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コンビ F2プラスの評価とレビュー メリットとデメリットは?

コンビ F2プラスの評価とレビュー メリットとデメリットは?

コンビF2プラスは軽量・コンパクトなA型B型兼用モデル。

フレキシブルに使える仕様が評価されており、利用するシーンに合致すればこれほど使いやすいベビーカーはありません。

コンビF2プラスシリーズのレビューと評価、そしてメリット・デメリットを書き綴っていきます。

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コンビF2プラスの特徴

コンビF2プラスのここに注目!
  • 軽量・コンパクトで取り回しがgood!
  • すべてがワンハンドで操作可能
  • B型なのにA型相当のリクライニング機能が備わっている

 

わずか3.9kg!しかもコンパクトで機動性の高さはピカイチ

わずか3.9kg!しかもコンパクトで機動性の高さはピカイチ

ベビーカー選定の際に最も重要視する事柄の筆頭に挙がるのが「使いやすさ」です。

使いやすさ=軽量・コンパクトなのは誰しも想像のつくところ。公共交通機関の利用やタイトな街中で利用するには利用者の負担にならないパッケージングはやはり重要視されます。

コンビF2プラスはたった3.9kg。

折り畳みは簡単で、しかもコンパクトになることで子育ての有効なツールになることは間違いありません。

片手で操作が可能

メーカーサイトに記載がある「ワンハンドらくちん設計」はコンビF2の最大のセールスポイントかもしれません。

赤ちゃんとママの2人のお出かけが多い方なら常に片手で操作できることはとても助かるのではないでしょうか。

すべてが片手で完結する高い操作性はさすがコンビならではとうなづけます。

走行時は片手でOK!

折り畳みも片手でOK!

持ち運び移動時も片手でOK!

大げさではなくすべて片手でこなせるのがF2シリーズのポイントとなります。

特筆すべきは折り畳み時の持ち運び方法について

ベビーカーの折り畳み時の持ち運び方法は

1.ハンドルを握って持ち上げる

2.ハンドルに腕を通してハンドバッグのように持つ

の2つが一般的です。

B型ベビーカーは全般的に軽量になっているとはいえ、3~4Kgの物体を持ち上げるにはそれなりの力が必要なうえ、長時間の移動はかなり困難なのは想像のとおりです。

これを解決したのがF2プラスの「持ちカルフレーム」。

持ちカルフレーム

折り畳み時、ちょうど中間に位置する座面フレームを握ることで腰に抱え込むようにして移動が可能となります。

持ちカルフレーム2

上画像をご覧いただければ軽快に移動ができるのがお分かりいただけると思います。

持ち上げるというより腰に固定するといったほうがしっくりとくるかもしれません。

なお、折り畳み時の全高は競合機種に比べて低めにできているので背が低い方でもハンドル部分が引っかかって画像のように持つことができないなんてことはありません。

B型なのにA型と同等に使えるリクライニング機能付き

B型なのにA型と同等に使えるリクライニング機能付き

コンビF2は長年愛され続けているB型ベビーカーの代表機種。

軽量・コンパクトで取り回しの良いサイズ感、そして使い手のことをよく理解した操作性の良さで多くの方から高い評価を得ています。

F2プラスはそんな高機能のB型モデルに「リクライニング機能」が付加された異色のモデルなのです。

一般的にB型にはリクライニング機能は搭載されていない

B型といわれるモデルは生後約7か月からの利用が可能なタイプを言います。

B型はA型に比べて作りを簡素化し、軽量に仕上げているのが特徴。そのためそのモデルも着座移動を主としているため座面リクライニング機能が原則として搭載されていません。ほんのわずかな角度調整ができる程度でリラックスした寝姿勢をとるのは不可能なのです。

一般的にB型にはリクライニング機能は搭載されていない

ご覧の通りF2プラスシリーズはフルリクライニング時、背もたれが165度まで倒れるのでリラックスした寝姿勢を確保できるメリットがあります。

F2B型

photo credit: Moody Man Combi F2 stroller via photopin (license)

従来型のF2(B型)であればこんな感じ。

街中で無理な姿勢のままぐっすり寝ているお子様を見かけたことは一度はあるでしょう。B型でもリクライニングがついていればお子様はもちろん、ママも助かることでしょう。

コンビF2プラスはB型なのか?A型なのか?

コンビF2プラスはB型なのか?A型なのか?

F2プラスは背もたれ角度が165度まで変化することでスペック的にはA型の要件を満たしています。販売店ではA型モデルと説明する場合もしばしばあります。

しかしながら、コンビのオフィシャルページにはA型の記載はありません。F2プラスは本当のところA型なのでしょうか?それともB型なのでしょうか?

フルリクライニングはB型のプラスアルファとして見るべき

F2プラスはコンビのB型ベビーカー「F2」の派生モデル。

ベースがB型でありながらA型スペックを纏ったF2プラスはA型ではなく、B型に機能を付加したモデルと考えるべきでしょう。

A型としての要件は満たしているもののA型として利用するには新生児期に特化した赤ちゃんを保護する装備が万全とは言えず少々不安があるためです。

過度なクッション類や大げさな振動軽減システムなどは装備されていないことで軽量・コンパクトに仕上げていることはある意味評価できますが、やはりB型だと思います。

ただしA型として使う方法も

A型として利用可能なB型モデルですので月齢の浅い時期から利用してこれ一台で済ませようとお考えの方もいらっしゃるかと思います。

このような選択方法も間違ってはいないでしょう。

そこで、新生児期のさらなる安全性と利便性の両方で卓越した性能を発揮するF2シリーズならではの使い方をご紹介いたします。

それは、ベビーシートを同時に利用した「トラベルシステム」として機能させる方法です。

F2プラス AF トラベルシステムキットセット

画像:F2プラス AF トラベルシステムキットセット

ご覧のようにF2に別売のベビーシートを搭載する日本ブランドのベビーカーでは珍しい形態が可能なモデルなのです。

赤ちゃんはベビーシートに包まれているので高い安全性が確保できます。

以下、オプション品欄で詳しく解説していきます。

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コンビF2プラスのメリット・デメリット

F2プラスのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

コンパクトなサイズ

コンパクトなサイズのF2

とにかくコンパクトなのはF2の最大のメリット。折り畳み時は全高は競合機種より低く抑えられており、スマートな折り畳み構造で保管時はスペースを占有することはありません。

A型も兼ねるリクライニング角度

A型も兼ねるリクライニング角度

F2プラスのリクライニング角度は120°~165°まで無段階で調節が可能。

右写真をご覧の通り深い角度までしっかりとリクライニングしてくれるのがよくわかります。一般的なB型ベビーカーの最大角度はだいたい135度。この違いは相当大きいと思いますよ。

高い操作性

高い操作性

サッとたたんでパッと開ける簡単な取り回しはF2ならでは。しかも片手での操作が可能なのでもう片方の手で荷物を持っていたり、赤ちゃんを抱っこしていても難なくこなせます。

前途でご紹介した「持ちカルフレーム」が装備されているので持ち運びに苦労することはありません。

デメリット

デメリット

デメリットも一応記載しておきます。

ベビーカーのデメリットはメリットと表裏一体にあります。必ずしもマイナスとなるわけではありませんが、指摘が多い部分をピックアップしておきます。

両対面にはならない

F2シリーズはどれも両対面機能がありません。B型なので当然ともいえますが、その分軽量にできているというメリットも存在するのです。

A型相当とはいえ、もともとA型ではないので両対面を求めるのは筋が違います。

軽量・コンパクトゆえに・・・

軽くて小さくまとまっているのがB型に求められている要素。F2シリーズはそのお手本ともいえるモデルです。

しかしながらその裏側にあるものは、軽量化・コンパクト化のための部品の簡素化。当然タイヤは小さくなりますし、シート類もA型の豪華バージョンに比べれば劣ります。

上位モデルのA型タイプと走行性能や居住性を比べるべきではありません。

A型として利用するには無理があるかも

フルリクライニングが可能なA型相当モデルということで新生児期からの利用を望まれる方も多いかと思います。使えないことはありませんが、新生児期のお子様ではちょっと物足りない仕様であることは否めません。

フルリクライニングはあくまでもB型に付属した利便性の高い機能という位置づけになるかと思います。

F2プラス独自のオプション機能

F2プラスには利便性の高い独自のオプション機能を兼ね備えています。

トラベルシステムに対応

トラベルシステムに対応

トラベルシステムは欧米で人気のベビーカー利用形態。

ベビーカーとベビーシート(チャイルドシート)を組み合わせることで高い利便性と安全性を確保できる画期的システムなのです。

新生児期の赤ちゃんはまだまだ不安定なのでベビーシートでしっかりと守ってあげると同時に、赤ちゃんが乗ったまま移動できる利便性の高さが最大の魅力。

ベビーカーの座面 → ベビーシートを取り外してクーフアンとして利用 → そのまま自動車に設置してチャイルドシートとして利用

実際に使ってみるととても便利ですよ。

コンビF2はベースがB型。月齢が嵩み、ベビーシートが不要になったときでもすぐに軽量・コンパクトなB型として機能するので実用的な組み合わせといえます。

ベビーシートを同時に購入するためお値段は少々かかりますが、赤ちゃんとママの有益なひと時を過ごせることは間違いありません。

二人乗り用ベビーカーにも対応

二人乗り用ベビーカーにも対応

コンビF2シリーズは2台のベビーカーをつなげて二人乗り(双子用)として利用することも可能です。

一人乗りと二人乗りを兼ねるベビーカーは私の知る限りF2シリーズしかありません。

コンビF2が2台と専用のジョイントパーツが必要なのでかなり高額になると思われるかもしれませんが、元々二人乗りベビーカーはどのモデルもそれなりの価格帯なので比べてみるとあまり違和感はないかと思います。

コンビF2プラス ラインアップ

2019年4月現在で販売されているF2プラスは全部で4種類。

基本部分は同一ですが、一部装飾にこだわったタイプや限定品など個性豊かなモデルが揃っています。全4機種の特徴を見ていきましょう。

F2plus AF

F2plus AF

F2プラスシリーズの標準モデル。

カラーバリエーションが豊富で最も安価なのが特徴。

 

楽天イーグルスモデル

楽天イーグルスモデル

楽天イーグルスモデル

楽天イーグルスバージョンの限定モデル。

楽天カラーでおなじみのクリムゾンレッドをベースにイーグルスロゴがそこかしこに配置された楽天ファン垂涎の逸品。

巨人や阪神バージョンはありません。楽天のみです。ベイスターズファンの私にとっては残念です。

 

F2plus AJ

F2plus AJ

F2プラスシリーズの最上級モデル。

AJタイプオリジナルカラーを採用し、プラスアルファの装備をまとった特別仕様です。

主な違いは下かごの容量アップ、モダンなホイルキャップの装備、ソフトなフロントバーカバーの装着となります。

プレイングバギー F2plus master-piece

プレイングバギー F2plus master-piece

バッグブランドとして有名なマスターピースとのコラボモデル。

master-pieceオリジナルのカモフラージュ柄が目を引く特別なF2。

幌とシートの生地には「コーデュラ®」を採用し、高い耐久性があります。

 

さいごに

F2プラスはB型ベビーカーとして利用するには文句の付け所がないベストなモデルであると思います。

私は4拍子揃ったB型モデルと表現しています。

1.使いやすい

2.持ち運びがラクラク

3.優れたデザイン性

4.お求めやすい価格帯

記事中では触れていませんでしたが、他機種にはない独創的で洗練されたデザインはユーザーさんからかなり評価されている部分であることを付け加えておきます。

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「ベビーカーの選び方講座」管理人のtsuyoshiと申します。
ベビー用品関連のビジネスに2008年より携わり、今日に至っております。

専門分野は「ベビーカー」
ベビーカーマニアを自称する私がベビーカー初心者にも分かりやすく解説していきたいと心がけております。