ベビーカー販売を生業にする私がプロの観点から真にお勧めできるA型ベビーカーを5機種に絞ってご紹介いたします。
性能もさることながらここ数か月うちに急激の値段の下がったコスパの高いモデルのみを厳選しました。
なぜお勧めなのか?その理由も明記していきます。
2020年4月現在で販売されているモデルからのピックアップとなります。
売り切れの際はご容赦ください。
プロが選ぶお買い得激安おすすめA型ベビーカー5選 2020年4月度版
A型ベビーカーとは!?
A型ベビーカーとは何ぞや!?
という方に向けておさらいを兼ねて簡単にご説明いたします。
A型ベビーカーの規定はさまざまな要素がありますが、簡単に言えば「新生児期から使えるもの」と解釈してください。
それ以外にはB型というモデル群もありますが、こちらは約7か月からの利用となりますので、月齢の浅い赤ちゃんから利用するには原則としてA型一択となります。
おすすめA型ベビーカー機種は使う人によって異なる
新生児期からベビーカーを利用する場合はA型カテゴリーから探すことはご理解いただけたかと思います。
次は複数あるA型ベビーカーの中からあなたに最適な1台をチョイスすることとなります。
本ページでは「おすすめのお買い得A型ベビーカー」をご紹介していくのですが、利用環境や好みの違いにより、最適なおすすめA型ベビーカーには個人差があります。
カテゴリー別にご紹介していきますのであなたが最優先する事柄は何かをシュミレーションしながらご覧ください。
トータルバランスで選ぶ
欲張りなあなたにおすすめ!
軽さ、持ち運びやすさ、押しやすさ、赤ちゃんの乗り心地等、ベビーカーに必要な機能を網羅したトータルバランスに優れたタイプ。
日本国内で最も売れており、ダントツの1番人気となっているカテゴリーです。
あれこれ悩むのであればこの中から選ぶべし!
まず後悔はしないでしょう。
このカテゴリーからは3機種をご紹介いたします。
ピジョン ランフィRA9
・大型シングルタイヤの採用でクイックなハンドリングを実現
・グラつきの少ないしっかりとしたフレーム構造
・街乗りでも負担のない適度なサイズ感
・5.4kgの軽量設計
ピジョン ランフィは数多くあるベビーカーの中でも1.2を争う人気を長年維持し続けているロングセラーモデル。
A型ベビーカーとして必要な機能を完全網羅しているのはもちろん、他機種にはない大きな特徴を兼ね備えております。
それはワンランク上の高い走行性能に特化しているということ。
A型ベビーカーは軽量・コンパクトなモデルが好まれます。そのため少しでも軽量化を図るためには足回りを簡素化させることが一般的です。軽量化と高い走行性能は相反する部分であるのです。
その常識を覆したのがピジョンのランフィシリーズ。
ランフィはタイヤを超大型化して、高い走行性を実現しているにもかかわらず、軽量化に成功したいいとこどりのベビーカー。
4輪すべてでシングルタイヤ化し、左右自在にハンドリングが可能なのもポイントです。
ランフィシリーズは毎年春先にニューモデルを投入していますが、基本的な部分の変更はなく、機能付加のマイナーチェンジに留まっています。
ここでご紹介するランフィRA9は2019年モデル。3月に2020年モデルの ランフィRB0 が発売になったことにより実質、旧型となりました。
セカンドネームは変わったものの、基本的な部分は同一で大きな変更はなかったため、急激に値段の下がったRA9はかなりお買い得なモデルといえます。
2020年4月現在、両者の価格差は驚きの約2万円!
これだとやっぱりRA9を選びたくなりますよね。
関連記事:
【ピジョン新型ベビーカー】ランフィRA9を評価・レビュー!RA8との違いも解説します
ピジョン ランフィのレビューと口コミ、評価、使用感をまとめてみました。
アップリカ ラクーナクッション
・充実した振動吸収システムを装備
・クラス最大のシート面積
・ワンランク上のクオリティ
アップリカ ラクーナシリーズは軽量・コンパクトでありながらオート4輪が搭載された実用性の高いロングセラーモデル。
ラクーナクッションはラクーナシリーズの最新モデル。赤ちゃんの乗り心地を重視したつくりが最大の特徴です。
ミッドレンジベビーカーでは珍しく床下に振動吸収システムを装備。シート幅はクラス最大で上位モデルに匹敵する広さを有しており、赤ちゃんはのびのびすやすやと過ごすことができるのです。
ラクーナクッションには2018年10月発売のスタンダードモデル ラクーナクッション と2019年8月発売の ラクーナクッションAB がありますが価格はほぼ一緒(2020年4月現在)。
同じように大幅な値引きが見られ、つい数か月前に比べると1万円以上安くなっております。
もしかしたらニューモデルの発売が近いのかもしれません。
関連記事:
アップリカ ラクーナクッションとピジョン ランフィRA9を徹底比較!大きな違いはあの箇所
ジョイー スマバギ4WD
・イギリス発のお洒落なブランド
・重厚なフレーム構造
・充実した大型サポートクッションを装備
・オート4輪搭載モデルで最安値
ジョイーはイギリスはツのお洒落なベビー用品ブランド。
チャイルドシートでも有名な同ブランドですが、ベビーカーには特に注力しており、日本国内でもすっかりとお馴染みとなりました。
ジョイーのベビーカーラインアップは豊富で大型の3輪バギーをはじめ、さまざまなジャンルのモデルを取り揃えています。
一番人気は日本ブランドでも多数採用しているA型の両対面タイプ。イギリスブランドでありながら日本の環境に適したA型両対面式モデルが豊富なことで国内ユーザーの選択肢も広がりました。
特に人気なのがここでご紹介するスマバギ4WD。
コンパクトで使い勝手の良いワンタッチ両対面タイプのベビーカーでしかもオート4輪を装備。オート4輪はコンビ、アップリカ、ピジョンの3メーカーしか採用されていませんでしたが、第四の勢力として注目を集めています。
イギリスブランドらしく一味違ったテイストを持ちながら日本ライクな使いやすさを融合した数少ないモデル。
一番の特徴はオート4輪搭載モデルの中で最安値なこと。2万円を切るオート4輪モデルなんて少し前では考えられないことでした。
5.6kgと適度な軽量さとコンパクトさで使い心地も抜群!
高いブランドイメージと高機能、そして超安価となれば誰しも選択肢の一つに加えるでしょう。
カラーはレディバード(レッド)とコバルト(ブルー)の2種類。色に違いにより価格は若干異なりますが、どちらも内容は一緒です。
関連記事:
ジョイー スマバギ4WDのレビュー・評価 良い点と気になる点をピックアップ解説
最上級のクオリティ重視で選ぶ
せっかく使うなら最上級の製品をとお考えの方におすすめ!
赤ちゃんの乗り心地はもちろん、ママの押しやすさや使いやすさ、剛性感のある構造などベビーカーとして必要なポテンシャルを最大限詰め込んだ究極のモデル群です。
各メーカーの看板ともいえる高級機種の場合、かなり高額であることはもちろん、基本的に値下げは期待できません。
しかしながら発売直後から私が個人的に使いたいと思っていたモデルがお手頃な価格になっていたため、強くお勧めいたしたく1機種のみをご紹介いたします。
コンビ アットAttO type-L
・剛性感の高さからくる抜群の走破性
・クイックなハンドリングが可能なシングルタイヤを採用
・あらゆるシーンで活躍する超ハイシート
・所有欲を満たす超高級グレード
アットはコンビブランドベビーカーの最上位機種。
そのためかなり高額と思いきや意外とリーズナブルな価格が目を引きます。
元々6万円を超える価格設定でしたが2020年4月現在では4万円中盤(税込み)という破格値で販売されております。
同コンビのワンランク下の現行モデルよりも1万円以上安いということで知る人ぞ知るモデルとして水面下ではかなりの注目を浴びています。
アットはA型両対面というスタンダードな形態ながら、高い走破性と赤ちゃんの乗り心地に注力したヨーロピアンテイストの高級ベビーカー。
ここでご紹介するAttO type-Lはアットシリーズのエントリーモデル。
上位モデルの AttO type-C 、AttO type-S と基本構造は変わりませんが、大きな違いは本モデルのみ4輪すべてがシングルタイヤ構造になっていること。
シングルタイヤはクイックに方向変換できるのでタイトな空間での移動に最適。
ベビーカーに4万円超えはキツイかもしれませんが、購入資金に余裕のある方はご一考を!
関連記事:
【コンビ新型ベビーカー】アットAttOの特徴や詳細をレビュー!気になるあの箇所についても解説します
軽さで選ぶ
とにかく軽いモデルをお探しの方へおすすめ!
「軽さ」はベビーカー選びには最も重要視するポイントの一つになっているのは昔も今も変わりません。
「軽さが一番!」とにかく軽量のモデルから選びたいという方におすすめのモデルをご紹介していきます。
約10年前よりベビーカーにとって「軽い」ということは機種選択の際の大きな理由となっております。
最近では軽さだけではなく、機能性も併せ持ったモデルに人気が集中している傾向にあります。
「軽さと機能性」を融合したあのモデルが超お得値で販売されていますのでご紹介いたします。
アップリカ ラクーナエアー
・オート4輪を搭載しながらわずか4.6kgという超軽量!
・軽量でもしっかりとしたフレーム構造で走行性は◎
・お出かけ時に負担にならないコンパクト設計
2020年現在、最も売れているベビーカーは新生児期から使えるA型モデルで軽量なことが条件になってきています。
しかも機動性の高いオート4輪が搭載されているモデルが主流。
この条件に適合するモデルはコンビ スゴカルシリーズ、アップリカ ラクーナシリーズ、ピジョン ランフィシリーズの3機種がメジャーな存在です。
それら重量は5~5.6kgぐらい。
この車重が一般的には「軽い」とされていますが、それ以上の軽さを求めるニーズもかなりあります。
そこで登場したのがラクーナエアー。
たった4.6kgの重量でありながら、重量過多になちがちなオート4輪まで搭載されている優れもの。
アップリカ製品であること、軽量・コンパクト、しかもオート4輪搭載とくれば人気になるもの納得できます。
さいぞかしお高いのかと思いきや2020年4月現在では3万円を大幅に割り込む超破格値をつけております。
その理由は後継機種のラクーナエアーAB、ラクーナエアーACが発売されたことが要因として考えられます。
しかしながらそれら後継機種はモデルチェンジというよりマイナーチェンジに留まっており、基本構造は一緒。カラーの違いのみといってもよいでしょう。
確かに人気薄のパステルカラーであることも安価の理由といえますが、初夏に突入するこのシーズンにはぴったりの配色で個性を発揮されたい方にはうってつけのカラーといえるのではないでしょうか。
カラーのお好みが合致すればこれほどお買い得なベビーカーはありません。
関連記事:
アップリカ ラクーナエアーの評価は?ユーザの口コミ情報をまとめてみた
さいごに
3つのカテゴリーから全部で5機種をご紹介してまいりました。
日本ブランドのベビーカーは基本的に値下げはされませんが、新しい機種が出るタイミングで大幅な値下げをされることがあります。
売れないから値下げをするというより新しいモデルを売るための在庫処分的な意味合いがあるのかと思います。
モデルチェンジをしたからといってニューモデルが劇的に進化することはほとんどなく、ベースが一緒のマイナーチェンジが主流となっているため、旧モデルはある意味とてもお買い得と言えるのです。
そのあたりを理解している方は多く、ベビーカー選びを熱心にしている方はここでご紹介してきたモデルは確実に狙っているのです。
賢い買い物になることは間違いありません。
あなたのお好みはありましたか?
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