軽量コンパクトで機能満載の超人気モデル、コンビ スゴカルの新型モデルが2018年11月下旬に発売となります。
スゴカルの名前はそのままにα(アルファ)のセカンドネームがついての登場です。新しいスゴカルはどのような点が変わったのでしょうか。
現執筆段階ではまだ発売されていませんので私自身実機は見ておらず、ネットから抽出した情報を元に書き進めていきたいと思います。新しいスゴカルの特徴と変更点、そして私の個人的感想を手短に書いてみます。
追記:
2019年8月現在で販売されているスゴカルシリーズの違いについて詳細をアップしました
コンビ スゴカルαの概要
いつもは新型ベビーカーの情報収集にネット上にあるプレスリリース・ニュースリリースを参考にしていますが、11月18日現在ではそれら媒体での情報がなかったため、コンビさんのサイト内にある製品情報ページを参考にさせていただきました。
まずは以下、コンビさんのページにある抜粋をご覧ください。
『守れない最軽量は、いらない。』
産まれたての赤ちゃんを守る、最軽量※エッグショックベビーカー 「SUGOCALα(スゴカルアルファ)」登場。
超・衝撃吸収素材の「エッグショック」を採用した、3層の振動吸収構造「トリプルエッグ」で赤ちゃんをしっかり守ります。
赤ちゃんを抱っこしたまま片手で軽々持ち運びできる「持ちカルグリップ」、荷物がたっぷり入って、そのままたためる「たためるバスケット」、赤ちゃんの快適環境をつくれる「ダッコシートα」「マルチビッグサンシェードα」「エアスルーシート」など、心地よさもフル装備のオート4キャスベビーカーです。※ハンドル角度が調整できる国内販売のオート4キャスベビーカーにおいて/限定品は除く。(2018年10月時点コンビ調べ)
ベビーカーは、軽いほうがいい。
でも、そのために、赤ちゃんの安全を
わずかでも削ぎ落とすことがあってはならない。軽量性か、安全性か、ではなく
そのどちらも、究極まで追い求めることが
ベビーカーとしての理想のカタチだと思うのです。
そして、その両立を可能にしたのが卵すら傷つけない
コンビ独自の超・衝撃吸収素材エッグショック。
もっとも軽く、もっとも安心できる赤ちゃんの乗りものをめざして。産まれたてを守る、最軽量エッグショックベビーカー、誕生。
【コンビ】SUGOCAL(スゴカル)誕生!メチャカルが進化した最新ベビーカー | ベビーカー・チャイルドシートのコンビ株式会社
新型スゴカルαの特徴をまとめてみた
コンビさんのページから読み取れる新型スゴカルαの特徴は以下のとおり。
超・衝撃吸収素材の「エッグショック」をはじめ、優れた振動吸収システムが3つ配置されており、生まれたての赤ちゃんでも安心して利用できる点を強調しています。
3層の振動吸収構造
トリプルエッグ
1.頭部を守るエッグショック
エッグショックはコンビ伝統の衝撃吸収システム。前モデル同様、赤ちゃんの頭をしっかりと守る頭部エッグショックが標準装備されています。
2.全身を支える全面エッグショックシートを採用
シート全面にもエッグショックを配置。デリケートな赤ちゃんの体を優しく包み込んでくれます。(ライトモデルは座面部のみ)
カタログ上で見る仕様はニュアンス的に旧モデルと同じようですが、実際にはエッグショックシートの面積が広くなったのかもしれません。
3.足元からも吸収、エッグサスペンション
旧型との大きな違いは足廻りにエッグサスペンションを搭載したこと。最上位モデルのアンブレッタ4キャスにはすでに装備されていた特別な機能。
空気の力を利用したソフトエアサスペンションが上下の振動を和らげてくれます。従来型でも元々タイヤ周りには柔軟なサスペンションが搭載されていましたので走行時には2つの機能が同時に働くこととなります。
振動吸収という点では従来型は上の2つ頭部・シート部エッグショックで揺れの軽減を図っていましたが3つ目の機能、「エッグサスペンション」を新たに加えたことにより、より高い乗り心地を実現できていると思われます。
たためるバスケット搭載
もう一つ新しく追加された機能に「たためるバスケット」が挙げられます。
ベビーカーはいくら下カゴが広くても荷物を入れた状態では折りたたみが困難となります。
これを解決した「たためるバスケット」はよく考えて作られており、かなり使える機能として重宝されることでしょう。
それ以外の機能
それ以外の機能面については前モデルから大きな変更点はなさそうです。
従来型で好評だったハンドルアジャスター、持ちカルグリップももちろん装備されています。
サイズ、リクライニング角度、重量について
新旧モデルのサイズを抽出してみると外寸はわずか数センチ違うもののほぼ一緒。外観も酷似していることからフレームは共通のものを利用していると思われます。
リクライニング角度は全く同じ。
ただし、重量は新型が100g増加しています。100g程度の差はシートや幌の構造進化によってどのベビーカーも上下するものなのでそれほど重要視することではないでしょう。
はっきりとは分かりませんか、エッグショック構造の見直しやソフトエアサスの搭載などによる重量増と思われます。
近いうちに実機に触れましたら詳細の真偽はご報告いたします。
従来型と同じ2つのモデルが存在
モデル構成は従来型と同じ2つのタイプから選べます。スタンダードタイプのスゴカルα4キャス compact(フル装備重量5.1kg)と軽量仕様のスゴカルα4キャス Light(フル装備重量4.7kg)
↑↑画像:スゴカルα 4キャス compact エッグショック HK
左:ワインレッド 中:アイシクルネイビー 右:エヴァーグリーン
↑↑画像:スゴカルα 4キャス Light エッグショック HK
左:ブリーズレッド 右:モノクロームブラック
どちらも同じフレームを利用していると思われます。二つの違いはシートのエッグショック面積とハンドルアジャスター、そして腰部ダッコシートαの有無。これによって400gほどの違いかあります。
充実した装備を望まれるならスゴカルα 4キャス compact を、少しでも軽いモデルをお望みならばスゴカルα 4キャス Lightをという選択となります。
参考ページ
【コンビ】スゴカルα 4キャス エッグショック HKの製品情報|ベビー用品のコンビ株式会社
【コンビ】SUGOCAL(スゴカル)誕生!メチャカルが進化した最新ベビーカー | ベビーカー・チャイルドシートのコンビ株式会社
さいごに
スゴカルは元々完成度の高いモデルなのでリニューアルは特に必要ないと個人的には思っていました。
たしかにビックリニューアルとは言えませんが、着実に進化していると実感できる内容で納得はできました。
コンビさんは特に私の好きなベビーカーブランド。使い手に優しいきめ細やかな配慮が随所に見られるところがお気に入り。ここを語り出したらさらに2-3000文字は書き続けることになるのでここでは割愛いたします。
スゴカルは世に100はあるとも言われているベビーカーモデルの中で国内では常に1、2を争う超人気モデル。新たな機能を纏った新型の登場はさらに高い人気に拍車をかけることでしょう。
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