人・モデルさんの利用者が多いことでも有名です。
・ベビーカー界のトップモデル
・圧倒的なブランド力
・卓越した走行性
・剛性感
・シート部分のアレンジにより、ベッド型にも変化
ストッケ エクスプローリー Stokke Xplory
海外製ベビーカーを語るうえでストッケエクスプローリーは欠かせない存在です。
ストッケはノルウェー発のベビー用品ブランド。トリップトラップやスリーピーベッドセットをはじめとする高級ベビー家具で有名ですが突出した知名度を誇るのはやはりベビーカーのエクスプローリー。
もはやストッケのアイコンともいえる特別な存在となっています。
最高級のベビーカーとは?
という問いに多くの方が「ストッケエクスプローリー」と答えるでしょう。
ハリウッドセレブをはじめ、国内では芸能人、モデルさんの愛用者が特に多いことでも有名。
唯一無二のデザインは特別なオーラを輝き放っています。
エクスプローリー単体での使用は約6か月からとなっていますが、別売のキャリーコット、ベビーシートの取付によって新生児期からの利用が可能となります。特にストッケブランドのベビーシートを同時に購入されるケースが多いようです。
・ブランド・知名度では世界最高峰のベビーカー
・安定した走行性
・70cmハイシート
・両対面機能
・別売のキャリーコット、ベビーシートの利用で新生児期からの利用が可能
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ストッケ スクート2 Stokke Scoot2
ストッケというとエクスプローリーが有名ですが実用性の高さという点ではスクート2のほうが一枚上手。
大型のエアレスタイヤは高い走破性と柔らかな乗り心地を実現。単体で新生児期から使えること、両対面にも対応していることなど日本のユーザーが求める機能はほぼ網羅されています。
エクスプローリーを検討中の方が店頭の実物を見た際に横に並んだスクート2に一目ぼれして変更することもしばしば。こちらのほうが売れ行きが良いという話も・・・
・日本ブランドのA型とほぼ同等のスペック
・重厚感のある安定した走行性
・両対面機能
・ストッケブランドでありながらそれほど高額ではない
クイニーザップ フレックス Quinny ZAPP FLEX
クイニーはオランダ発のプレミアムベビーカーブランド。
日本では最も知名度の高いブランドのひとつとして長年に渡り愛され続けています。
ザップシリーズはクイニーで最も有名なモデル。現行モデルはザップ フレックスとザップ エクスプレスの2本立て。座面部分を取り外して対面も可能となるフレックスが使いやすさという点では一枚上手です。
単体での利用は6か月からとB型スペックとなりますが、別売のベビーコクーンもしくはベビーシートの取り付けにより新生児期からの利用も可能。
トラベルシステムをいち早く日本で導入し普及させたのはこのザップと言っても過言ではありません。
どうせ利用するならはマキシコシのベビーシートを一緒に使いたいところ。
赤ちゃんを守る高い安全性はもちろん、洗練された子育てを演出できるお洒落アイテムという点でも他者との差別化ができるのではないでしょうか。
芸能人・モデルさんの利用が多い組み合わせとしても有名です。
また、折りたたみ時は世界最小クラスともいわれるコンパクトさにも要注目です。
・お洒落な3輪ストローラー
・折りたたみ時は極小のコンパクトサイズに
・コクーン、ベビーシートの利用により新生児期からの利用も可能
ベビーゼンヨーヨー YOYO+ 0+&6+
ベビーゼン ヨーヨーはフランス発のコンパクトでおしゃれなシティストローラー。遊び心溢れる独創的なスタイリングが目を引きます。
ほかのインポートプレミアムモデルと最も異なる点は持ち運び時の利便性を重視して作られているところ。
三つ折り構造の折り畳みによって驚くほどコンパクトに!保管スペースを気にすることがなく移動の際は肩からかけられるため、邪魔になることはありません。
ヨーヨーには新生児期から使えるA型ライクなYOYO+ 0+&6+と約6か月ごろから利用できるB型仕様のYOYO+ 6+があります。
マキシコシやサイベックスなど有名ブランドのベビーシート装着も可能。トラベルシステムとして機能してくれます。
プレミアムベビーカーをお探しの方で持ち運びの利便性を最優先される方には特におすすめです。
・フランスを代表するプレミアムストローラー
・インポートモデルでは珍しい超小型
・極小サイズに変化する折りたたみ
・座席の変更でA型からB型へ
ペグペレーゴ Si peg-perego si
ペグペレーゴはイタリアを代表するベビーカーブランド。
イタリャーノの多くはペグで育ったと口にするぐらい本国での知名度は突出したものがあります。
そのペグペレーゴの中にあって世界的に一番人気といわれているのがここでご紹介するsiというモデル。
日本でも長らく高い人気を維持していますが、その大きな理由は日本ブランドベビーカーと変わらない大きさで機動性が高いこと、折りたたみに長け、コンパクトにしかも自立することなど日本で利用するにはピッタリのパッケージングに仕上がっていることが挙げられます。
インポートベビーカーはお洒落度重視で語られることが多い中、しっかりと実用性が加味された真面目なイタリアンストローラーの代表格です。
・日本ブランドのA型とほぼ同等のスペック
・走破性の高い大型シングルタイヤの採用
・折りたたみ時のコンパクトさ
・省スペースでの自立が可能
・イタリアンストローラーの代表格
ペグペレーゴ ブック51 リュクス peg-perego Book51luxe
ブック51リュクスはペグペレーゴの上位モデル。
前途でご紹介したsi(シー)を一回り大きくし、両対面機能を付加したイメージのモデルです。
剛性の高いストレートフレーム構造に大きなタイヤを装備し、石畳の多いイタリアで高い走行性を発揮するシティストローラー。
余裕のあるサイズで赤ちゃんもママもゆったりとお散歩ができます。
・大型の4輪シングルタイヤ
・両対面機能
・余裕のあるサイズ
・頑丈なストレートフレーム構造
フィルアンドテッズ ゴー phil&teds go
フィルアンドテッズというと上下二段の二人乗り専用メーカーと思われるかもしれませんが、最近では一人乗り用にも力を入れてきている今注目のブランド。
go(ゴー)はコンパクトで取り回しの良いパッケージと低価格を実現したプレミアムインポートベビーカーでは知る人ぞ知る隠れた存在のモデル。
パッと見ではB型にも見間違いそうな小ぶりでかわいい筐体ですが新生児期から4歳までしっかり使えるA型ライクなモデルです。
輸入物ベビーカーでは最も軽い部類に入る5kgという車重は日本ブランドモデルとほぼ同等。
goの魅力はそれだけにとどまりません。
持ち運びの利便性はピカイチ!
開閉は簡単に行えるうえ、折りたたみ時のサイズは肩掛けカバンほどに小さく変化。
phil&teds go 折り畳みと持ち運び(youtube)
フロントアームはショルダーストラップへと変身。カバンのように肩にかけて移動が可能なので持ち運びには負担になりません。
遊び心満載のポップでかわいい3色から選べます。
・日本ブランドのA型とほぼ同等のスペック
・折りたたみ時のコンパクトさ
・B型も兼ねるパッケージング
・プレミアムブランドながらお手頃な価格
⇒ phil&teds go(yahooショッピング)
フィルアンドテッズ モッド phil&teds mod
MODはフィルアンドテッズのシングルベビーカートップモデル。
インポートベビーカーと一目でわかる垢ぬけた外観がまぶしすぎます。
本モデルは新生児期からの利用が可能でしかも多機能なのが最大の特徴。
ここで長々とお話するよりも動画をご覧いただいたほうが早いかも知れません。
シートアレンジによって多彩な使い方が可能となります。
通常利用の背面式画像。凛とした佇まいで大型タイヤを中心とした美しいフォルムが目を引きます。
次に対面式。標準のフットマフを装着したところ。赤ちゃんとママの距離が近く、コミュニケーションをとりながらのお散歩が可能に。
座席部のアレンジによりキャリーコットに変身!赤ちゃんは自然な寝姿勢でのびのびと過ごせます。
とにかくカッコいいベビーカーをお探しであればMODは特におすすめ!利用者の少ない今だからこそあなたの個性を十分に発揮できるかと思いますよ。
もちろん機能性は申し分なく道具としてしっかりと満足のいく仕様となっているのでご心配なく。
・フィルアンドテッズブランドのシングルベビーカー最上位モデル
・両対面はもちろんベッド型としても利用可能
・大型シングルタイヤで高い走破性を実現
・個性を求める方には◎
マウンテンバギー スイフト mountain buggy swift
3輪エアタイヤのモデルといえばエアバギーココがまず浮かびますが、人気のエアバギーに対抗するライバルの不在が長らく続きました。スイフトは数年前までは国内でも流通していましたが、再度の本格的登場で注目を集めています。
スイフトはマウンテンバギーを代表するモデル。オフロードバギーといった印象が強いですが、街中にもぴったりとフィットするワイルドなアーバンストローラーといった感じかもしれません。
3輪エアタイヤの有効性を理解されている方であれば必ず選択肢のひとつに入れておかなければならない一台です。
・エアバギーココと双璧をなすブランド力
・3輪エアタイヤの走破性の高さと乗り心地の良さ
・高い剛性
・ハンドル角度調整がついており最適なポジション取りが可能
マウンテンバギー ミニ mountain buggy mini
マウンテンバギーミニはスイフトを一回り小さくした感じの3輪バギーストローラー。
3輪というと大きく重いイメージがありますが、ミニはその常識を覆す軽量でシンプルなつくりが特徴の気軽に使える3輪バギーといった雰囲気があります。
もちろん新生児期からの利用も可能。街中でも気兼ねなく普通に利用できます。今までにないコンセプトのベビーカーでとても新鮮な印象をうけます。
・今までにないコンセプトの小型3輪バギータイプ
・マウンテンバギーブランドの信頼性
・新生児期から利用可能
・街中で利用しても違和感なし
マウンテンバギー ナノ mountain buggy nano
マウンテンバギーというと3輪タイプのシティクルーザーといった印象が強いですが、コンパクトなベビーカータイプモデルも存在するのです。
えっ!?これがマウンテンバギー製!?と疑いたくなるような可愛い外観がナノの第一印象ではないでしょうか。
折り畳み方法が優れており、とにかく簡単にコンパクトになってくれるので保管場所や持ち運びに悩むことはありません。
上でご紹介したベビーゼンヨーヨーとコンセプトが似ています。
実はこのモデル、単体で利用時は6か月からの推奨になっているので実質B型ということになります。それでもあえてここでご紹介したのには理由があります。
それは「トラベルシステムに対応」しているため。だから何!?と言われるかもしれませんのでもう一歩踏み込んで・・・
私の好きなマキシコシペブル、カブリオフィックスがアダプタなしで取付可能なのです!未確認ですがもしかしたら最新のペブルプラスOKかもしれません。
ライフスタイルに合致すればかなり使いやすいモデルだと思いますよ。
・コンパクトなベビーカー型マウンテンバギー
・優れた折り畳み構造
・マキシコシペブル、カブリオフィックスがアダプタなしで装着可能
さいごに
少子化が叫ばれる中、ベビーカー業界も縮小傾向にあるなどと言われていますが輸入ベビーカー界は活気に満ちています。
新しいブランド・機種が毎年投入され、選ぶ楽しさが増したのは消費者にとって喜ばしいところ。
海外ベビーカーは特別な人が使うものと思われる方がいまだに多いのが現状ですが、子育てを積極的に楽しむ今の若い世代には明るくポジティブなイメージのインポートベビーカーはうってつけのアイテムといえるかもしれません。
インポートブランド品はカッコいいが「大きく、使いにくい」というイメージは過去のものとなりつつあります。現在では日本市場で販売されているのは使いやすいモデルがほとんど。ここでご紹介した15品は個性的でありながら実用性に富んだモデルはかりです。
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